2010年の協力会社懇談会と協賛会社懇談会が3月9日と11日にそれぞれ、都内のホテルで開かれました。2009年度に実施  した事業などを含むベルマーク運動の現況と50周年にあたる2010年度の事業計画、新年度予算などについて事務局から報告し、これからの運動のあり方や各社の取り組みについて意見を交換しました。また協賛会社懇談会では、市場調査費が1億円を超えた株式会社クレハとラッキーベル株式会社の2社に感謝状と記念品が贈られました。
協力会社懇談会には13社21人、協賛会社懇談会には42社63人の出席がありました。
両懇談会とも、野ア弘・常務理事(元文部事務次官)が「ベルマーク運動が長く続いてきたのも、皆さん方のご支援のおかげです」と謝意を表し、「50周年を機に、新たなベルマーク運動の構築を目指していきます。これからもお力添えをお願いします」と挨拶。続いて末吉正憲・事務局長が、少子化や市町村合併などで学校数が減少するなか、参加学校・団体は前年より26団体減少して28、424校・団体となりましたが、集票点数は4億8000万点を達成し、3連続で増加。お買い物総額も5億2600万円余で前年を2000万円ほど上回ったことなどが報告しました。また50周年記念事業、公益法人移行の申請、ベルマーク運動再生5カ年計画などを含む2010年度の事業計画や援助計画について説明しました。
協賛会社の市場調査費1億円達成は、クレハが41社目、ラッキーベルが42社目になります。ラップなど家庭用品のクレハは、1996年4月に協賛会社になり、13年での達成となりました。佐藤通浩・家庭用品企画・開発部部長に、野ア常務理事から感謝状と記念品として「七宝焼きの花器」が贈られました。運動靴などのラッキーベルは、運動がスタートした翌年の1961年7月に協賛会社になりました。有吉譲治・経営企画室長に同じく感謝状と記念品が贈られました。
また、今年1月から新加入の住友スリーエムが紹介され、牧野泰之・MRO及びホーム・インプルーブメント事業部マネジャーが「昨年キッチンスポンジで参加させていただきましたが、新たに粘着フック・接着剤でも参加させていただきました。ベルマーク番号は20番と21番です。より便利な製品の開発、販売に努め、社会貢献活動にもつながればと思っています」とあいさつ。懇談会では参加者に製品の粘着フックを配ってアピールしていました。
《写真》感謝状を手にしたクレハの佐藤さん(左)とラッキーベルの有吉さん。右にあるのが記念の七宝焼き
(2010/03/12)
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