第48回ショウワノートキャンペーン表彰式/福岡・久留米市立南小


(2022/07/06)印刷する

 協賛会社ショウワノート(ベルマーク番号53)の実施している「ベルマークキャンペーン」の表彰式が3年ぶりに開かれました。2021年に全国1位となった福岡県久留米市立南小学校(宮路康幸校長、児童1114人)で6月14日、同社の中条(ちゅうじょう)宏志社長から表彰状と図鑑や絵本、ノートが授与されました。

贈られた図鑑やノートを前に記念撮影。右から4人目がショウワノートの中条宏志社長

 このキャンペーンは、毎年1年間(1月1日~12月31日)にショウワノート製品のベルマークを集めた点数を競います。全国1位に加え、関東、近畿など日本を8ブロックに分け、各地域の上位3校を表彰しています。第48回となる2021年、久留米市立南小は全国でもダントツの15344点を集めました。前年に4296点で九州・沖縄ブロック1位となったのですが、今回の点数はその3倍以上です。

 表彰式はコロナ禍のため、第46回、第47回と2年連続で中止されました。今回もコロナ禍に配慮して、式への出席は6年生だけ。他の学年は教室のテレビに中継された映像を見るオンライン参加でした。

 中条社長はあいさつで「コロナ禍の中、3年ぶりに開催ということになりました。皆さんも感染対策をしっかりして、学校生活を充実させるように、これらの本を読んでいろいろな知識を身につけていただけたらと思います」と話しました。また最近注目されているSDGs(国連の定めた持続可能な開発目標)の17ある目標のひとつが「質の高い教育をみんなに」であることにも触れ、「1960年にベルマーク運動が始まった当初からずっと追い求めている目標です。自分の学校の備品を充実させ、同時に災害地への支援をする仕組みは今も変わりません。これらのことを心にとめ、これからもベルマーク運動に取り組んでいただきたいと思います」と語りかけました。

 表彰状は、中条社長から、宮路康幸校長、森山幸嗣PTA会長に手渡されました。森山会長は「生徒の皆さんが学校のために何ができるか、保護者の皆さんは学校のため、子どもたちのために何ができるか、先生たちも同じように子どもたちに何ができるかをみんなが理解して、全国1位をとることができました」と話しました。

表彰状を受け取る森山幸嗣PTA会長(右)

 児童代表として挨拶したのは小嶋曜暖(ひなた)さんと菊竹愛莉さん。それぞれがお気に入りのノートを紹介し、「たくさんの本が増えていろいろな本と触れあえ、みんなもうれしく思っています。ショウワノートの商品は、子どもから大人まで幅広く使えるよう種類が豊富で、どの世代にも愛されるノートだと思います。ショウワノートさんの工夫のおかげで、私たち小学生にとっても使いやすく、学習になくてはならないものになっています。これからも南小1000人全員で協力し、ベルマークを集めていけるよう頑張りたいです」と抱負を述べました。

好きなノートを発表する小嶋曜暖さん(左)と菊竹愛莉さん

 その後、6年生全員が校歌の演奏を披露してくれました。笛の合図から始まり、リコーダー、スネアドラム、鉄琴、ピアニカなどの楽器のほか、フラッグも使い、息のあった音色と演技です。フラッグを振る音や足踏みする音も含めて、体育館中に演奏が響き渡りました。コロナ禍でいろいろと制限がある中、限られた時間に一生懸命練習したそうです。

 久留米市立南小はPTA活動が盛んで、「心・ひとづくり委員会」の皆さんを中心に、ベルマークの仕分けを年2回、昼と夜に30人ずつ集まって実施しているそうです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

6年生全員での校歌演奏

 ショウワノートは現在、第49回のキャンペーンを開催中です。2022年1月1日~12月31日の間にベルマーク財団で検収されたマークが対象で、エントリーなどの必要はありません。いつも通り財団に送ると自動的に集計されます。ショウワノートのHPからは集めたマークを貼る台紙がダウンロード出来ます。

 同社はJAXAとコラボして、宇宙をテーマにした新しいジャポニカ学習帳を1月から発売しているほか、かつて人気だった昆虫の写真が表紙のものも、学習帳誕生50周年だった2020年に一部が限定復活し大変話題となりました。ぜひ、ショウワノートのベルマークをたくさん集めてください。

◆リンク

 ・ショウワノート株式会社 ベルマークキャンペーン

ベルマーク商品

プチチョコラングドシャ

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今週の作業日:4/30~5/2
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