愛知県・豊橋、市をあげてベルマーク収集開始


(2016/04/28)印刷する

「ベルマーク日本一!プロジェクト」目標は1000万点

 人口約38万人、15万世帯が暮らす愛知県豊橋市が、今年度から市をあげてベルマーク収集の取り組みを始めました。ともに昨年始めた東大阪市と兵庫県三木市に続き、市が中心となって活動する自治体は全国で3番目です。

 4月1日に行われた定例の記者会見で、佐原光一市長は「『ベルマーク日本一!プロジェクト』をスローガンに、ベルマークへの協力日本一のまちを目指します。まずは1000万点を目標に、長く続けていく予定です」と話しました。

 市がおこなったアンケートによると、市内74の小中学校のうち、ベルマーク活動をしているのは31校で、半数以上は活動していないことが分かりました。そこで、ベルマーク預金で教材などの購入に役立ててもらい、教育活動のさらなる充実を図るため、市が協力することを決めました。

 まずは市内に50カ所ある校区市民館や窓口センターに回収箱を置いて、市民がいつでもどこでもマークを気軽に入れられる環境づくりをします。地域の企業にも協力を依頼し、ベルマークに交換できるインクカートリッジ、トナーカートリッジの回収も行います。

 また、回収後のマーク整理・集計作業がネックになるという声を受け、「庁内障害者ワークステーション わくわく」と「市立くすのき特別支援学校」の2カ所で、作業学習として仕分けすることにしました。学校やPTAの負担を軽くして、参加校を増やすとともに、障害者の就労活動にも役立てる予定です。

 ベルマーク運動を、市民が無理なく協力していける態勢を目指していくそうです。

ベルマーク回収箱(左)と、市が作成したカートリッジ専用回収箱

ベルマーク商品

ニッケル水素充電池、充電器セット

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/19までの受付分を作業中