 お菓子売り場にベルマークがついている商品をまとめたコーナーを設けてみませんか? 名古屋市港区の菓子食品商社「株式会社正直屋」(宮田大司社長)が、スーパーやコンビニの店舗責任者らを対象に開いた展示会で、こんな提案をしました。
タイトルは「ベルマークで社会貢献」。陳列棚に協賛会社である森永製菓、ロッテ商事、ブルボン、明治製菓、湖池屋の各種商品を並べ、ベルマーク運動の意義や援助の現状などを解説したボードを張り出しました。またベルマーク一覧表と朝日新聞のベルマーク広告特集を並べ、誰でも自由に持ち帰れるようにしました。
コンセプトは「売り場に点在しているベルマーク商品を集合陳列して集めている人に分かりやすくし、集めていない人たちにも社会貢献への『気持ち』ができるようにする」ことです。また「店舗の商圏内にベルマーク運動に参加している学校や幼稚園があれば、地域密着の売り場としても期待できる」としています。
展示会は7月2〜4日に名古屋の本社で開かれました。今年のテーマは「プラス」で、従来の商品展示から一歩進んだ売り場づくりを計29通り提案しました。ベルマークのほか、「赤ちゃん向け商品」「材料が同じ産地の商品」「100円均一商品」「カロリーコントロールにこだわった商品」「キングサイズ商品」「フルーツ系商品」など、さまざまな切り口でまとめました。菓子メーカーが自社商品を展示紹介するコーナーもあり、会場は期間中、大勢の関係者でにぎわいました。
<写真> さまざまなタイトルの一つとして提案されたベルマークをテーマにした売り場
=名古屋市港区の正直屋で
(2008/8/7)
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