ベルマーク運動説明会 6月13日(木)新橋


(2019/07/01)印刷する



品川区立旗台小学校

左から 根石真紀子さん、岩神今日子さん、
    永田優子さん


 皆様こんにちは。

 私たちは品川区立旗台小学校PTA副委員長会の岩神と根石と永田です。

どうぞよろしくお願いいたします。

地域と連携、コミュニティ・スクール

 旗台小学校は品川区旗の台にある小学校です。

 東急大井町線と池上線の旗の台駅から徒歩3分という賑やかな立地にあります。今年85周年を迎えました。

 品川区は学校選択制という制度があり、自分の学区域以外の小学校に通うこともできます。そして小中一貫教育を推進しており、義務教育9年間を学校・地域・保護者と連携して子供の成長を支えていく仕組みになっています。本校も近隣の荏原第五中学校と連携し、合唱コンクールや地域清掃などを実施しています。また、一昨年からコミュニティ・スクールが始まりました。

 コミュニティ・スクールとは、旗台小学校とその保護者や地域の方々が連携して、子供達を育てていく仕組みです。子どもたちを取り巻く環境は複雑化し、学校に求められる課題も多様化しています。「旗小コミュニティ・スクール」はその課題を解決していきます。

 コミュニティ・スクールの組織ですが、地域の方が旗小の運営に参画する「校区教育協働委員会」と地域の方が旗台小学校の活動を支援する「学校支援地域本部」の2つがあります。これにより、地域の方のご協力も今まで以上に得られるようになりました。

 次に、旗台小学校のPTAについて説明いたします。

 PTAの構成は、本部役員/委員長会=校庭開放の管理・学校公開等行事の受付・茶話会の設定・ベルマーク手伝い/副委員長会=ベルマーク活動・ラジオ体操/文化厚生部=家庭教育学級の実施/広報部=PTA便りの発行/校外部=地域行事・地域との連携、という6委員会から構成され、その他に、地域親子運動会/第4地区マラソン大会/第4地区夏まつり/第4地区スポーツ交流会/防災レクリエーション/もちつき、の各実行委員会で活動しています。ベルマーク活動は副委員長会の担当です。

大量の「繰り越し分」にびっくり

 今回、この発表のお話をいただいた際、ここまでの流れもお話しないと今に繋がらないのではないかと思いましたので少しお話いたします。

 それは誇らしい話ではないのですが、スタートはおととし2017年春でした。例年通りの引継ぎを受けて、活動が始まりました。実はこの年から少しPTAの部の構成が変わり、仕事の配分も変わった年でした。

 第1回のベルマーク集計が終わったのは7月頭でした。いつも通り作業をした結果、大量の「繰り越し分」が残りました。とってもきれいに切ってあり番号別にきちんと仕分けてあるベルマークが山のように「繰り越し分」となっているのが普通だったのです。

 フワーッとそのまま終わらせた後、「えっ??」となったわけです。そして「これはいつまで続くのか?」と。それを委員たちに話し、同意を得まして「2017年度中にこれをキレイにしよう」ということになりました。

 そして初めて「自宅に持って帰る」という作業をしたことにより、繰り越し分をすべてベルマーク協会に送ることができたのです。これでリセットされ2018年を迎えました。

和やかな入場風景

保護者会の日に活動を設定

 次は本校のベルマークの集め方を紹介します。

 毎年ゴールデンウィーク明けに、ベルマーク活動についてのお手紙と回収用の封筒を全児童に配布していました。封筒には締切日が書いてあり、その日までに各教室の「ベルマークBOX」に入れ回収し集計します。2018年は〆切を4回設定し、4回発送をしました。

 各回をまた2回に分け、前半Aを仕分け、後半Bを集計・発送として「繰り越しを作らない」状況を「どうやったら当たり前にできるか」と模索しました。と同時に、今はどこの学校も同じ状況かと思いますが、共働きの保護者の方が多いので「いかに学校に集まる回数を少なくできるか」も考えました。そのため、表のように、出来るだけ保護者会の日に活動日を設定し(1日学校にいることにはなりますが)協力をお願いしました。

「丁寧に切る」の意識を改革

 皆で色々話しながら行った結果、わが校では「とっても丁寧にベルマークを切る」ことに注力しており、その先に進んでいないということが分かりました。

 そのため、「切るのは集計しながらでも出来るからあとで」「とにかくAでは番号別に仕分ける」「Bでは数えまくる」という当たり前のことを徹底していきました。

 いままでベルマーク活動というと、「集まってひたすらキレイに切ってる」というのがわが校のベルマーク活動でしたので、この意識の改革だけでも相当効果が出ました。

そしてベルマーク便りで「集計しやすいように切っていただきたい」旨を周知し、全家庭の協力もお願いしました。

 この4月からは、このようにPTA会議室の前の掲示板に集める場所を作り、子どもたちに入れてもらう方法に変更しました。特に低学年の子どもたちは楽しそうに入れています。最終的には環境ボランティア委員会にも協力してもらい分類していきます。

箱には何個のカートリッジが?

 各回Aの仕分けの日に、テトラパックとインクカードリッジの集計もしています。テトラパックについては、ここまでの活動で「洗って開いて乾かして」がかなり徹底されており、とてもスムーズにできるようになりました。毎回10kg送ることが出来ています。インクカードリッジもコンスタントに集まっておりますが、またここで問題が発生しました。

 ベルマークの繰り越し分がキレイになり新しい年度を迎え、インクカードリッジのうち1社が送ることが出来そうな量になっていましたので、発送を準備していた時です。「数量」を記入する欄の存在に唖然としました。

 ここまでわが校は、集計時に「各回ごとの回収量」を報告していました。インクカードリッジも各社の段ボールに仕分けて入れられており、「●月●日 10個」「×月×日 8個」ときちんと別紙に記入されていました。ところが「この段ボールにいつから入れ始めて、今何個入っているのか」が全く分からなかったのです。

 当然全部出して数えなおしです。一度でも送ったことのある方には分かるお話だと思いますが、そのような重要な引継ぎがされていなかったのです。そのため、累計の個数も記入するこのような表を作りました。次年度以降、誰が作業してもわかるようにしました。

目標は「校庭一周テント」の実現

 PTAは毎年役員が変わるので、ベルマークについても「一度もやらないまま終わった作業」「わからないから例年通り終わらせた作業」というのがあると思います。

 そのような点を一つ一つ確認していった結果、東京都TOP10に入るという嬉しい成果をいただきました。

 今現在の目標は「テントの購入」です。わが校は春に運動会を開催しています。その際、子どもたちの待機場所に日よけのテントを張っています。年々暑い環境になっていますが、足りていないのが現状です。今年も低学年までしか張ることが出来ませんでした。

 最終的には校庭一周全学年に日よけのテントを張ってあげたいというのが先生方と保護者の総意ですので、それに向かってコツコツと集めていきたいと思います。

 本日はこのような機会を作っていただきありがとうございました。これで品川区立旗台小学校の発表を終わります。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=ヤクルトホール

ベルマーク商品

コマンドTMフック 

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/31までの受付分を作業中