ジャックスが高田特別支援学校、金沢市立泉小へ合計20万点寄贈


(2023/10/13)印刷する

 大手信販会社ジャックス(本部・東京都渋谷区)が、新潟県立高田特別支援学校(福田功校長、児童・生徒157人)と石川県金沢市立泉小学校(室井登美子校長、児童614人)に、全役職員で集めたベルマークあわせて20万点を贈り、それぞれの学校で贈呈式が開かれました。

 高田特別支援学校では9月4日に、新潟支店の金子航平支店長から、福田校長とPTA会長の瀧澤健さんに目録が渡されました。

 北陸新幹線の上越妙高駅から車で約10分の同校は、小学部、中学部、高等部のほか、寄宿舎を併設しています。地域の小学校との交流学習や、企業での現場実習など、地域で学び、実社会で生きる力を育む学習に力を入れています。このことが、ジャックスの社会貢献の方針である「地域社会との共生」につながることから、今回の寄贈先に選ばれました。

 安井淳教頭は「寄贈していただいたマークで教育活動の充実を図り、子ども達の笑顔につながるよう活用させていただきます」と感謝を伝えました。

 金子支店長は「この寄贈が分け隔ての無い社会の実現と、生徒たちの明るい未来につながる支えになることを願っています」と感想を述べました。

左からPTA会長の瀧澤健さん、福田功校長、ジャックス新潟支店の金子航平支店長

 9月5日には泉小で、金沢支店の岡本尚樹支店長から室井校長に目録が贈られました。

 泉小は、金沢市内にあった野町小と弥生小が児童数の減少により統合し、2014年に設立されました。

 同校では、ベルマーク運動が活発です。PTA活動である「育友会」のベルマーク委員会が、定期的にマークを回収・集計。回収日は、学校だよりの予定表に記載し周知をしています。これまでに260万点以上を集め、ボール類やワイヤレスアンプなどを購入しています。

 贈られたマークで購入するものは、教員と育友会で話し合って決める予定です。「このような大きな金額をいただき、ありがたいです。大事に使わせていただきます」と松本光広教頭。

 岡本支店長は、「ベルマークの収集にはずみがつけばとの思いもあり、寄贈に大変喜んでいただくことができて良かった」と感想を話しました。

室井登美子校長(右)とジャックス金沢支店の岡本尚樹支店長

 ジャックスでは、全役職員が気軽に参加できるボランティア活動として、2015年からベルマーク収集をしています。これまでに、災害被災校や特別支援学校などに寄贈をしてきました。2021年からは、全国の営業拠点と協力し、各地の学校へ寄贈する取り組みを始めました。昨年は北海道と東北の小学校、あわせて4校に10万点ずつ贈っています。

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