400万点達成・横浜市立本町小学校


(2015/01/19)印刷する

「3点セット」4月に全児童に配布/ベルマーク運動の活性策も検討中

 1905(明治38)年に開校し、今年度110周年の節目を迎えた横浜市立本町小学校(小澤好一校長、664人)のベルマーク累計が400万点の大台を突破しました。2014年12月には、110周年を音楽でお祝いする「ふれあい本町音楽会」がみなとみらいホールであり、ブラスバンドクラブによるオープニング演奏や各学年の合唱、多くの方を招いての祝賀会など、大いに盛り上がったそうです。

400万点達成の感謝状を持つ山口委員長と学年委員会のみなさん。山口委員長の向かって左が小澤校長、右が寺園淳副校長

 同小のベルマーク活動は、学年委員会(山口奈津子委員長、28人)が担当しています。

 学年委員会は4月に「ベルマーク活動協力のお願い」の文章と、一人の児童が1年間使う収集袋、それにベルマーク一覧表の3点セットを全児童に配布します。児童らは、月1回の仕分け日を目安に、それぞれの家庭で集めたベルマークを収集袋に入れて持ってきます。収集袋は、各学年の回収箱に入れてもらっています。

おしゃべりを楽しみながら、わきあいあいと仕分け作業

 委員たちは収集袋をPTA会議室に集め、すべてのマークを「未分別」と書かれた袋に入れます。各委員の前に置かれた、食品トレイに均等に分けていき、仕分け作業に取り掛かります。年明け最初の活動日は、あいにくの雨にもかかわらず21人ほどの保護者が集まり、おしゃべりに花を咲かせながらも熱心に仕分け作業をしました。

 部屋の一角に、協賛会社の番号が書かれたプリンなどが入っていたプラスチックのカップが置いてあります。委員たちは、会社ごとに分けたマークをその中に入れていきます。これを集計作業にかかるまでの間、透明ポケットのファイルに収めて保管します。

 集計は、間違いのないよう、同じ点数のマークを台紙に貼って計算していきます。財団へは、年に1~2回送票しています。

 山口委員長は「学年ごとの回収箱を、来年度からは各クラスに置いて競争させてみようと思います」と話していました。ベルマーク運動を活性化するために試行錯誤しているようです。子どもたちのベルマーク委員復活も検討しているそうです。

学年ごとに学習センターと呼ばれるオープンスペースがあります。ベルマーク回収箱はここに置いてあります

 同小はこれまでにベルマーク預金で、ICレコーダーやラジカセ、ドッジボールを購入しました。新年度は物品の購入だけではなく、オーサー・ビジットへの応募を考えているそうです。

 本町小は1927(昭和2)年、アメリカから日米親善の証しとして青い目の人形・ブロッソンが贈られました。現在は、横浜人形の家で見ることができます。また、87(昭和62)年には同じくアマンダが贈られました。同小の玄関にはブロッソンのレプリカとアマンダが飾られています。毎年3月3日前後に「ブロッソンとアマンダの会」があり、横浜人形の家の職員を招いて話を聞いているそうです。また、アメリカの小学校との交流のきっかけになったり、平和に関する総合学習の教材になったりしているようです。なにより子どもたちが、この2体の人形を自慢に思い、学校の宝物として大切に扱っています。

ベルマーク商品

スコッチ・ブライトTM シンク・洗面台用クリーナー

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/16までの受付分を作業中