北海道キリンビバレッジ、早来中と真駒内公園小に寄贈


(2023/04/21)印刷する

 協賛会社キリンビバレッジ(ベルマーク番号54)の商品を北海道内で販売している北海道キリンビバレッジ(佐藤栄二社長)が、グループ企業などに協力を呼びかけて集めたベルマークを北海道安平町の町立早来中学校(山田誠一校長、生徒116人)と札幌市立真駒内公園小学校(関根治彦校長、児童310人)に贈りました。

 2018年9月に発生し、最大震度7を観測した北海道胆振東部地震。早来中は特に地盤への被害が大きく、同じ場所に校舎を建て直すことが困難であったため、2019年1月からはプレハブの仮設校舎で学校生活を送ってきました。

 震災後、ベルマークを通した復興支援に取り組んできたのが北海道キリンビバレッジです。2019年にはベルマークを集めて応募すると商品が当たるキャンペーンを実施。道内のキリングループ社員自らも収集や仕分け・集計に取り組み続け、毎年マークを寄贈し、今回で4回目になりました。同校で10月25日に贈呈式があり、北海道キリンビバレッジの渡辺昌彦営業管掌と、北海道キリンビバレッジサービスの尾田紳弥企画総務部兼営業部部長が山田校長にベルマーク1万8918点分の目録を手渡しました。「震災後から毎年寄贈していただき、非常にありがたく思っています。子どもたちにも欲しいものを考えてもらう予定です」と平野拓央教頭は話してくれました。

 町は、中学校の再建と同時に新しい学び場をつくろうと昨年10月に新校舎を設立。この春には旧早来中を含めた4小中学校の子どもたちが通う義務教育学校「安平町立早来学園」が開校しました。渡辺営業管掌は「今後も継続して子どもたちの笑顔づくりに貢献したい」と語りました。

左から北海道キリンビバレッジサービス企画総務部兼営業部の尾田紳弥部長、山田誠一校長、北海道キリンビバレッジの渡辺昌彦営業管掌

 真駒内公園小では12月20日に贈呈式が開かれました。2540点のマークを集めたのはトランスコスモス株式会社(石見浩一、牟田正明共同社長)の社員、市立札幌みなみの杜高等支援学校(田中進一校長、生徒161人)の生徒です。社内・校内にキリンビバレッジの自動販売機を置いている縁で、一緒に社会貢献活動をしようと1年間収集に取り組みました。仕分け・集計は北海道キリンビバレッジの社員が担いました。寄贈先は札幌みなみの杜高等支援学校の近くにあり、ベルマーク活動に積極的に取り組んでいることから真駒内公園小に決まりました。「集めてくださった社員や生徒の皆さんに感謝しています」と関根校長は話しました。

左から北海道キリンビバレッジの佐藤栄二社長、市立札幌みなみの杜高等支援学校の田中進一校長、真駒内公園小の関根治彦校長、トランスコスモスセールスロジスティクス・トランスフォーメーション本部札幌センターの小林竜也課長、本部の堀越正剛副本部長、北海道キリンビバレッジ自販機営業部の奥村政継部長

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