「多摩でできる東日本大震災の支援」を/東京海上日動システムズ


(2020/03/19)印刷する

 東京・多摩市に本社のある東京海上日動システムズは、CSR活動の一環として、2013年から毎年ベルマークの仕分けボランティアを続けています。会社に居ながらにしてできる東日本大震災被災地の復興支援として、これまでに延べ千人以上が作業に参加しました。

会議室前方に並べられたケース

 同社は、保険や金融の事業を幅広く展開する東京海上日動火災保険の子会社で、グループ会社の情報システム開発・運用を担っており、社員は1,357人(2019年4月1日時点)。「社会にやさしい」会社であることを目標に掲げ、ビル周辺のゴミ拾い、パラスポーツへの理解を深める講座、献血の推進、地球環境を意識するための節電セミナーなど、様々な活動に積極的に取り組んできています。同時に力を入れているのが東日本大震災の復興支援。被災地へのボランティアツアー、募金活動、東北の食材を使ったメニューの社員食堂での販売など、多くの社員が参加できるように様々な方法を取り入れています。特にボランティアツアーでは、瓦礫撤去や沿岸地域の清掃、防災林整備に携わり、2011年12月からこれまでに計27回開催、延べ724人が参加しました。

 復興支援のひとつがベルマークの仕分け。ベルマーク財団から送られてきたマークを、会社・点数別に仕分け集計し、再び財団に戻す活動です。2016年からは毎年2回のペースで実施。いつもきれいに整理されたマークが財団に返送されてきます。

 貴重な時間を効率良く使うよう、作業方法はしっかりと確立されています。1回の活動期間は1週間。昼休みの12:10~12:50と就業後の17:10~18:00に作業します。期間の前半は会社別の仕分け、後半は点数別に分けて袋詰めします。気軽に参加してもらえるよう、社員には「短い時間でも大歓迎です」「手ぶらで結構です」と周知しています。

 2月4日~10日が今年度2回目の活動期間。6日の昼に取材に伺いました。会社別に仕分けする日です。作業をする会議室で汗をかきながら忙しそうに準備をしていたのは、総務部でCSR活動が担当の日原啓和さん。ベルマークが入った大きな箱を運び入れ、机を並べかえ、仕分け用の棚を用意して、とあわただしく動き回っていました。

 12:10を過ぎると、他の社員たちが集まってきました。たくさんのマークを手ですくい、慣れた様子で仕分け作業を始める人、初参加なのでまず説明を受ける人、「ちょっとずつ持っていくといいよ」と同僚にアドバイスする人……。作業へのとりかかり方は様々です。途中参加も途中退出もOK。部屋には人の出入りが絶えません。

会社別に仕分けたマークをしまう専用の棚

 これまで10回以上参加しているという社員は「ベルマークの仕分けは短時間で気軽にできる社会貢献」と話し、人一倍早いスピードで作業していました。一方、初参加の社員は「身近で参加している人が多かったので、自分もやってみようと思った」そう。社内で支援の輪が広がっていることがわかります。ボランティアへの参加を促している部署もあるそうで、参加者の中には役員もいました。「社員を取りまとめる立場にいる方が積極的に参加してくれると、部下にも浸透していく」と日原さんは分析しています。

 参加者の所属は様々だそう。「総務以外の部署から来てくれる方は、社会貢献に対して高い意識を持っている」と日原さんは感じているそうです。その言葉通り、「元々、社会貢献活動に興味があって、自分が出来ることはささやかだけれど、来られるときには参加するようにしています」と話してくれた人もいました。この日の昼休みは30人近くが作業に参加しました。後日、財団には35,916.35点のマークが届きました。

総務部の日原啓和さん

 日原さんは、以前はシステム開発が仕事でしたが、4年前に総務部に異動、昨年9月からCSR担当になりました。総務部に来て初めて社会貢献活動に関心を持ったそうです。社内のCSR担当は日原さん一人で、「今はイベントを遂行するだけで精一杯」とのこと。でも参加者の中には「日原さんに誘ってもらったから、ボランティアに来ました」と話す人もあり、その人望の厚さが伺えました。

 「ベルマークの仕分けは簡単に出来るボランティア。無理のない範囲で広め、参加者を増やしていきたい」と考えている日原さん。「社員が在籍している拠点ビルが銀座にもあり、協力を呼びかけたところ手を上げてくれました。少しずつ前進していきたいです」と笑顔で意気込みを話してくれました。

本館、中央館、別館からの3棟からなる多摩ビル

ベルマーク商品

国語 S-105

ベルマーク検収

今週の作業日:3/30~4/3
1/23までの受付分を作業中

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