ベルマーク運動説明会 6月13日(火)米子


(2017/07/07)印刷する



米子市立福米西小学校

松本みゆきさん(左から2人目)らPTA役員のみなさん

運動会のテントを購入したら、雰囲気高まった

 校区民は昔から愛郷心が強く、人情も細やかで、学校に対して大変協力的です。第2次世界大戦後、急速に住宅化が進み、20数年間に3回の小学校統合・分離がありました。その都度、住民は教育愛と母校愛に燃えて協力し、学校の後ろ盾となって支え続けました。 昭和53年4月1日、米子市立福米西小学校が開設し、創立40周年記念式典を今年11月に予定しています。

 会社・民間の住宅、賃貸マンション・アパート等の急激な増加は、転出入児童が多いという特色を生み出しています。昭和63年、国道431号線が一部開通し、平成5年に全面開通したことによって、大型店の出店が相次ぎ、今や新開川沿いの畑地はほとんど見られません。交通量も多くなりましたが、平成20年2月には歩道橋「米子けやき通り橋」が完成し、児童が安心して登下校できるようになりました。

 平成29年5月1日現在、児童数579人。21学級(特別支援学級含む)。米子市内では3番目に児童数の多い小学校です。

 学校教育目標は、「人権尊重の精神を基礎とし 自ら学び 心豊かで たくましく 共に生きる子どもの育成」です。

 PTAの組織は、本部役員として会長1人、副会長4人、会計監査2人、学年部長1人、 専門部長各1人、幹事数人と、校長先生、教頭先生、教務先生で構成されています。活動内容は、各専門部の連絡調整、会務執行です。専門部委員会は、人権教育推進部、広報部、事業部の三つがあります。

 ベルマーク活動を担当しているのが、学年部委員会です。活動内容は、保護者・先生を繋げ、交流の場を作り、親睦を深め、茶話会・学年行事を企画・運営し、ベルマーク整理をすることです。

 学年部組織は、本部役員である学年部部長1人、副部長2人(1~3年生から1人、4~6年生から1人)を部員の中から決めます。学年毎に、学年長、ベルマーク担当、おたより担当、会計担当し、それぞれ役割分担し、部員全員で活動していきます。各学年ベルマーク担当は、毎年「ベルマーク運動説明会」へ参加し、ベルマーク運動の中心的役割を担います。

 

作業効率のため回収袋にマークの切り方を表記

 ベルマーク活動の流れは、

①各家庭でベルマークを集める

②学校へベルマークを児童が持って行き、学校にベルマークを集める

③学校で保護者が整理をする 

公民館にベルマーク回収箱を設置しているため、これについては学年部で整理する

④学年部で集計し、財団へ発送する

 

 集め方は、

①各家庭でベルマークを集めるために、ベルマークの袋を使用

毎月ベルマーク回収袋を学校から児童が家庭へ持ち帰り、自宅で集まったベルマークを毎月1日に学校へ持っていく。 袋には、ベルマークの切り方が表記してあります。学校での整理の際に、カットする作業を中止する作業効率のためです。学年部担任の先生は、児童が持ってきたベルマークは学年毎に保管します。

②公民館には、回収箱を設置(現在は昨年ベルマーク運動で頂いたものを活用)

③学年部から保護者宛てに「ベルマーク運動と仕組み、やり方について」記載したおたよりを毎年、配布します。 昨年は写真付きで、変更点をアピールしました。

 変更点として家庭で集める際、同じベルマーク番号で、同じ点数のものをセロハンテープまたはホチキスで10枚ずつまとめることにしました。各学年保護者が整理するときに、作業効率がよく、作業時間の短縮につながるためです。

 

作業場所を三カ所に増やし、参観前の整理日を増やして、参加者増加

 27年度と28年度の比較をします。

整理回数は変更がなく、学年毎に年3回、各学期に1回、全体整理・集計日までに実施しました。1回当たりの作業時間も27年度28年度も変更なく、1回30分程度であった。

保護者の整理参加回数も変更なく、3回のうち1回参加の形をとっている。参加依頼は、各学年部役員より、おたよりで参加依頼する。

 整理日は、27年度・28年度も学年毎に設定する。27年度は、参観日の授業参観前、茶話会の前と同一日、単独開催で昼の部2回、夜の部1回を実施しました。28年度は、参観日の授業参観前、茶話会の前、行事の後、と同一日に昼の部2回、夜の部1回実施しました。

 場所は、27年度は理科室のみを使用し、1回に2学年まででした。そのため、参観日前のベルマーク整理は希望が多いけれど、各学年で調整が必要でした。参観日、茶話会以外に設定することもあり、学年部役員の負担が大きいこと、保護者の参加人数も少なくなるなど問題点がありました。

 28年度は、この問題を改善するため、先生と使用できる教室を調整し、理科室に加えて、家庭室・少人数教室の3か所を使用できるようにしました。この結果、5学年が同一日・同一時間に実施できることとなり、参観日の授業参観前に、ベルマーク整理ができる日を多くしました。その結果、学年部役員の負担が軽減できました。保護者の参加者も増えました。

