4年生がみんなに教える!/岐阜・東白川村立東白川小で一輪車講習会


(2021/12/16)印刷する

 岐阜県東白川村の東白川小学校(伊佐治晃校長)で11月30日、ベルマーク財団が主催する一輪車講習会が開かれました。今年度4校目の講習会です。

 東白川小は1980(昭和55)年に3つの小学校が統合されて出来ました。いまの児童数は78人。東白川村は、中津川市や白川町に接する山間にあり、一部の人には「つちのこ」伝説で知られている村です。今年はコロナ禍で中止となりましたが、毎年5月には「つちのこフェスティバル」が開催され、多くの人でにぎわうそうです。他にひがし白川茶や東濃桧も有名です。

 伊佐治校長は「14人いる4年生が活発に一輪車に取り組んでます。そこで4年生がいろいろな技を覚え、他学年に教えてあげて、学校全体に一輪車を広げていければ良いなと考えました」と話してくれました。講師は、前日に白川町で実施した講習会と同様、日本一輪車協会の公認インストラクターの佐藤彩香さんと高田朝日さんです。

 午前10時、全校児童が体育館に集まりました。始めに伊佐治校長が「インストラクターのお二人の素晴らしい演技をしっかりと見てください。楽しんで講習を受けましょう」とあいさつ。講師の自己紹介のあと、さっそく模範演技です。ペアとソロの華麗な演技が披露されました。

 その後は4年生だけになり、一輪車に乗れる人と乗れない人に分かれて練習を始めました。みんな、ほとんど休憩も取らず、熱心に実技指導を受けています。校長先生のお話の通り、一輪車に乗れる人も多く、基本の動作を復習した後、すぐに「飛び乗り」や、全員で手をつなぐ「ループ」の技にとりかかりました。技を覚えた人がお手本になり、みんなの前で実際にやってみせるよう指示されます。「緊張する!」「でもやるしかない!」など声を出し、張り切って技を披露していました。講師からは「上手くできる人と一緒に練習してみると、コツがわかって上達できます」というアドバイスももらいました。


 約1時間半の講習の最後に、児童代表からお礼の言葉がありました。「まだ飛び乗りはできないけれど、壁につかまらずに一輪車に乗れるようになりました」と、うれしい感想がありました。

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