700万点達成校・京都市立深草小学校
(2014/06/30)印刷する
効率アップめざし年3回の集まりで目標達成
京都市南部の伏見区にある市立深草小学校(寺田潤子校長、735人)がベルマークの累計点数が700万点に達しました。同校のPTAベルマーク委員が学校に集まるのは年間に3回だけ。収集の効率化を徹底し各委員がほとんどの作業を自宅でするため、目標の取集点数をクリアしています。
同小は約1800年前に創建されたと伝えられる藤森(ふじのもり)神社の近くにあります。「紫陽花(あじさい)の宮」として有名で、この時期、約3500株のあじさいが咲き乱れ参拝客が絶えません。
6月28日、今年度初めてのベルマークの集計日が同小であり、委員25人が集まりました。中澤留美委員長が作業の仕方を説明した後、各委員が自宅で仕分けし終え、透明袋に入れたベルマークを、協力会社ごとの箱に入れていきました。透明袋には各委員が作成した点数表が入っています。学校での集計は、役員がこの点数表に基づいて整理袋に点数や枚数を記入してベルマークを送る準備をするだけです。
後は地域の図書館などから贈られた使用済みのインクカートリッジの個数を計算し、メーカーごとの箱に入れ、テトラパック紙容器を整理して、全体の作業は約2時間で終わりました。中澤委員長は「フルタイムの仕事を持っているPTAの負担を減らすため、歴代の委員さんが工夫を重ねてこういう方法を編み出しました」と言います。
同校の年間の取集目標は10万点で、毎年、ほぼクリアしています。昨年度は、これで書画カメラ「みエルモん」を購入しました。パソコンの画面を電子黒板に投影できる学校教材です。
ほかに、これまで一輪車や給食エプロンなども揃えました。寺田校長は「子どもたちの教育環境の整備に力を尽くしていただき、PTAや地域の方のあたたかい気持ちに感謝でいっぱいです」と話しています。