ベルマーク運動説明会　６月15日（木）岡山

(2017/07/07)印刷する

倉敷市立葦高小学校

吉川瞳さん

仕分けは各クラス２人の委員と本部役員、総勢45人

　みなさん、こんにちは。倉敷市立葦高小学校ＰＴＡ平成28年度学年部部長を務めました吉川と申します。本日は、我が校の活動を皆さんに紹介させていただきます。少しでも皆さんのご参考になればと思います。

　倉敷市立葦高小学校は倉敷市内中央部に位置し、今年、創立47周年を迎えます。保健所、くらしき健康福祉プラザに隣接し、倉敷市役所、県立高等学校にも隣接するなど、公共施設に恵まれた文教地区に立地しています。学区住民の教育に対する関心は高く、ＰＴＡ活動・社会教育活動等盛んです。自治会・町内会の地域の結びつきも強く、地域・保護者からの学習支援ボランティア、行事支援、本の読み聞かせボランティアなどの地域支援は、昨年度延べ3669人にも上ります。

　クラス数は通常学級24、特別支援学級５、児童数803人の大きな学校です。ベルマーク運動へは、1971年（昭和46年）から参加しています。

　ベルマークの送票点数が昨年度、ついに累計500万点を突破し、財団から感謝状をいただきました。ここまでの点数になったのは、これまで運動に協力してくださった保護者、児童、地域のみなさん、そして、歴代の委員の地道な努力があってのことと思います。また、昨年度は、葦高小学校のベルマークの収集が県下で１位となる成果を上げることができました。日頃から本校で取り組んでいる収集方法を具体的にお話したいと思います。

枚数の多い企業は大きい茶封筒に白い整理袋を貼り付け

　毎月初めにベルマークの収集袋を担任の先生を通じて各児童に配布し、各家庭で集めたベルマークを回収しています。仕分け作業は、ひとクラス２人ずつ選出された学級委員の方々４２人とサポートに付いてくださる本部役員の３人、総勢４５人で担っています。１回あたりの作業時間は、約１時間30分で、毎回35人前後の保護者の方に参加していただけました。

　学年ごとに集まったベルマークを牛乳パックで作った小さい仕分け箱に企業番号別に分けていきます。ベルマークの切り方が少々雑でも、そこは割り切って、新たに切りそろえたりせず、仕分けのみをすることにより、作業時間が短縮できました。仕分けが終わったら、前の机に置いてある大きな仕分け箱へと移します。

　大きな仕分け箱にベルマークを入れ終わったら、委員さん一人ずつで大きな仕分け箱と、ベルマークを入れる整理袋をセットで持ち、自分たちのテーブルに戻って、個々に集計作業をしてもらいます。

　我が校は、キユーピー株式会社さんのベルマークが毎回の部会で数千枚単位、集まることもあり、枚数の多い企業につきましては大きい茶封筒に白い整理袋を貼り付け、一度にたくさん収集できるように工夫をしました。

　集まった点数や枚数の合計を、見本を見ながら参考にしていただき書きこんでいただきました。ベルマークの発送作業は部長がしました。

　昨年度は一年を通して35万9008点集めることが出来ました。収益で、児童の学習や体力向上のための教具を購入しました。左の写真はロケットフォームといって、児童の投げる力をアップさせるものです。陸上運動のソフトボール投げの練習等に使っています。右の写真はバランスボールです。体育の学習の準備運動や体ほぐしの運動に使っています。めずらしい器具なので、子どもたちも意欲的に運動できているようです。これからも先生方と相談しながら、子どもたちにとって有益なものを購入していきたいと考えています。

　私自身、委員になるまではどのようにしてベルマークが、子供たちの役に立っているのか詳しい活動を知りませんでした。昨年度のベルマーク説明会に参加して、いろいろな事を知ることが出来ました。そのひとつが、昨年説明会で知った「ウェブベルマーク」の存在です。

　ウェブベルマークを利用することによって普段のネットショッピングが東北の被災校をはじめ、全国の学校支援に活用されると言う運動に大変感銘を受けました。本年度は通常のベルマーク活動とあわせて「ウェブベルマーク」の活動をお知らせするプリントを配布予定しています。たくさんの方がウェブベルマークのことを知ってもらえるいい機会になればなと思います。

　これからも、「無理なく・無駄なく・根気よく」　そして、「気軽に」をモットーに楽しくベルマーク活動に参加していきたいと思います。

　これで、倉敷市立葦高小学校の発表を終わります。

　ご清聴ありがとうございました。