全国の農業青年 大量のマーク寄贈


(2014/07/29)印刷する

被災地支援「絆プロジェクト」

全国の農業青年からベルマーク財団に届いた大量の寄贈ベルマーク

 農業を営む青年たちでつくる全国農協青年組織協議会(JA全青協・黒田栄継会長)からベルマーク財団に7月、大量のベルマークが届きました。段ボール箱にして19個です。全国から集まるマークのまとめ役を務めた全国農協中央会の青年農業者対策室でざっと計算したところ、70万点だそうです。財団では集計したうえで、東日本大震災被災校への支援に有効に活用します。

 大震災後、JA全青協は甚大な被害を受けた東北3県の農家を支援しようと、「絆プロジェクト」を立ち上げました。まずは義援金集めから始め、数百万円になりました。さらに農産物の即売会も開いて応援してきました。

 「ほかにできることはないか」と話し合って出てきたアイデアが、ベルマーク収集でした。「だれもが知っていて、家族や子どももできる。それがベルマークだったというわけです」と、青年農業者対策室の永尾元樹さんは話してくれました。

JA全青協の黒田栄継会長は北海道で営農しています

 JA全青協は、全国の農協青年部を主体に、おおむね20歳から45歳で組織し、会員である「盟友」は約6万2千人です。マーク収集には、家族はもちろん農協女性部や農協職員、地域にも協力を広く呼びかけました。チラシを作ったりJA店舗などに収集箱を置いたりして集めてきました。

 こうして寄せられたマークは各地の青年部でA4大の紙に貼り付け、都道府県組織を通じて全青協の事務局に送られました。

 「農業をよりどころとして豊かな地域社会を築く」ことを目的にした組織です。農家と消費者をつなぐ懸け橋役を務めたり、農業体験や食農教育などにも取り組んだりしています。

ベルマーク商品

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ベルマーク検収

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