グループ演技は相手を支えることが大切/広島・鷺浦小の一輪車講習会


(2025/12/08)印刷する

 広島県三原市の市立鷺浦小学校(満田千恵子校長、児童27人)で11月21日、ベルマーク財団主催の一輪車講習会が開かれました。

 同校は瀬戸内海の佐木島にあります。三原港から島の鷺港までは高速船で10分ほど。天気も良く、海も穏やかでした。満田校長はじめ、島外から通う先生や児童たちも同じ船で、私たちに気づいて「おはようございます」と声をかけてくれました。鷺港から一緒に歩いて学校に向かいました。

三原港から船で佐木島に向かいました

 今回のインストラクターは、鈴木奈菜さんと佐藤彩香さん。国内外の大会で活躍し、優勝経験もある実力派です。一輪車の楽しさを知ってもらおうと、各地で指導しています。

鈴木さん(右)と佐藤さんが自己紹介

 鷺浦小は、全校児童が一輪車による演技に取り組み、成果を運動会で披露しています。ロングの一輪車に乗ることができる児童やバック走行ができる児童もいます。1年生も上級生の指導や励ましを受けながら、意欲的に取り組んでいるそうです。

 体育館に集まった児童たちに、鈴木さんが「やってみたい目標をつくってください。そして今日は『やだ』『やりたくない』『むり』という言葉を使わないでね」と励ましてから、技の紹介の開始です。

 まずは基本の補助なし乗車。実演しながら、「姿勢をよくしないとうまく乗れません」「足を止めないで、行きたい方向にペダルを漕ぐ」などのポイントも伝えました。ペダルを前後にこいでその場にとどまるアイドリング、片足走行、バック走行、蹴り上げ乗車、スピン……ひとつひとつ実演しながら、解説していきました。「いま紹介した技は小学生でも頑張ればできるよ」と話すと、児童たちから「へー」と驚きの声が上がりました。

 続いて佐藤さんが音楽に合わせて模範演技を披露しました。色々な技を交え、流れるような動きに、児童たちから歓声が上がりました。

まず鈴木さんが技の実演と解説
佐藤さんの模範演技

 児童たちが一輪車に乗る前には、状態をみんなでチェックしました。点検項目は「タイヤの空気は抜けていない?」「サドルの向きが前後逆になっていない?」「サドルの高さはちょうどいい位置にある?」の三つ。この日は全員ノーパンクタイヤの一輪車だったので、サドルをチェック。鈴木さんから「サドルの位置が逆だと、ペダルを漕ぐうちねじが緩み、ペダルが外れてしまう危険性があるよ」と教わり、みんなで入念に確かめました。サドルの高さも、自分に合うよう調整しました。

サドルの高さはあってるかな?

 実技指導では、2班に分かれました。鈴木さんの指導を受けたグループは、補助なし乗車の練習から始め、2人や3人で手をつないでまわるメリーゴーランドに取り組みました。佐藤さんのグループは蹴り上げ乗車や、みんなで手をつないで輪をつくる演技に挑戦しました。最初はすぐに崩れた輪も、だんだん長くつながるようになり、児童たちから歓声が上がりました。

蹴り上げ乗車を練習
全員で輪をつくることができるかな?
メリーゴーランドに成功

 講習会の最後に佐藤さんが「グループ演技では、相手を支える気持ちが大切。自分がどうしたら、相手がやりやすいかを考えてくださいね」と話しました。鈴木さんは「みんな姿勢がすごく良くなった。それだけでも上手になったことがわかります。1カ月乗らないと忘れてしまうから、毎日少しずつでも練習してください。今日はよく頑張りました」と講習会を締め括りしました。

 帰りの船の時間が迫っていたので、急いで荷物をまとめ学校を後にしたのですが、玄関でたくさんの児童が見送ってくれました。

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