川崎市立高津小が800万点達成


(2018/11/16)印刷する

 「歴史も古く、地域の方々との交流もさかんな小学校なので、保護者の皆様をはじめ、さまざまな方のご協力を得て、順調にベルマークを集めることができています」

 神奈川県の川崎市立高津小学校(高木朗校長・児童1028人)が、7月に800万点を達成しました。前回の大台、700万点を達成したのは2010年8月。8年間で100万点を積み上げました。

 事前のアンケートで冒頭のように答えてくださったのは、PTA副会長の重元千晶さん。小学生時代、児童会のみんなで熱心にベルマークを収集していたそうで、卒業式の前日まで集めて、学校の先生に渡してから卒業したというエピソードの持ち主です。一昨年は係として、昨年からは役員の仕事のひとつとしてベルマークに携わっています。高津小の活動方法について「今までの基本の流れはあるけれど、働いているお母さんも多い中で、効率化を図っていくのも大切」と言います。

左から福永理華さん、高木朗校長、重元千晶さん


 高津小学校のルーツは、学制が発布された1872年(明治5年)にあった宗隆寺の寺子屋。それが翌年に溝口学舎、さらに翌年には校舎を新築し溝口学校となりました。合併を経て尋常高等第一高津小学校となり、さらに近隣の尋常第二高津小学校と合併し、尋常高等高津小学校となりました。そのときの開校日が1912年7月4日、現在の高津小学校の開校記念日です。ただ地元では寺子屋が学校のスタートだと考える人が多くいるため、2012年には創立100周年兼140周年の記念式典が行われました。寺子屋時代から数えると今年で創立146年になります。

 古い歴史のある地域だということもあってか、学校と地域のつながりは強力で、近くの郵便局、信用金庫、保育園、生涯学習施設、酒屋さんなどに回収箱を設置しています。最近も新たなお店からお声がけをいただいたそうです。

校門横にある看板


 取材日は11月6日(火)。午前10時近くになると、平日係9人が特別活動室に集まりました。作業は学年ごとで、この日は3年生の保護者の皆さんの活動日です。仕事の内容はベルマークだよりの印刷と回収袋の作成、そしてベルマーク仕分け。平日係は月2回学校に行って活動します。マークはその後、在宅係(通称・在宅さん)が点数ごとに10枚ずつまとめ、土曜集計係がそれらを集計し、PTA役員が財団へ送ります。平日係と在宅さんの活動月は5、6、9、11、1、2月で、土曜集計係は7、12、3月です。

回収袋の枚数を数えます
回収袋作り
次々と出来上がるクラス行きの袋

 この日まず決めなくてはならなかったのは、ベルマークだよりを誰が印刷してくるか。重元さんが呼びかけると、すっと2人のお母さんが手を挙げました。お話を伺ってみると、ベルマーク係をするのは2回目で、選んだ理由は「こういう作業が好きで、自分に向いているから。早い段階で日程を決めていただけるのも良い」からだそうです。重元さんいわく、作業があうんの呼吸で進むプロフェッショナルな方もいるのだとか。

 印刷と同時に回収袋の準備も進めます。ベルマークだより、回収袋ともに用意するのはクラスの児童数プラス1。1は先生の分です。

 どちらも準備が終わると、職員室横にある青い大きな棚、通称「青ポスト」に入れて完了です。青ポストは各クラス行きの郵便ポストの役割を果たします。

 続いて仕分け作業。ガサガサと大きな紙が登場しました。広げてみると、なんとベルマーク一覧表を何倍にも拡大コピーしたもの。この大きな一覧表の会社ごとのマスの上に、マークを置いて仕分けを進めていくのが高津小流。仕分けたマークは在宅さんが持ち帰る「在宅セット」の中に入れ、この日の作業は終わりました。

拡大コピーした一覧表
カップを活用します
通称「青ポスト」

 今年度のベルマークだよりの担当はPTA役員の福永理華さん。作業の流れや集計結果などをお知らせする内容で、基本的には今までのおたよりを参考にして作っていますが、「あんまり使いまわしていると、PTA会長さんに去年と一緒だね、と言われてしまう」とポツリ。「2回に1回はリニューアルするようにしています」と作成のコツを教えていただきました。

 高木校長はそんな皆さんのことを「大規模校を支えてくださっているPTAさんの固い組織力がとてもありがたいです。学校が困っているときに、いつもいつも手を差し伸べてもらっています。ベルマークでのお買いものでは、その時困っていることや必要なことを優先させていただき、この間も体育館で使う大型扇風機を買ってもらいました」と言い、感謝の気持ちでいっぱいだそうです。

 児童数1000人を超す大規模校の同小ですが、実は高津区は毎年人口が増え続けている地域だそうです。地域の協力を得ながら、これからますますのベルマーク運動の発展が期待できます。

 笑顔が素敵な重元さんは、「どういうふうに集めたらいいかと考えることがあります。150周年に向けて、買いたいものを決めてその目標に向かっていくのもいいかもしれない。そうしたら、子どもたちも参加した気になるかも」と今後を見据えていました。

学校のキャラクター「ヒマラン」を被る高木校長
マークを仕分ける3年生保護者の皆さん
道具がいっぱい

ベルマーク商品

おかず畑 七目野菜豆

ベルマーク検収

今週の作業日:12/10~12/14
10/30までの到着分を作業中

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