お知らせ


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スコーレ協会が財団を訪問

 ベルマーク活動を通して、障害を持つ子ども達が暮らす福祉施設を支援している社団法人・スコーレ家庭教育振興協会(永池榮吉会長)の職員が、7月24日、東京・銀座のベルマーク財団を見学しました。
訪れたのは、月刊「すこーれ」編集長大場繁さんと秘書室長勝田佐紀子さん、長年マークの整理に携わってこられた吉澤文枝さんの3人です。年2回発行する会員向け広報紙「すこーれボランティア通信」に、ベルマーク運動を掲載するのが目的でした。 
スコーレ協会は、22年前に設立した生涯学習を目的とする団体で、会員は全国に約2万人。取り組みのひとつである「収集ボランティア」として、未使用ハガキや使用済み切手などと共にベルマークを集め、社会福祉施設の東京都渋谷区にある福田会や北海道旭川市にある北海道療育園などを、親代わりになって支援しています。
各地で集めて整理したマークは、東京都町田市にある協会本部に集められ、吉澤さんが中心になってまとめて、参加施設の名で財団に送ります。これまでに集めたマークは約1900万点。そのうち1600万点を贈られた福田会は、集票点数全国2位、設備充実のための貴重な財源にしています。
「会員さんたちが地域を一軒一軒回って集めたマークです。お役に立ってうれしいです」と勝田さん。「財団でマークがていねいに点検されているのに驚きました。これからも細かいところに気をつけてきれいに整理したい」と、吉澤さんは話していました。
(2002/7/31)


「ベルマークを集めてブランコを贈りたい」
女性アーティストグループが財団を訪問

中・高校生からなる女性アーティストグループBON-BON BLANCO(ボンボンブランコ)のメンバーが7月18日、ベルマーク財団を訪れました。
 7月のデビューにあわせて「ベルマーク集めをみんなに呼びかけて学校などにブランコを寄贈する」というキャンペーンを企画、そのあいさつのためです。
 イズミ、マコ、アンナ、トモヨ、ルリさんの5人。グループ名は「いけているじゃじゃ馬」といった意味でラテンとダンス・ポップ音楽をミックスした情熱がウリです。
 小学校時代にベルマーク運動の経験者が3人もいます。ベルマークならなじみのあるボランティア。集めたマークを希望する学校に贈って、グループ名にちなんだブランコを購入してもらおうというわけです。
 5人は財団の富田順也事務局次長から「ベルマークは自分の学校のためばかりでなく子どもたちのため国の内外でさまざまな援助活動に役立っている」という説明を受けて、その広がりに改めて驚いた様子でした。
 メンバーはベルマーク一覧表で見覚えのある協賛会社の名前を見つけては「これも集めなくては」と張り切っていました。8月発行の音楽情報誌「ザッピィ」でマーク集めへの協力呼びかけやブランコを希望する学校を募集するそうです。
(2002/7/19)


千葉のミニコミ紙「地域新聞」が財団取材

 「ベルマークは今も元気なんですね」――千葉県八千代市に本部のあるミニコミ紙「地域新聞」のレポーター川口江梨さんが、7月12日、ベルマーク教育助成財団を訪ねてきました。「先日、習志野市立第一中学校にうかがった折、PTAの人たちから、私たちのベルマーク活動が財団の広報用ビデオに載りました、とうかがいました。ぜひ『ベルマークの今』を取材して、地域のみなさんに紹介したい」と、財団のホームページでじっくり下調べをしてからの訪問でした。
 財団の吉川俊夫常務理事から財団の沿革、運動の広がり、援助事業などビデオやプレゼンテーションを使って詳しく説明を受けました。ビデオの画面に習志野市立第一中学校の生徒たちの姿が映し出されると「あ、これですね」と、うなずいていました。さらに地元・千葉県の学校の活躍ぶりをデータで確認しながら職員から聞いていました。
(2002/7/17-2)


「ベルマークの仕組みを知りたい」
総合的な学習で中学生が財団訪問

 「ベルマークの仕組みを教えてください」――東京都港区立港陽中学校(渡辺徹校長)の2年の女生徒が、7月9日、東京・銀座のベルマーク教育助成財団を訪れました。降旗さんは学校の総合学習の「ボランティア部門」の中でベルマークを選びました。同中はベルマーク運動には未参加ですので、初めの調べは、財団のホームページで勉強して予備知識を得てきました。財団職員から、ベルマークの仕組みと運動の歴史などの話を聞き、ビデオやプレゼンテーションを使って、活動の進め方や援助事業などの説明に、うなずきながら熱心に見入っていました。
 同中の総合学習のテーマは、ボランティアのほかに、国際理解、環境、風力、水、福祉など4年前から幅広く展開し、生徒たちは校外に出向いて自主的に「調べ学習」を行っています。
(2002/7/17-1) 


