記事目次



さいたま市社会福祉協議会の広報紙にベルマーク運動紹介

 さいたま市社会福祉協議会が発行する広報紙「ポケット」秋号にベルマーク運動が紹介されました。「ポケット」は、2001年に浦和、大宮、与野市が合併して発足したさいたま市の49万全世帯に年4回配られており、秋号は10月初めに出たばかりです。
  フルカラー8ページのうち「役立てよう!使用済み資源」という2ページの特集の中の6項目の一つとして取り上げられ、「食品や文具品、日用品などいろいろな商品についているベルマークを集めるベルマーク運動は、PTA、企業、ベルマーク財団がスクラムを組んで進めているボランティア運動です・・・ベルマークを集めた預金で、必要な教材や備品を協力会社から購入すると、その代金の1割がへき地の学校や養護学校、発展途上国の子どもたちへの援助資金になります」などと紹介。ベルマーク運動の仕組みを説明したイラストも付いています。
  このほか、使用済みプリペイドカードや中古衣料を集め、換金したお金を海外支援に活用するなどの活動をしている市内の団体が取り上げられています。この特集のねらいを「生活の中で、比較的収集しやすいものに絞り、ボランティアやNPO団体、地域の社会福祉施設などで回収され、小さなことが大きく役立つような使用済み資源を紹介した」と同協議会は説明しています。
  その後、この「ポケット」を見た方からベルマークを寄贈したい、というお便りが財団に届いています。
(2006/10/6)


埼玉の公民館で「ベルマーク展」

 埼玉県蕨市の東公民館で催された生涯学習フェスティバル(9月29日〜10月1日)で、会場に「ベルマーク運動の展示・啓発」コーナーが設けられ、地域の関心を呼びました。4月から公民館もベルマーク運動に参加できるようになり、この東公民館は全国での加入第1号です。「家にたまったベルマークをどうしたらいいか困っていたけれど、やっと活かせることができるわね」。歓迎の声が、参観された方々から聞こえました。
  展示コーナーには、へき地などへの教育援助の写真パネルや、ベルマーク新聞、収集箱などがずらりと並びました。公民館によると、開催した3日間に収集箱の中のベルマークがいつの間にか増えており、「家から持ち寄っていただいたようです」と、手ごたえを話していました。
  東公民館の冨士田始館長と、ベルマーク運動を進めてくださる生涯学習連絡会会長の高松とし枝さんのお話によると、地元の塚越地区は伝統的に住民の連帯感と郷土愛が強い地域です。1962年に公民館が開設されたのも、地元の方たちの働きかけと寄付が大きな原動力でした。こうした地盤の上で、ベルマーク収集箱はすでに公民館のほかに保育園など3カ所に設置されています。
  「地域との連携を着実なものにするために、住民にじっくりと運動を理解してもらい、じわりと広げていきたい」「地域の家庭で眠っている、ベルマークという教育財源をぜひ活かしたい」。冨士田館長と高松会長は、それぞれにベルマークに託した地域への思いを話していました。
(2006/10/5)


千葉県の公民館会議でもベルマーク運動を説明

 千葉県内の公民館連絡協議会事務局長・専門委員長会議が、9月27日、千葉市花見川区の幕張公民館で開かれ、その席上でベルマーク財団の森精一郎事務局長が、公民館や大学まで参加の枠が広がったベルマーク運動について説明し、参加を呼びかけました。
  この会議は、11地区に分かれた県内の各地区公民館連絡協議会の代表と専門委員会の代表が集まり、県内の公民館活動を網羅して話し合うものです。
  財団の呼びかけに出席者から「たくさんある講座の中から代表講座はどう選んだらよいのか」「事務担当者には公民館の職員がなってよいのか」など、具体的な質問が次々に出されました。配布した資料に熱心に目を通す人もいて、千葉県の公民館関係者のベルマーク運動に対する関心の高さをうかがわせました。
  公民館や大学にはこの4月に、ベルマーク運動への門戸が開きましたが、財団では、8月から9月にかけ全国各地で開かれた全国公民館連合会(全公連)のブロック大会にも出向いて運動の説明をしたり、参加を呼びかけるなどしており、今回の説明もその一環です。すでに公民館では埼玉県蕨市の東公民館、大学では東京経済大が名乗りをあげるなど参加の輪が広がっています。
(2006/10/4)