「仲間がいい」から長続き/岡崎・マーク仕分けボランティア火曜会の近況


(2019/11/05)印刷する

 ベルマーク大使・三田靖子さんが会長をつとめる愛知・岡崎市の「火曜会」は、市ボランティア連絡協議会などが集めたベルマークや、財団から預かる寄贈マークの仕分け・集計作業をしています。結成は1980年。活動を始めてから40年を数えます。会長の三田さんと、メンバーの森昭子さん、矢藤純子さん、樋口行子さんに集まってもらい、歴史ある火曜会の近況を伺いました。

前列右から三田靖子さん、樋口行子さん、後列右から、矢藤純子さん、森昭子さん

 発足当時3人だった会員は、現在は15人。長く続けている女性が多い中、最近では男性2人が加わりました。昨年度までに仕分けた点数は、統計を取り始めてからで累計3462万点になります。

 作業は毎週火曜日の午前10時から2時間ほど、市のボランティアセンターがある福祉会館で行います。取材した日は活動日ではありませんでしたが、三田さんは別室にあった仕分け途中のマークを段ボール箱ごと台車に載せて持ってきてくれました。「これが私たちの全財産よ」。

 仕分けは大きな透明袋を使い、まずベルマーク番号の10番ごとに分け、それから会社別にしていく2段階方式で行っています。袋の手触りはざらざらしていて、かなり使い込まれているのが分かります。

 市内で集めたマークは、児童養護施設や障がい者自立支援施設に寄贈しています。寄贈先のひとつ、児童養護施設の岡崎平和学園が来春、新園舎に移転する予定で、必要な備品の購入に役立ててもらおうと、市ボランティア連絡協議会がマーク収集を呼びかけており、火曜会も協議会の一員として協力しています。

三田さんが「全財産」と言うダンボール箱
マークはビニール袋に仕分け

岡崎平和学園へのマークでの支援を呼びかけるポスター


 毎年3月に開かれる「ふれあい岡崎福祉まつり」では、いつも仕分け体験コーナーを出展しています。参加した子どもたちの中には仕分けに夢中になり、午前中に体験したのに昼食後、再び戻ってくる子もいるほどの人気だそうです。

 今年はイベントのチラシに会場でのベルマーク収集を告知したところ、マークを持ってくる人が増えたそうです。また、来場者へのプレゼントを協賛会社から募ることも試み、今後も継続したいとしています。

 火曜会以外のボランティア活動もメンバーは経験しているそうで、火曜会歴35年超の森さんは「私たちはじっとしていられないのよ」と言います。地道なマーク整理の作業をなぜ長く続けられるのか聞くと、4人は口を揃えて「仲間がいいから」。1人なら無理でも仲間と一緒だからできると笑顔で話します。作業中のおしゃべりはストレス発散にもなるそうです。

 そんな会に今年、危機が訪れました。ボランティアセンターが今の福祉会館から4キロほど離れた市勤労文化センターへ移転する話が持ち上がったのです。そうなれば火曜会も活動拠点を移さなければなりません。新しい場所は交通の便が悪く、三田さんは「移転すれば通いづらくなり、メンバーが減るかもしれない」と、会の解散を提案しました。でもメンバーからは「辞めてしまうのは寂しい」「火曜日に行くところがなくなってしまう」と訴える声が次々と上がり、会の存続が決まりました。でも来年の4月には福祉会館から出なければならないそうで、その後の活動場所はまだ決まっていないそうです。

 会員の高齢化が進んだことも悩みで、若い会員をどう獲得するかが課題です。どんどん新しい種類が増えるインクカートリッジに、判別の難しさを感じることもあるそうです。その一方、今年の運動説明会でテトラパックが点数になると知ってすぐ個々で集め出すなど、得た知識をすぐ行動に移す積極的な姿勢はさすがです。

 「1人でも多くの人がマークを集めてくれれば」と三田さん。和やかな雰囲気の中にも、芯のある活動をされている火曜会のみなさん、これからもよろしくおねがいします。

ラグビーW杯で活躍した日本代表SOの田村優選手は岡崎市出身

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ベルマーク検収

今週の作業日:11/18~11/22
9/18までの到着分を作業中

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