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ベルマーク運動の参加枠が拡大
全国公民館連合会のブロック大会で運動参加を呼びかけ

 「公民館もベルマーク運動に参加できるようになりました。ぜひ参加を検討してください」――ベルマーク教育助成財団では、大学や生涯学習の場である公民館などにも門戸を開いたベルマーク運動を広めるため「全国公民館連合会(全公連)」が全国各地で開いているブロック大会に、ベルマーク財団からも出向いて、運動への参加を呼びかけました。
  初めに8月24、25両日、愛知県豊橋市「東海・北陸ブロック」、前橋市「関東・甲信越・静岡ブロック」、次いで9月7、8両日の松江市「中国・四国ブロック」、鹿児島市「九州地区ブロック」の各大会にそれぞれ出席して、大会参加者に資料を配布しました。財団では、これからも他のブロック大会でも同様の呼びかけを予定しています。
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●東海・北陸ブロック大会 「公民館が未来を創る〜『ふれ愛・まなび愛・ささえ愛』活動を通して〜」をメインテーマに、豊橋市の会場に6県の公民館長や市町村教育委員会の担当者ら約1300人が参加。ベルマーク財団では、主催する愛知県教委と豊橋市教委の協力を得て、出席者全員に呼びかけチラシを配るとともに、興味を持たれた人たちにベルマーク一覧表やベルマーク手帳、ベルマーク新聞などを渡して説明しました。
  「生涯学習の場にもベルマークとは・・・。なるほど」「子どもが通学していたころ、私も懸命に集めた。またできるなんて楽しそうですね」「趣味の教室が終わった後、少しずつ作業するのなら・・・。みんなと相談してみます」などと、反応は上々。手帳や新聞を広げて話す輪がいくつも出来ました。
  開幕のアトラクションとして、ベルマークの累計点数が930万点にも達している藤ノ花女子高校(豊橋市)のマーチングバンド「レッドペッパーズ」が力強く軽快な演奏を披露、大会を盛り上げていました。
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●関東・甲信越・静岡ブロック大会 今年は公民館が誕生して60年目という節目の年。「公民館の原点から新たなる創造へ〜つどう・まなぶ・ひろげる公民館〜」をテーマに、北関東の前橋市に1121人が参加して開かれました。
ベルマーク財団は、開会式前の時間をいただき、各都県の公民館連絡協議会会長のみなさんにベルマーク運動について説明し、参加を呼びかけました。資料を配布し、運動の歴史や様々な援助活動を紹介すると、みなさん関心を持たれた様子。「役場の承認がなくても参加できますか」という具体的な質問や、「30年も前にマークを集めたものですよ」といった声が聞かれました。
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●中国・四国ブロック大会 「人と地球の縁結び 夢をはぐくむ公民館 心豊かなふるさとづくりー」ーをテーマに松江市に8県から関係者約1600人が参加して開かれました。会場の県民会館では、財団職員から参加呼びかけの資料が配られました。参加者らは資料を手に「ベルマークかぁ、なつかしいね」と話していました。
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●九州ブロック大会 鹿児島では「時代の要請に応える公民館」をテーマに開かれました。7県から公民館長や教育委員会などの関係者1500人が参加しました。財団は、主催の鹿児島県教委に協力いただき、初日の8分科会場で、参加者全員に呼びかけチラシを配りました。また、大会前日に開かれた理事会では、各県理事約40人にベルマーク手帳、ベルマーク一覧表などを渡して、協力を呼びかけました。
(2006/08/31)


大学や公民館もベルマークの参加団体に
参加枠の拡大を呼びかけるポスター完成

 これまでベルマーク運動に参加できるのは学校・PTAに限られていましたが、4月から新たに文部科学省の大臣認可がおり、公民館や生涯学習センターなどの社会教育施設の学習団体や、大学、短期大学などもできるようになりました。ベルマークが世代を超えた運動になったのを機会に、大学・公民館に向け、ベルマーク運動へ参加を呼びかけるカラーポスターが完成しました。
  イラストの上段は、鳴り響くベルマークの鐘に子どもたちが喜び、海外にも「愛の鐘」が飛んで行きます。下段には運動を支える大人の人たちの姿が描かれています。
  イラストはベルマーク新聞の4コマまんが『ベルちゃん』の筆者・喜田川まさゆきさんと『ベルマークのひとコマ』の筆者・つのださとしさんが担当しました。
(2006/08/16)