ベルマーク運動説明会 6月13日(木)那覇


(2019/07/01)印刷する



那覇市立石嶺小学校

左から
阿波根(あはごん)みゆきさん(PTA副会長 ベルマーク部長)
座波(ざは)洋子さん(元ベルマーク副部長)


 おはようございます。本日、ベルマーク活動について発表させて頂きます、那覇市立石嶺小学校PTA副会長の阿波根です。宜しくお願い致します。

首里地区一番のマンモス校

 はじめに本校の紹介をさせて頂きます。

 那覇市立石嶺小学校は1979年に創立され、40周年を迎えました。那覇市の北東方に位置しており、旧都首里城の城下石嶺町の大名原に昭和54年9月1日に城東小学校と城北小学校の分離校として誕生しました。

 開校当初は1300名を越す超過密校でしたが、最近は在籍数が徐々に減少する傾向にあります。とはいえ、現在869名の児童が在籍し、首里地区では一番のマンモス校でもあります。

 学校周辺の環境としては、東には、県立福祉センターをはじめ、石嶺児童園や偕生園等の福祉施設があります。西方には公務員宿舎、南方には石嶺団地や郵便局があり、その周辺は閑静な住宅地となっています。北方には旧県道5号線が南北に横断しており、沖縄国際センター前の路上を鏡に浦添市と接しています。近年、石嶺福祉センター線の開通やモノレールの延長工事が行われ、明るく活気に満ちています。こちらは、石嶺小学校を正面から写した写真です。現在は工事中のため、昔の写真になります。

 本校は普通学級が820名25学級、特別支援学級が49名8学級あります。特別な支援を必要とする子ども達が協力学級で学習することが日常的に行われ、受容的な雰囲気の中で日々の授業や学校行事等、教育活動が進められていることも特色の一つとなっています。

 教育目標は、「心豊かな子」「よく考える子」「たくましい子」です。多くの福祉施設に囲まれ、石嶺小学校区まちづくり協議会の協力も得ながら、多くの方が子どもたちを見守る環境となっており、児童が卒業するまでに成長するよう先生方をはじめ、保護者、地域の皆さの力を借りて目標達成に努めています。

安室奈美恵さんの母校

 創立40周年の児童式典では、子供達が自分たちの学校の誕生日を祝福しました。40周年キャラクターの「いしよん」は、全校のイラストから選んで作ったマスコットで、物凄く可愛らしいキャラクターになりました。

 本校の「石嶺小学校合唱団」はNコンにおきまして、沖縄県代表として初めての全国大会銅賞を受賞しました。また、去年、芸能界を引退した歌手の安室奈美恵さんの母校でもあります。

 PTAの組織については学年縦割りの一世帯一役制になっており、8つの専門部と2つの特別委員会そして学年委員会で構成されています。ベルマーク委員会は専門部に所属され、年度の始めにPTA登録カードを配布し、希望の登録部会(または委員会)を聞き取りしながら、家庭の状況に合わせてPTA活動に参加できるような仕組みになっています。

 総会は最高決議機関、評議委員会は総会に次ぐ議決機関、運営委員会は執行機関、役員会は会長・副会長・参与・幹事・総務部長で構成されています。ベルマーク部は専門部に所属しています。

年度初め、保護者と先生にベルマークの説明

 次に私たちが行ってきたベルマーク運動についてお話しします。

 まず、年度始めに各家庭にベルマークについての資料と封筒を配布します。また入学式の日に、保護者だけ集めてベルマークの説明を行っています。配布プリントだけではベルマーク運動などの活動内容を把握してもらうのは難しいと思った為、このような形を取っています。

 次に、先生方にベルマークについての説明をしました。ベルマークについて知らない先生が多く、学校全体でのベルマーク運動への協力をお願いしました。

学校内に回収箱やベルマークの説明などを置き、いつでも誰もが見られるようになっています。掲示物は、どのような商品に貼られているかについて、1年生から6年生まで全学年の児童がわかるように作っています。

 授業参観日前の1週間をベルマーク週間として回収期間にしており、ご家庭で集めたベルマーク(回収袋)、インクカートリッジ、テトラパック社製紙容器は専用の回収箱に児童又は保護者が自由に投函できるようになっています。回収箱は関連ポスターと並べて、職員室や体育館に向かう靴箱近くの廊下に設置することで、多くの児童の目に触れるようにし興味・関心を促しています。

 また、教室にも回収箱を設置し、朝登校した際に回収箱に持ってきたベルマークを入れることでどんどん溜まっていくのが楽しくなると考えました。

 さらに、学校近くの沖縄装美工業さんに訪問し、ベルマークについてのお話を理解していただいて協力してもらうことができました。写真に写っているのは上田常務と大城三豊さんです。大城さんは石嶺小学校ベルマーク委員会をベルマーク部と大きく成長させた、ベルマークに物凄く熱意のある方で、今の私がこうして発表しているのも大城さんのおかげです。

SNSで情報発信も

 集められたベルマーク、インクカートリッジ、テトラパック社製紙容器は、授業参観日にコミュニティルームで開催される『ベルマーク委員会』で回収・集計作業します。

 作業の時間帯を授業参観の前後に設け、『都合の良い時間帯にできる作業をできるだけ』お手伝いしてもらいます。小さなお子さんを連れて参加する会員さんもおり、和やかな雰囲気の中、情報交換をしながら作業を進めていきます。その中で、作業に偏りがないように、委員長さんがこの日の役割分担をお伝えし、作業内容も細かく説明していきます。

 SNSも利用しています。石嶺小学校が行っていることを地域や社会全体に発信しています。社会はネットワーク社会なので、本校も流れに乗っていきます!

 リツイート、または「いいね」で拡散よろしくお願いします。

 ベルマークを貯金して購入した、絵画、指揮台や一輪車など学校がより充実するまた、生徒達が楽しく学校生活を送るのに欠かせないベルマークをこれからも続けていき、石嶺小学校がより素晴らしい学校にしていきたいと思います。


根気よく、地道に永く楽しく

 最後になりますが、昨年度は絵画、指揮台、一輪車など購入することができました。これまでにも児童図書、特別支援学級で使用する知育時計、専用回収箱や給食用エプロン購入など、PTA活動の中でも児童生徒に直接還元できる活動なのでとても魅力を感じています。

 しかし、活動内容把握やPTA会員への協力願いに関しては、とても根気がいり地道な活動だと思います。また、細かな作業過程を毎年引き継いでいくことも大きな課題ですが、丁寧に伝え続けることが一番のコツだと思います。

 本校のベルマーク運動は、多くのPTA会員と地域の皆様に支えられて継続されてきました。「1点1円」という小さな積み重ねの運動を継続させる仕組み作りや、災害地や海外の子供達への援助活動を通じ、大きな社会への繋がりを子供達と共に考えていきたいと思っています。今後の目標は、とにかく地道に永く楽しくベルマーク運動の活動を続け、子どもたちの教育環境を整えていくことです。

 本日はこのような機会を与えて下さったベルマーク財団の皆さま、長い時間お話を聞いて下さった会場の皆さまどうもありがとうございました。

 これにて発表を終了いたします。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=沖縄県青年会館 2階大ホール

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