クレハ事業所をベルマーク財団が見学


(2016/03/31)印刷する

 協賛会社とベルマーク財団の交流の一環として、クレハ(ベルマーク番号10)の茨城県小美玉市にある樹脂加工事業所を3月14日、財団職員が訪ね、おなじみの「NEWクレラップ」の生産現場を見学しました。

工場に入る前の身支度、ほこり払い
説明を聞くベルマーク財団職員

 この事業所では、ラップのほか、ケチャップ用のソフトボトル「ブローエース」など、クレハの技術を使った食品包装材料を生産しています。

 見学では、映像を見ながら、東京ドーム3個分もある敷地6万平方メートルの広さがあることや、NEWクレラップの生産工程の説明を受けました。

原料は熱で溶かされ風船状に加工

 原料の約70%は塩に由来するそうです。別の工場で加工された原料を溶かして大きな風船状に膨らませ、ローラーで巻き取った後、両端を切って2枚のフイルムに加工します。そのフイルムを20mや50mなどのサイズに裁断し、それぞれの紙管へ巻き取るという順で生産されます。

 食べ物に直接触れる製品です。衛生管理には万全を期し、生産ラインに一度かけると、でき上がるまで人の手には触れません。

フイルム巻き取り工程を点検

 いろいろなセンサーやカメラでチェックしますが、最後は人の目によって、機器では判断できない部分を点検しています。

クレハは1960年に日本初の家庭用ラップ「クレラップ」を生産・発売しました。89年には「NEWクレラップ」に模様替えしました。より使いやすく便利な製品を目指し、消費者の声も聞いて改良を毎年続けています。

最後はやはり人の目

ベルマーク商品

ソプラノリコーダー 702B(G) / 703B(E)

ベルマーク検収

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