ベルマーク運動説明会　５月２９日(木)大分

(2014/06/09)印刷する

大分市立豊府小学校左から昨年度ベルマーク部長の下川こずえさん、副部長の中間恵理子さん、中村百合さん、藤田由紀子さん
地域と一体、子どもたちを手厚く応援　豊府小学校は、大分市中央部の南にあって、国道２１０号線や１０号線、ＪＲ久大本線、大分川に囲まれたところにあります。近くに市美術館や石仏、お寺などがあり、新しさの中に歴史を感じさせる校区となっています。昨年、創立４０周年を迎えました。新入生１３４人が入学し、児童数９０５人、クラスは３０学級の大規模校です。　学校では、「自ら学ぶ意欲と主体的に判断する力を持ち、たくましい実践力と豊かな感性を身につけた子どもの育成」を教育目標に掲げ、「よく聞き、考え、学ぶ子ども（かしこさ）」「きまりを守り助け合う子ども（あたたかさ）」「心と体をきたえる子ども（つよさ）」の育成に力を入れています。　豊府小学校では、１１月に地域の人たちと一体になって「豊府まつり」と「ふれあい文化交流会」を行っています。体育館で発表会や作品展示、歌や踊り、幼稚園児のお遊戯などがあります。自治会やボランティアの会による「バザー」や「うどん」「かしわ飯」などの出店や、ＰＴＡの「くじ引き」「ヨーヨーすくい」「ジュース」、父親の会の「山菜おにわ」「ももやき」「もちつき」などいろいろなイベントがあります。ベルマーク部は「お菓子セット」を販売しました。　「ふれあい文化交流会」では、地域の方々を講師としてお招きして、絵手紙やたこ作りなど教えていただき、全校児童で楽しく作り、学びました。　豊府小学校のＰＴＡは執行部をはじめとしてその他６つの専門部で成り立っています。このうち、ベルマーク運動は専門部の一つである施設ベルマーク部が中心となり、活動しています。部員は９人で児童数が多く、部員だけでは大変なので、各クラスの副委員長にクラス分の集計をお願いしています。　新一年生には５月になると牛乳パックを持って来てもらい、部員がベルマーク入れを作ります。ベルマーク入れは、家の方と一緒になって集めてもらうことで、ベルマークへの関心を深めてもらい、たくさんのベルマークが集まるといいなと思い、作製しています。　ベルマークの収集はまず、毎月末に担任の先生からベルマーク袋を配ってもらい、締め切りの翌月５日までに子どもたちがベルマークを持ち寄ります。そのクラス分のベルマーク袋を副委員長の子どもさんが持ち帰り、自宅で仕分けます。　仕分けは会社番号別にしたあと、点数別にも小袋に分け、ミニ集計表にクラス、会社番号、会社名、枚数、点数を書いて合計を出してもらいます。数が多いベルマークは１０枚ごとにテープやホチキスで止めたりして集計しやすくしています。翌週には、学校に持ってきてもらい、ベルマーク番号の収集箱に入れてもらいます。　部員は、自分の担当するベルマーク番号の封筒を持ち帰り、クラスのミニ集計表と中身をチェックしながら、全校分を集計表に集計します。各部員で集計を終わらせ、学校に持ってきて、すべての合計を出します。この「ベルマーク」と「送り状」を財団に送るのは、３月、４月、５月、８月を除く毎月です。また、ベルマークと一緒にテトラパック製紙容器、インクカートリッジの回収、発送もしています。　年１回、地区の自治会の回覧板にもベルマーク袋を入れてもらっています。回覧板は４７９枚あるので、たくさんの地域の方に協力していただいています。幼稚園、近くのスーパーや金融関係など７店舗にも回収箱を置かせてもらい、部員が回収し、集計しています。　１月は自治会と店舗の回収分の集計があるので、とても多い枚数になります。枚数の多い店舗の分は、担当部員が数回に分けて回収しておき、集計日に備えて早めに仕分けの準備をしています。　「ベルマークだより」は年３回発行し、クラスの枚数、点数の報告、ベルマークの切り方やテトラパック、インクカートリッジの収集のお願いなどを載せています。　１９７４年１１月にベルマークに参加し、２０１２年７月には１０００万点を達成しました。２０１３年度はプロジェクターやつい立て、担架収納、手洗いチェッカー、自動血圧計など購入しました。友愛援助で、東日本大震災援助事業とラオスでの学校図書室開設プロジェクトのため、４万円ずつ寄付を毎年、続けております。古切手集めのボランティアもしています。　昨年度は２３万点の目標を目指して頑張りました。たくさんの方々の協力のおかげで、２０万点を超すベルマークを集めることができました。これからもＰＴＡの皆さんや地域の方々に協力してもらい、根気よく地道にベルマーク運動を続けていきたいと思います。
（スライドショーを使って発表）＝大分市のコンパルホール文化ホール