エンカレッジ・テクノロジの社員が財団見学


(2020/01/23)印刷する

 エンカレッジ・テクノロジ株式会社(本社・東京都中央区)の社員4名が、1月22日に財団事務所を見学しました。訪れたのは、内部監査室長の田村潤さん、経営管理部の花岡伸子さん、事業推進部の前橋実可子さん、研究開発部の岸本彩さんです。ベルマーク運動の概要をお話ししたあと、運動の説明動画「未来を育むベルマーク」を見てもらい、財団内を案内しました。

 同社は2002年創立。セキュリティソフトウェアの開発・販売をしており、昨年3月に東証一部へ上場しました。そのタイミングで、社会貢献活動に関心を持ち始めたそうです。皆さんは「社を挙げてベルマーク収集に取り組むことを社員に周知したい」と考えてくださっており、この日の見学の様子は後日、同社ホームページに掲載される予定です。

 財団の業務部では「検収係」の職員が届いたベルマークの確認をしていました。マークの明細が記入された整理袋をはさみで開け、たくさんのベルマークを取り出していきます。整理の仕方にルールはなく、学校によってマークがバラバラだったり、10枚ずつテープでまとめていたり、台紙に貼ったりと、やり方は様々です。ここで出たのは「確認する側としては、まとめた方がいいんですか?」という質問。職員は「お願いしているのは、点数明細をご記入いただくことです。整理はやりやすい方法で構いません」と答えました。

 次に案内したのは全国から届くベルマークを保管している倉庫。「証票管理係」が作業をしています。この日、倉庫には8200万点分のマークが保管されていました。年度末の3月になると、1億5000万点程にまで増え、倉庫はダンボールで埋め尽くされます。証票管理係が届いた順にベルマークを管理し、それを検収係が順番に確認していくのです。

 ベルマーク付き商品も見ていただきました。「このお菓子、社員がよく食べるんです」「今回はこのお茶のマークがたくさん集まりました」「へぇ~、これにもベルマークがついているんですね」と新しい発見があったようです。

 昨年12月初め頃からベルマーク収集を始めた同社。その最初の回収分を財団に寄贈してくれました。インクカートリッジ850点分、トナーカートリッジ100点分、そして711.5点のベルマーク。年末だったこともあり、カートリッジ類を集める絶好のチャンスだったようです。「思いのほか集まりました」と前橋さん。

 ありがとうございました。子どもたちの教育環境充実のために使わせていただきます。

左から田村潤さん、花岡伸子さん、岸本彩さん、前橋実可子さん

ベルマーク商品

白鶴 ダブルパック

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/16までの受付分を作業中