福島・川俣町立山木屋中から感謝メッセージ


(2025/02/03)印刷する

 今年度の東日本大震災被災校支援の対象校、福島県の川俣町立山木屋中学校(神尾孝弘校長、生徒4人)から感謝メッセージと写真が届きました。写真には、生徒が穴開けパンチと顕微鏡を活用している姿が収められています。

穴開けパンチ
顕微鏡

 生徒会長(2年)がメッセージを送ってくれました。それぞれの備品がどのように役立っているかを説明してあります。穴開けパンチについては「今まで使っていたものが古く、穴が開かなかったこともありました。今ではずれずに穴を開けることができます」。新しい顕微鏡については「操作することが楽しく、真剣に観察に取り組めました。反射鏡ではなくライトで照らすため、細かい作業が苦手な私でも簡単に操作ができます」と書かれていました。

 原発事故による避難指示が山木屋地区に出されてから、町内の別の地区に学校機能を移していた山木屋中学校。2017年に避難指示が解除され、2018年から元の場所で学校が再開しました。

 このような経緯から、地域の人たちと一緒になって教育活動を進めていくことには大変な重みがあります。毎年実施している東日本大震災の追悼集会について、神尾校長は「3月11日だからという表面的な理由で集会を開くのではなく、『今は少ない人数だけれど、山木屋に学校があることが地域の皆さんの力になっている』ということを生徒に強く伝えていきたい」と話してくれました。

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