ベルマーク運動説明会 5月21日(火)徳島


(2019/06/17)印刷する



徳島市立津田小学校

若山和美さん(左)と黒沢茜さん


 おはようございます。本日、ベルマーク活動について発表させていただきます徳島市立津田小学校PTAの若山と黒沢です。よろしくお願いいたします。

運動に参加して30年

 津田小学校は海に囲まれた漁業の盛んな町にあります。昨年度は児童数624名・25学級でした。

 ベルマーク財団への参加登録は1989年でちょうど30年となり、節目の年に呼んでいただき、光栄に思っています。この30年間で集まったベルマークは1,952,279点です。

 それでは、津田小学校ベルマーク部の1年間の具体的な活動内容について発表させていただきます。

 まず、最初の活動は新1年生のベルマーク回収用の封筒作りです。この封筒は1~6年まで使用します。

 兄弟姉妹であっても1人1枚封筒を用意します。また、封筒を失くしてしまった児童もこの時に作り直します。児童数が多いこともあり、思ったよりも大変な作業ですが、作ってしまえば卒業するまで使用できるのでベルマークを回収するのにも便利です。

現物を手に活動を分かりやすく説明

回収用封筒は学年で色分け

 作った封筒がこれです。(封筒を見せる)

 お気付きかも知れませんが封筒の下の部分にカラーペンでラインが引いてあります。これは学年で色分けをしています。色分けすることによりバラバラになった封筒を簡単に学年別に振り分けることができます。

 でき上がった封筒は児童に配付します。各自が家庭に持ち帰り、ベルマークを入れた後に再び学校に持ちより、担任を通じて職員室にあるベルマーク回収ボックスに集めておいていただきます。

 この時、お家にベルマークがなければ強制ではないので封筒のみ返却していただいても大丈夫です。

 次に活動日に集まったベルマークを1つの大きな段ボールにドンドン出していきます。出し終えたら、そのベルマークを適当な量をとり、番号の書かれたケースに大まかに振り分けていきます。(ケースを見せる)

 この作業が終われば、最後に各社別のケースに振り分けていきます。(各社別のケースを見せる)

 こういった作業を各学期1・2度程繰り返し、年度末にベルマーク部員に集計の仕方を書いた封筒と共にベルマークを配付し、ご家庭で集計していただきます。2~3週間の集計期間を設け、期限内に集計を済ませていただくようにしています。

昼の部に加えて夜の部を新設

 この活動の中で工夫したことですが、3・4年ほど前まではベルマーク部員が45名いましたが、その中で活動していただけたのは2~3割程度でした。出席率を上げられないものかと考えた時に、それまでは平日、お昼間の活動しかしていないことに気付きました。

 今は働く保護者も多いので、夜の活動もしてみてはどうかという考えにたどり着き、あまり期待はせず夜の活動を始めてみました。ところが思いのほか参加人数が多く、現在ではお昼の部と夜の部として、どちらか参加できる方に参加していただくという形をとっています。

 この方法にしてから、部員のほぼ全員がどちらかに参加していただけるようになりました。また、作業内容も昼と夜で分担し、お昼の活動の人が大まかに分けるという作業まで行い、夜の活動の人が各社に細かく振り分ける作業をしています。作業内容を分担することにより作業の効率も上がりました。

熱心に耳を傾ける徳島会場の参加者

持ち帰り集計で効率アップ

 ベルマークの集計方法も、学校で集計する方法から家庭に持ち帰って集計するという方法に2・3年前に変えたことで、さらに効率が上がりました。

学校での作業となると時間も決められていることから、学校に足を運ぶ回数がどうしても多くなっていましたが、家で集計することにより、自分の都合のいい時間に集計できるようになりました。

 家に持ち帰っていただくので、最初は不安もありましたが、ベルマークは現金と同じという意識を部員が持つことにより、今までベルマークを紛失したり学校に戻ってこなかったりといったトラブルはありません。

 最後に学校での工夫ではありませんが、代々、先輩ママから「小学校に入学したらベルマークが活躍するから今から集めておいた方がいいよ!!」とアドバイスをいただけることが多いです。入学前から保護者や児童の『ベルマークを集める』という意識が高く、児童数が年々減っている現在でも同じ水準でベルマークが集まっています。

=あわぎんホール(徳島県郷土文化会館) 5階会議室6

ベルマーク商品

小岩井 純水みかん

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/16までの受付分を作業中