今年も盛況でした「ベル運動説明会」
体験発表も各地で多彩に

 新年度のベルマーク担当になったお母さんや先生たちを対象にしたベルマーク運動の説明会が今年も5月の連休明けから開かれ、6月28日の大阪B、甲府会場を最後に全日程を終了しました。どの会場も、お母さんたちの熱気でいっぱい。累計点数200億点を達成したパワーで満ちあふれていました。
 説明会はお母さんたちや先生方にベルマーク運動の歴史や現況、取り組みの具体的な仕組みなどを知っていただくために、毎年この時期にベルマーク教育助成財団が開いているもので、今年は昨年度より多い93都市95会場で延べ102回行われ、5,640校・園から17,175人が参加しました。
 財団では、この説明会を、「運動のお手伝いをする財団とPTAの皆さん方が直接意見を交わすことが出来る大切な接点」と位置付け、「一人でも多くの方のご参加を」と呼びかけてきました。
 今年の説明会では、財団は冒頭のごあいさつや、運動の経過・概要説明、また実際の活動に必要な資料の取り扱いなどの説明に、初めてパソコンを使ってスクリーンで見ていただくビジュアルな手法を導入。会場のお母さんたちからは、「分かりやすいですね」との感想も聞かれました。
 それぞれの地域の活動校による体験発表でも、パソコンによるプレゼンテーションが増えました。体験発表では、マークの集計に計算ソフトを使って省力化をはかっているケースや、地域・卒業生の家庭へと運動の拡大を図り、ベルマークを仲立ちにして学校と地域が新しいコミュニティー作りに取り組んでいる姿がひときわ浮き彫りにされました。
(2002/7/4-4)


へき地学校スポーツ振興へ
ベルマークへ今年も助成金贈呈
財団法人水野スポーツ振興会

 「へき地学校のスポーツ振興のために役立ててください」と今年も財団法人水野スポーツ振興会(水野正人会長)からベルマーク教育助成財団に助成金100万円が贈られました。
 5月30日午後、同振興会の内橋悟事務局長が東京・銀座のベルマーク財団事務局を訪れ、常務理事の吉川俊夫事務局長に手渡しました。
 ベルマーク財団は今年度、へき地学校などに対する援助の中で「ソフト援助」を充実させることになり、これまでのベルマーク劇場や1輪車の講習会、理科の実験名人ベルマーク教室に加えて「ベルマーク走り方教室」と絵画教室を開催します。
 「ベルマーク走り方教室」は、ベルマークの協力会社である美津濃株式会社の協力を得て、ミズノトラッククラブに所属する陸上競技の一流選手団を講師として派遣、ウオーミングアップの仕方や走り方の基本を教えると共に、陸上の楽しさを実感してもらう企画です。
 吉川事務局長は、「寄贈の趣旨に沿うよう、へき地学校などのスポーツ振興に使わせていただきます」とお礼を述べました。
 同振興会は、アマチュアスポーツの普及と振興を目的に70年に設立され、毎年スポーツ諸団体に助成を続けています。今回で32回目となりました。
(2002/7/4-3)


「広がれボランティアの輪」
連絡会議が代々木で年次総会

 全国のボランティア団体で組織している「広がれボランティアの輪」連絡会議は、6月21日、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、総会とシンポジウムを開きました。この会議は平成6年に発足、民間のボランティア活動を推進する団体(NGO、NPOなど)が、相互に活動の主体性を尊重しつつ、広報やキャンペーン活動、ワーキング開催などの振興のために連携しています。今年度から新たに5団体が加わり、55団体で構成しています。ベルマーク教育助成財団は平成12年度から参加しています。
 総会のあと午後から、2部にわたって「ボランティア・市民活動は新しいコミュニティづくりにどのどのような貢献ができるか」をテーマに、シンポジウムが開かれました。
 第1部は桃山学院大学社会学部長の上野谷加代子さんが、2部はジャーナリストの村田幸子さんがそれぞれコーディネーターになり、シンポジストには、お年寄りのための「にこにこ喫茶」を経営、ふれあいのたまり場づくりに励んでいる元保健婦さんや地域で地道にボランティア活動に取り組み、成果をあげている9人の体験発表があり、シンポジウムは盛り上がりました。
(2002/7/4-2)


総合学習のテーマに
ベルマーク調べに訪問
群馬県の休泊中の女生徒たち

 6月11日午前、群馬県太田市立休泊中学校の女子生徒たちが東京都中央区銀座のベルマーク教育助成財団を訪れ、運動の仕組みやボランティアとしての活動などについて勉強しました。
 訪問したのは、同中2年C組の島田奈実さん、小林知紗さん、萬年由佳さん、生沼美穂さん、福沢佳奈さんの5人です。総合学習のテーマにベルマーク運動について調べようと話し合い、修学旅行で東京にきた機会に財団を訪ねました。
 島田さんらは、「ベルマークの名前と形の由来」「ベルマーク財団の組織」「マークはどんなものにつけられているのか」「点数の基準は」など知りたい事柄をあらかじめたくさん用意、一つ一つの答えに、熱心にメモを取っていました。
 この後、全国の参加校から送られてきたマークの小荷物が保管されている倉庫や、マークを点検する検収係、貯めたベルマーク預金でお買い物をするお手伝いを担当している学校設備係などのセクションを見学、職員の説明を一言も聞き漏らすまいと耳を傾けていました。
 同中は1991年から運動に参加していますが、実際の活動は停止したままです。生徒たちは、「学校に帰ったら、先生たちと相談して、活動をスタートさせたいです」と話していました。
(2002/7/4-1)
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