400万点達成・上尾市立大石小学校


(2015/01/22)印刷する

ベルマークを持ってきたよ!

 埼玉県上尾市の市立大石小学校(豊田好伸校長、982人)のベルマーク点数が、1970(昭和45)年の運動参加から44年間の累計で400万点を突破しました。

 ベルマーク活動を担当しているのは、各クラスから1人ずつ選ばれた委員からなるPTAのベルマーク委員会(林絵美委員長)。

 毎月第2火曜日の午前中が活動日です。仕分けを終えたマークは委員会で年3回、7月、12月と2月に仕分け作業終了後、午後から担当の学年委員がベルマーク財団に送っています。

学年ごとのグループで仕分け作業中

 活動日は毎月の行事予定で各家庭へ知らせるとともに、収集日前日に担任の先生から児童へ連絡します。

 児童は収集日にベルマークを持ってきて、クラスの収集箱へ入れます。またインクカートリッジ・紙容器は、それぞれ専用の回収箱が昇降口などに置かれています。

 委員は10時に会議室に集まって、学年ごとの6グループに分かれ、前回から残っているマークの仕分けを始めます。2時限目の休み時間になると委員はそれぞれ担当のクラスを回り、収集箱のマークを集め、牛乳パックを加工して作った仕分けケースに会社ごとに分け、さらに全グループ分をパックにまとめ、点数を集計します。

公民館に設置されたインクカートリッジとマークの回収箱

 学年ごとのグループなので共通の話題などで盛り上がりながら作業は進み、11時30分には林委員長から「そろそろ片付けにかかって下さい」のかけ声。正午には、次の活動日と、次回はマーク発送日のため午後の作業もあることを確認してこの日の活動は終了しました。

 参加できなかった委員は自宅で担当分を仕分けて次回の活動日に持参します。

 また、地域の公民館、スーパー、コンビニに収集箱が置いてあり、委員が活動日に回収します。

 学校は住宅地と里山を思わせるのどかな環境が混在した地域にあります。最近は大型小売店の進出や新しい道路(上尾道路)の開通など開発が進み児童数も増えています。

 教育目標は「考える子 思いやりのある子 がんばる子」。

 これまでベルマークで購入したものは、パソコン、クリーナー、一輪車の収納スタンド、サッカーゴール、スポーツタイマー、体操マット、鉄棒マット、デジカメ、パイプ椅子、折りたたみテーブル、跳び箱など多数あります。2012年には、東日本大震災被災校へ11万5772円の友愛援助もしています。

PTAベルマーク委員たちで記念撮影。財団からの感謝状を持つ林委員長(前列左)と小松崎香副委員長

 豊田校長は「学校設備の充実にベルマークは非常に役立っています。現在、学校の美化に力を入れているので、こんどは高圧洗浄機を購入して壁、窓などをきれいにします」と話しています。

ベルマーク商品

コイン形リチウム電池

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/19までの受付分を作業中