ベルマーク便りコンクール特別賞・小金井市立小金井第三小


(2026/02/12)印刷する

 2025年度の「ベルマーク便りコンクール」で特別賞を受賞した東京都小金井市の市立小金井第三小学校(黒木智道校長、児童861人)を訪問して、お話を伺いました。

 同校はベルマーク運動が始まった翌年の1961年から参加しています。1975年にいったん休止しましたが、2009年に再開。現在は、PTAベルマークボランティア「サンベル」を中心に活動しています。

 サンベルの名前は「第三小学校のベルマークボランティア」だから。再開時から大切にしてきたのは「参加を強制しない」「楽しく続ける」という姿勢です。

 現在の代表を務める佐々木景子さんは「サンベルは参加を強制せず、集まれる人が、集まれるときに来る。それでも自然と人が集まってくるのが、この活動の良さだと思っています」といいます。

サンベルのキャラクター「ベルリンちゃん」

 サンベルのスローガンは「夢をかたちに」。キャラクターの妖精「ベルリンちゃん」はオリジナルで、イメージカラーは黄色です。ベルリンちゃんが描かれた回収ボックスや配布物を近隣のお店や会社にも置いてもらい、ベルマーク活動を自然と目に留まる存在にしてきました。塗り絵コンテストを行うなど、子どもたちが親しみを持てる工夫も重ねています。

 サンベル創設に関わった八田珠穂さんは、当時を振り返ります。

 「ベルマークを知ってもらうことが、まず大事だと思いました。キャラクターをつくったのも、子どもたちに親しんでもらうため。他のお知らせに埋もれてしまわないように、紙の色にもこだわりました」

キャラクターや色使いにもこだわったお知らせ

 活動の中で大切にしているのは、「何のために集めているのか」を子どもたちに伝えること。ベルマークが何についているのかを知ると、子どもたちは自ら探し、時にはゲームのように盛り上がります。「集める」「集計する」「必要なものを買う」「次に何を買うかを考える」――。この循環を意識的につくることで、活動が「自分事」として受け止められていきます。

ほしいものアンケートと結果発表

 サンベルの雰囲気を一言で表すなら、「ふわっと、ゆるく、集まる」。集計作業の日には、集まれる人が集まります。夜に体育館で子どもの活動がある際、待ち時間の保護者が「待っているだけもなんだから」と集計に加わることもあり、いつしか「夜部」と呼ばれるようになりました。

 月に一度の集計日は、作業の場であると同時に、情報交換やおしゃべりの場でもあります。集計が得意な人、広報が得意な人、先生との調整に長けた人。それぞれの強みが自然に生かされ、活動を支えています。歴代の校長先生や教職員のみなさんとの丁寧なコミュニケーションも、活動を持続させてきた大きな要因です。

 地域柄、転勤族が多く、生活スタイルもさまざまですが、その時々で関われる人が関わり、バトンを渡してきました。危機を迎えた時期もありましたが、話し合いを重ね、乗り越えてきた経験が、今のサンベルにつながっています。

 ベルマークの集計という枠を超え、人が集い、つながる場所。小金井第三小のサンベルの活動には、「続けるためのヒント」と「楽しさ」が、確かに受け継がれています。

作業に集まったサンベルのみなさん。和やかな雰囲気の中、お話は尽きることがありませんでした

ベルマーク商品

カレーの王子さま ルウタイプ

ベルマーク検収

今週の作業日:4/13~4/17
3/6までの受付分を作業中