◆◇◆ 財団から募集しています ◆◇◆


目次




ベルマークコンクール便りの作品を募集します

 2010年の第25回ベルマーク便りコンクールの作品を募集します。家庭や児童・生徒たち、地域の人たちに、ベルマーク運動への協力を呼びかけるために、参加団体の皆さんが製作し、配布しているものをお送りください。09年の第24回コンクールは募集が終わりました。結果はベルマーク新聞10年1月新年号やホームページをご覧下さい。
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応募方法
定期的に発行されている広報紙やお知らせのプリントをはじめ、特集号や冊子などで過去1年以内に制作されたもの。サイズは問いませんが、年間の活動状況が分かるように、なるべく多数の作品を送ってください。
あて先
〒104−0061 東京都中央区銀座6−6−7
財団法人ベルマーク教育助成財団「ベルマーク便りコンクール」係。
団体名は略称の「ベルマーク財団」でも結構です。
締切日
2010年9月30日(木)=当日消印有効。
入賞作品発表
入賞校はベルマーク新聞とホームページで発表、入賞作品はホームページで掲載します。
賞金と参加賞
入選10点には各3万円、佳作10点に各1万円、コンクールに参加した学校には図書カードを贈呈します。

第12回友愛援助、5事業を募集

 「ベルマーク預金を直接、援助資金として役立てよう」−こんな趣旨で始まった友愛援助の募集が、今回2009年度で12回目になります。紛争や貧困などで教育を受けられなかったり、苦しんでいる開発途上国の子どもたちを支援する事業が大半を占めていますが、かつては国内の病院内学級の子どもたちや、噴火などで被災した子どもたちへの支援も含まれていました。
 2009年度の対象事業は(1)アフガニスタンの「寺子屋運動」を中心とする支援事業(2)スマトラ沖大地震・大津波で被災した子供たちへの救援事業(3)カンボジアの子どもたちに対する教育支援事業(4)ラオスの学校に図書室を整備する事業(5)「子供の森」計画支援事業、の5つです。ベルマーク教育助成財団の理事会・評議員会で審査し、選びました。いずれもしっかりした実績のある団体に委託して行います。
 途上国では、ベルマーク100点で苗木1本が買え、18万点で図書室ができます。
 申し込み要項は次の通りです。拠出額は問わず、複数の事業への申し込みも構いません。

《申し込み要項》
受付期間
2009年4月から10年1月31日 
申込方法
所定の申込用紙に事業名、拠出金額をご記入の上、学校長、PTA会長の承認印を押して、財団「友愛援助係」に郵送してください。申込用紙は、ベルマーク手帳などの新年度資料に同封してお送りしましたが、財団に申し込まれれば郵送します。
処理方法
各PTAの「ベルマーク預金口座」から引き落とし、受領書をお送りいたします。
事業実施
2010年度の早い時期。実施後に各PTA・団体に結果を報告します。
問い合わせ先
〒104−0061 
東京都中央区銀座6−6−7朝日ビル 
財団法人 ベルマーク教育助成財団 「友愛援助」係
TEL 03−3572−4937
FAX 03−3571−8464
E-mail:toiawase@bellmark.or.jp

第12回友愛援助の内容
(1)アフガニスタンの「寺子屋運動」を中心とする支援事業 【日本ユネスコ協会連盟】
 アフガニスタンは20年以上にわたる内戦と、その後の紛争で、多くの社会的混乱のため教育の機会を奪われ、初等教育を受けられずにいる成人や子どもたちが数多くいます。ユネスコ協会では、識字や職業訓練を受けられるように学びの場所を提供し、貧困の解消をめざします。同時に平和なアフガニスタンの復興のため、教育を通じて国の未来を担う子どもたちに、さまざまな寺子屋プログラムを実施し、教育の向上、貧困の解消を目指しています。

(2)スマトラ沖大地震・大津波で被災した子どもたちへの救援事業 【ジョイセフ】
 2004年12月に発生したスマトラ沖大地震と大津波はスマトラ島北部と西海岸に甚大な被害を与えました。復興活動支援を続けてきましたが、住民の生活はまだまだ極めて厳しい状態におかれています。救助に入っていたボランティアのほとんどが引き上げた中、ジョイセフでは、現地の子供たちを少しでも励ますために今年度も引き続き救援活動を行います。

(3)カンボジアの子どもに対する教育支援事業 【日本ユニセフ協会】
 長い間紛争が続いてきたカンボジアでは深い傷跡が残り、子供たちは依然として厳しい環境の中で生きています。子供たちの権利を守り、保健・衛生、教育の向上のため、幼稚園や「親業教室」の開設などの事業を推進しています。
《写真》 完成した雨水タンクを前に喜ぶカンボジアの子どもたち=日本ユニセフ協会提供

(4)ラオスの学校に図書室を整備する事業 【ラオスのこども】
 まだまだラオスでは教育環境の整備が遅れています。特に子供の本は慢性的に不足し、読み書きや必要な表現力を身につけにくい環境にあります。図書室を備えた学校も少ないため、本の配置はもちろん、空いた教室を整備して本棚や机などを入れて図書室づくりをしています。委託先の「ラオスのこども」は、識字教育などを中心にした、子供の教育について幅広い活動を続けているNPOです。

(5)「子供の森」計画支援事業 【オイスカ】
 熱帯林の破壊は大きな環境問題となっています。タイなどで、いま「子供の森」計画が、現地の子どもたちを主役にして、学校単位で進められています。ベルマーク100点が苗木1本になります。委託先の「オイスカ」は開発途上国で環境保全、教育をテーマに活動する国際NGOです。