ベルマーク運動説明会 ５月23日（木）弘前
(2019/06/06)印刷する
| 弘前市立福村小学校 濱田直子さん |
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弘前市立福村小学校執行部役員書記局担当の濱田直子と申します。
実は先日、12年間の小学校生活を経て、下の子を卒業させることができました。いろんなことを勉強させて頂いた12年間でしたが、本日は、今までの活動を振り返れる貴重な機会をいただいたということで、皆さまに少しでもお伝えできたらいいなと思っております。最後までどうぞよろしくお願い致します。
明治９年創立、校章に岩木山
さて、弘前市立福村小学校は明治９年創立、本年で143年を迎えます。現在の児童数は359名、学校の校章の由来として、津軽の父なる岩木山、母なる平川の自然のふところに懐かれて、平和で心豊かに学業に励む子どもに幸多かれと祈る心を表現しているそうです。
緊急友愛援助で寄付した経験も
次に、ベルマーク委員会の活動ですが、ベルマーク参加登録は平成９年当時に、すでにボランティアとしての活動を始めておりました。その後、平成24年度からＰＴＡベルマーク委員会として正式に発足し、現在、年８回、全学年の各クラスから一名立候補してもらい、約15名ほどで活動しております。昨年度、６年間分のベルマーク預金で運動会の時に子どもたちが使う雨よけや日よけのテントを２ハリ購入致しました。それ以前の預金の使い方では、平成23年におきた東日本大震災の翌年、被災校への緊急友愛援助事業として寄付をしたこともあります。
スタンプと賞状で子どもが協力的に
それでは、活動の内容をご紹介致します。
まず年間計画で収集日を決め、子どもたちに封筒を配布し、回収します。回収したベルマークは児童会のベルマーク委員が封筒から取り出し、封筒にお礼のスタンプを押します。
このスタンプが年間を通して全部押された子には、年度末にお礼の賞状を作成し、渡しています。賞状をもらえると子どもはやはり嬉しいようで、次の活動に協力的になったりしています。
それからベルマーク委員会で、点数マークのまわりの余分な部分を切り、番号ごとに仕分けをします。当校で一番回収が多いマークはキユーピーさんや森永製菓さん、キリンビバレッジさんなどです。小さな点数を切るという単純作業ですが、他学年のお母さん同士の情報交換の時間にもなっていて、和やかな雰囲気のなかで行っています。
番号別に振り分け、２回ほど仕分けの作業をしたら、今度は集計をします。点数ごとに分けてから、点数ごとの集計をし、合計点を出します。たとえば、キユーピーさんでいうと、点数に分けるだけでも何種類もあり、さらに枚数も多いので、何人かでまとまって作業をしています。集計したものは、年二回ベルマーク財団に郵便局から発送をしています。
カートリッジの仕分けと集計は年一回です。当校の収集場所が児童の玄関にあるため、一年分になるとほこりがかぶってしまったりしていて、マスクとビニール手袋が必要な作業になります。
ベルマーク、トナーの回収は、学区内５か所の事業所さんにもお願いしており、活動日の前に回収に伺っています。
卒業後もマークを届けてくれる方
今後の活動目標としては、点数をためて早く子供たちに還元できるように取り組んでいきたいと思っています。
この活動は、PTA保護者のご協力なくして成り立ちません。実際、ベルマークを提出してそれが点数となり、備品を購入できたりするというシステムだということをご存じないかたもいらっしゃいます。活動を盛り上げ、持続していくためにも広く周知していく必要があるかと思います。
６年間の活動を通して、お子さんが卒業された後でも、ベルマーク商品を購入したり、切り取ったものをわざわざ自宅に届けてくださる方もいて、続けてきたことが、こうやってつながっていくんだなあと、嬉しく思ったりする瞬間もあります。
多くのことを経験した大切な時間
そうやって今思い起こすと、ボランティア時代から活動に携わっていて、上の子どもの時からですので、約７年間お世話になりました。人との出会い、先生方との思い出、たくさんのことを経験させてもらった大切な時間でした。この貴重な経験を次の世代の皆さんにも伝えていかないといけないと思っております。
子供は成長し、卒業しますが、PTA卒業生としてこれからも何かしらの協力ができたらと思っています。今は、財団のホームページからいろいろな情報が読めるので、この活動をぜひ身近に感じてもらえたらいいと思います。
自分の子供はもとより、これからの子供たちのために少しずつでもお手伝いができることに感謝して今日の発表にかえさせていただきたいと思います。
本日はありがとうございました。
（写真や振り分けボックスなどを提示しながら説明）
＝弘前市民会館 大会議室
