静岡県磐田市の竜洋公民館(なぎの木会館内)で10月27日に開かれた同県公民館大会で、ベルマーク運動が公民館にも拡大されたことを紹介する資料が参加者に配布されました。
大会は同県公民館連絡協議会(櫻井一男会長、244館)の主催で、市町の教育委員会や社会教育関係団体の関係者ら計約500人が参加。表彰などのほか、生涯学習時代にふさわしい公民館活動のあり方などを研究、討議しました。
同協議会はベルマーク運動に好意的で、隔月で発行している機関紙「たちばな」の10月号では4分の1ページを割いて、「ベルマーク運動 公民館へも」の記事を掲載しています。大会で資料を配布することについても、受付に机を用意するなどして協力。開会前には「配布資料の中にベルマークへの参加を呼びかける資料が入っています。ぜひ協力をお願いします」という案内放送も流れました。
受付で参加者から、プリンターの使用済みカートリッジ回収がベルマークの点数になることについて質問があり、ベルマーク財団の担当者が細かく説明する場面もありました。
申し込み第1号は袋井市の公民館
大会が終わって間もなく、同県袋井市の三川公民館(池野美弘館長)から財団に、ベルマーク運動への参加申込書が届きました。公民館の参加としては県内第1号です。
同館は管内戸数700余で、比較的小規模な部類に入りますが、市中心部から離れている分、地区の中核組織としての役割は大きく、活動は活発です。社会教育など本来の活動のほか、防犯、防災、健康づくり、地域づくりなどさまざまな事業に取り組んでおり、昨年度は優秀な公民館として文部科学大臣表彰を受けています。こうした活動に、これからはベルマーク運動が加わるわけで、カートリッジ回収による環境保全、再資源化、さらにはさまざまな援助活動につなげようと期待を寄せています。
(2006/11/9)
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