料理人やスタッフらでつくる日本鉄板焼協会(事務局・大阪市、土居義雄会長)が2月12日、京都市で第3回総会を開き、  ベルマーク活動に協力することを決めました。今後は約400人〈団体〉の会員にベルマーク収集を呼びかけていきます。ベルマーク運動に協力することによって、会のモットーである「食楽平和」を次世代につなげていきたい、と話しています。
鉄板焼に関わるスタッフの情報交換の場として前身の「鉄板焼の会」が1988年スタート、2006年2月に現在の協会となりました。鉄板焼の技術向上や技術の普及、PRを行うことを目的にしており、技能認定試験の実施や全国各地での特産品での商品の研究開発もしています。
社会貢献活動としてベルマーク運動に着目したのは「子どもが大きくなれば見向きもされなくなるベルマークを何とか活用できないか」と。協会は食の安全性、食文化の向上を進めていますが、いまだに世界には貧しくて十分食べられない子がたくさんいます。こうした中で、子どもたちに未来を託すベルマーク運動を通じて「食楽平和」の精神を次世代につなげたいといいます。

協会では全国の会員に収集を呼びかけますが、会員が働くホテルなどの職場には数百人の従業員がいるなど裾野は広く、それらの人々へもベルマーク運動を広げていきます。集まったマークは年1回ぐらい集約して、マークをベルマーク教育助成財団に送り、役立ててもらう考えです。
食に関わる人たちが多いだけに、砂糖、マヨネーズなどベルマーク製品を業務用に大量に使うこともあり、収集に期待を寄せています。
<写真上> 会員にベルマーク収集を呼びかけることを決めた日本鉄板焼協会の総会=京都市内のホテルで
<写真下> 日本鉄板焼協会の土居義雄会長
(2008/2/25)
|