「社会貢献ってなに?」福井市の明新小学校でベルマーク財団大阪事務所長が講演


(2015/11/09)印刷する

 福井市の明新小学校(北川裕之校長、児童917人)で11月5日、教育講演会があり、ベルマーク財団の田中昭宏・大阪事務所長が「社会貢献ってなに?」と題して話しました。

 全校児童やPTA、玉木誠・市教育委員長らが出席しました。田中事務所長が最初に、アニメのヒーロー、アンパンマンを取り上げ、「社会貢献というのは、お腹のすいた人に自分を食べさせてあげるアンパンマンになることです」と話すと、低学年の児童らは大はしゃぎ。原作者のやなせたかしさんの「ひもじい人を助ける」「自分も傷つかずにはできない」という言葉を紹介すると、「へえー」という顔つきでした。

 次いで、東日本大震災の被災地では、仮設住宅から仮校舎の学校に通う児童・生徒が大勢おり、まだまだ支援が必要なことなどを話しました。さらに67年前の1948(昭和23)年6月には福井大地震があり、約3700人もの人たちが犠牲になったことに触れ、その際、世界中から義援金が集まり、復興の助けになったことを紹介しました。

 最後に、ベルマークを集め、学校の教材を買うことで、買った値段の1割が東日本大震災の支援に充てられるしくみを紹介し、「面倒だけど、こつこつとマークを集めて支援してください。みんなアンパンマンになろう」と話しました。

 明新小学校は市北部の住宅街にあり、市内2番目のマンモス校です。開校は1971年で、ベルマーク運動には2013年6月から参加しています。新しい参加校ですが、PTAや児童、地域の人たちにもベルマークが広まりつつあり、昨年は2万7666点を集めました。

 講演会を主催したPTA文化部部長の野波和宏さんは「子どもたちも社会貢献について何か感じたようでした。今後もPTAではベルマークを通じて被災地支援にあたりたいです」と話しました。

福井市の明新小学校で催された教育講演会「社会貢献ってなに?」

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