日本テトラパック「アルミ付き紙パック回収チャレンジ」の結果が発表


(2019/02/25)印刷する

 協賛会社の日本テトラパック(ベルマーク番号17)が昨年4月2日から9月20日まで開催していた、「アルミ付き紙パック回収チャレンジ」の結果が発表されました。

 このキャンペーンは、集めた「アルミ付き紙パック」の重量に応じて表彰されるもので、事前にエントリー登録をした209団体のうち、15団体が「初めてチャレンジ賞」に、13団体が「継続は力で賞」に選ばれました。

 「初めてチャレンジ賞」はキャンペーン期間中に集めた重量が、「継続は力で賞」は同社がベルマーク運動に参加した当初からキャンペーン終了時までの重量が対象でした。

 全ての受賞団体には、副賞の「テトラパック君」型の回収ボックス、紙パックをリサイクルして作られたトイレットペーパーやペーパークラフト、書道半紙など学校生活で使える便利な豪華賞品が贈られました。

副賞のテトラパック君回収ボックス
副賞のトイレットペーパーなど
副賞のリサイクルありがとうノート


 「初めてチャレンジ賞」に選ばれた草津町立草津小学校(群馬県)と三宅村立三宅小学校(東京都)を日本テトラパックの社員が訪ねました。

 2012年から紙パックを集めはじめた草津小学校は、児童や保護者はもちろん、道の駅や土産物店、病院など地域の力も借りているそうです。2017年からは、給食で出る牛乳がテトラパックになり、全校児童が開いて洗って教室で乾かすようになりました。5・6年生のベルマーク委員は校内での活動の中心となり、年間10万点を目指して頑張っています。

 三宅小学校では、紙パック回収を始めたのは6年生です。「自分たちが卒業後、在校生が必要なものを購入できるように」と思い立ちました。給食が終わると、6年生が全校分の紙パック約100個を開いて洗って乾かします。

 悪天候だと、島には食料品が届かなくなってしまうため、常温で保存できて賞味期限が長いアルミ付きが多く流通しているそうです。そんな島ならではの事情もプラスに活かしています。

給食の牛乳パックを6年生の当番が手際良く開いていきます
箱詰め前に、乾燥させたパックに体重で圧をかけ、詰めやすくしています


 受賞団体は以下の通りです。

 【初めてチャレンジ賞】

 西富士宮幼稚園(静岡県)/さくら保育園(茨城県)/学校法人太清学園百島幼稚園(愛知県)/国立富士見台団地 幼児教室 風の子(東京都)/草津町立草津小学校(群馬県)/三宅村立三宅小学校(東京都)/旭小学校(鹿児島県)/豊橋市立八町小学校(愛知県)/京都市立桂小学校(京都府)/倉敷市立児島小学校(岡山県)/横須賀市立萩野小学校(神奈川県)/学校法人おかやま希望学園(岡山県)/防府市立佐波中学校(山口県)/神戸市立桃山台中学校(兵庫県)/千曲市立埴生中学校(長野県)

 【継続は力で賞】

 西那須野幼稚園(栃木県)/豊山学園天使幼稚園(愛知県)/川口アソカ幼稚園(埼玉県)/ほんごう幼稚園(岐阜県)/堺市立登美丘西小学校(大阪府)/向東小学校(広島県)/堺市立金岡小学校(大阪府)/岐阜県立岐阜本巣特別支援学校(岐阜県)/日野市立滝合小学校(東京都)/久留米市立高良内小学校(福岡県)/亀井野小学校(神奈川県)/女子聖学院中学校・高等学校(東京都)/綾羽高等学校(滋賀県)

 日本テトラパックは、使用済み紙パックを「開いて、洗って、乾かして」集め、リサイクルされる形式の唯一の協賛会社です。「アルミ付き紙パック」がリサイクルでき、資源として生まれ変わること、紙パックの回収方法などを知ってもらうため企画されました。

 テトラパックには、紙パックを開いたとき内側が白い「アルミなし」と、銀色の「アルミ付き」の2種類があります。内側が白色の「アルミなし」は1kgあたり20点ですが、内側が銀色の「アルミ付き」は1kgあたり40点になり、効率よく点数を集めることができます。

ベルマーク商品

スコッチ・ブライトTMハイブリッド貼り合わせスポンジ

ベルマーク検収

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