「バス代支援に感謝」


(2015/05/22)印刷する

岩手県中学校長会の佐藤会長が財団訪問

ベルマーク財団を訪れた岩手県中学校長会の佐藤嘉彦会長

 岩手県中学校長会の佐藤嘉彦会長(盛岡市立上田中学校長)が5月18日、ベルマーク財団を訪れました。財団が東日本大震災の被災校に援助しているバス費用について、佐藤会長は「本当にありがたいです。学校からはぜひ続けてほしいと要望が出ています」と述べました。

 佐藤会長によると、2014年5~12月、クラブ活動の遠征試合や吹奏楽大会出場などに約100台のバスを借りることができたそうです。ガソリン高騰などでバス費用は1回につき2万~3万円上がったため、「沿岸校はとても助かりました」と話してくれました。

 財団の中島泰常務理事は「新年度も予算化しています。学校が使いやすい支援を続けていきたいので、どういう風に役に立てるか、今後も教えていただきたい」と応じました。

  


  

 大震災から4年目を迎えた2014年度、財団は岩手・宮城・福島3県の被災校157校に対し、教育備品や教材の寄贈、生徒たちの移動に使うバス費用援助として、計3750万円の支援事業を実施しました。

 学校の被災・復興状況に詳しい3県の小学校長会・中学校長会の全面的な協力を得て、対象校と支援内容を決め、1校あたり20万円を限度として資金援助しました。

 157校のうち、岩手の26中学校、宮城の34中学校、それに福島の1中学校の計61校からはバス費用の援助を要望されました。

 一方、2014年秋には、協賛会社キユーピーによる被災校支援のための特別寄付もあり、要望の強いバス費用援助として対象の61校に10万円ずつ、計610万円を増額支援しました。

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