600万点達成・横浜市立中和田小学校


(2015/03/06)印刷する

担当委員が自宅で会社ごとに整理/PTAフェスティバルの参加券、集めたベルマークと引き換えも

 神奈川県横浜市の市立中和田小学校(小野利雄校長、840人)のベルマーク点数が、1963(昭和38)年の運動参加から52年間の累計で600万点を突破しました。

小さいお子さんと一緒に作業する委員も

 ベルマーク活動を担当しているのは、各クラスから2人ずつ選ばれた常任委員からなるPTAの学年学級委員会(石井純子委員長、47人)です。今年度から、この委員会がほかのイベントも新たに担当することになったため、委員の人数がほぼ倍増されました。そのため、仕分け作業も30分以上早く終了できるようになったそうです。

 ベルマークを集める流れは、こうです。

 毎月25日前後に担任の先生から子どもたちに「ベルマーク封筒」が配られます。各家庭で集めたマークを入れた封筒は、子どもたちから翌月5日ぐらいまでに先生に渡されます。次に、先生から各クラスの常任委員の子どもを通して委員に届けられます。委員は自宅で、マークを協賛会社の番号ごとに整理します。

 毎月第3火曜日は常任委員全員が集まる委員会が開かれます。会場は校庭の隅にある中和田コミュニティハウス。普段は地域のみなさんも使っている施設です。

 委員長、副委員長が会場を準備し、午前10時から整理集計作業を開始します。

600万点達成の感謝状を手にする石井委員長とPTA常任委員のみなさん

 委員はそれぞれが持参した会社ごとに整理済みのマークを、イチゴパックを利用して作ったパックにまとめ、集計します。集計用紙は累計で点数を記載できるようになっていて、委員会終了後、すぐ財団へ送れるようになっています。財団へは7月と11月ごろに送付します。

 取材当日も作業は手際よく進み、10時半ごろになると、「お仕事の方はキリのいいところで退席してください」と委員長からかけ声。みなさんが無理なく参加している姿が印象的でした。

収集BOXいっぱいに集められた紙パック容器

 毎年11月末ごろに開かれるPTA主催の「なかわだっこフェスティバル」では、ベルマーク、テトラパック、エコキャップ、プルタブと引き換えに参加券を渡すなど、マーク収集に工夫もしています。

 昨年12月には「ポテトチップスの湖池屋キャンペーン」にも応募しました。「当選して、阿部サダヲさんが学校に来てくれたらいいのに」と委員長、副委員長は楽しそうに話します。

 地域でも、自治会婦人部がマークを寄贈したり、駅前のスーパーと学校前の郵便局がマーク回収箱を置いてくれるなどの協力もあります。

 学校は横浜市の南西部に位置し、県道沿いながら静かな住宅街の一角です。近隣には川や緑豊かな公園があり、自然に恵まれた環境です。学校の教育目標は『ともに育つ中和田 かがやく目・つなぎ合う手・みつめる命』です。

 陸上、マーチングバンド、合唱の3つの特別クラブが年間を通じて活動しています。全校集会(くすのき集会)では異なる学年の児童と遊んだり、手作りの名刺交換をしたりするなどのペア活動などを行っています。

 次回のお買いものは、集会や運動会の練習用にCDアンプを購入するのが目標です。

ベルマーク商品

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ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中