 27年度までは理科室で整理し、理科室に設置しているケースを利用する方法でした。ベルマーク番号は、会社名が記載されたケースの場所に仕分けをしていく。ケースへの仕分けは簡単ですが、学年部での全体整理・集計を公民館でするため、移動・持ち出しの準備負担がありました。

 28年度から、複数教室での整理となり、理科室以外での整理ではケースが使用できなくなりました。全体整理・集計時に移動・持ち出しが容易になるように、と、ジップロックを使って、1枚ずつにベルマーク番号・会社名を記載したものを3セット準備しました。ジップロックを入れる袋は、昨年ベルマーク運動説明会で頂いたバックを活用することにしました。

 学年毎のベルマーク整理では、学年部役員が説明して、役員が中心となってスムーズに整理できるようにしました。 同じ学年の保護者であるため、子どものこと、最近の話題などを話しながら楽しく整理しています。作業時間は30分と負担がないように設定しています。

 

 学年毎のベルマーク整理方法は、

①ベルマーク番号ごとに整理する

②同じベルマーク番号で同じ点数は10枚ずつ、セロハンテープかホチキスでまとめる

③ベルマーク番号ごとにジップロックの袋に入れて、整理する

 ベルマーク整理(集計)方法・発送について 第1回学年部部会を5月20日頃に開催して、年間の日程を決定します。第1回が6月下旬、第2回は10月下旬~11月下旬、第3回を2月中旬に実施します。 1日目が19時30分~21時、2日目が10時~11時30分です。学年部役員は1日目ないし、2日目のどちらかに参加します。昼の部と夜の部に分けているため、各家庭の状況に合わせて参加することができます。日程を早めに決定することで、仕事を持っている保護者にも予定が立てやすいように配慮しています。

 参加者は、学年部役員、本部役員の学年部付き役員が参加し、学年部部長は昼の部、夜の部ともに参加します。 場所は福米西公民館の和室を使います。

 集計した後は、学年部部長が責任を持って発送します。公民館は福米西小学校に隣接しているため、学校からベルマークやセロハンテープ、ホチキス、ペン、ベルマーク整理袋などを運ぶ負担は少なく、和室を使って、ゆったりと、お茶・お菓子を食べながら作業しています。飲み物・お菓子はベルマークの協賛会社の商品を使用し、こんなものにベルマークがついていることをアピールすることもあります。親子で参加される方もいます。また、両親ともに仕事をされている場合、参加できる方が参加し、お父さんが参加されることもあります。

主に、学年毎に整理されたベルマーク番号ごとに集計し、発送できるように袋詰めして、点数を記入します。 1年生~6年生の学年部役員が参加しているため、学年を超えて、いろいろな保護者と知り合い、友達となり、会話も弾み、学校のこと、最近の話題など楽しい会話がたくさんできています。

 インクカートリッジも、毎月ベルマークの日に学校へ子どもたちが持ってきます。大きいものは、保護者が直接持参されることもあります。理科室に回収ボックスがあり、本部役員で年1回、インクカートリッジ・トナーカートリッジを整理して、財団へ送付します。

 学年部部長が整理、集計されたベルマークを責任持って財団へ送付します。27年度は5万3216点でしたが、28年度は6万9177点となりました。

 福米西小学校は購入することが少なく、ベルマークが貯金された状態が続いていました。お買い物をしないことによって、ベルマークを集めてどうなるのか保護者に理解されないことも多く、ベルマークを集める意欲の低下につながっていました。

 27年度には運動会などに使用するテントを16万8304円で購入しました。購入直後、運動会で使用しました。PTA通信で購入したことを各家庭へお知らせしました。28年度は買い物をしませんでしたが、前年度にテントを購入したことで、また子どもたちに必要なものを購入しようという雰囲気は上がりました。学年部役員は、役員では何が必要か判断できないため、先生に購入商品は決定してもらうという意見にまとまりました。29年度は、子どもたちに最も必要なもの、有効に活用できるものを検討して購入していく予定です。

 28年度学年部活動を振り返り、アンケートを実施しました。

①学年毎のベルマーク整理はどうでしたか?

「今の方法で問題がない」という結果が大多数を占めました。スムーズなベルマーク整理であったため、29年度も同一方法で実施していくことにしました

②全体整理・集計の方法はどうでしたか?

「今の方法で問題なし」が多数を占めました。時間内で集計が終わり、27年度から集計にも余裕を持ってできたため、29年度も同一方法で実施としました

③学年部の活動に参加してどうでしたか?

「とても良かった」「良かった」が多く占めました。1年生の役員では、「良かった」が「大変だった」と重複した回答がありました。初めての役員で分からないことがあったために、負担が大きかったことが現れました。「良かった」「とても良かった」ことには、「仲良くなれ、友達ができた」「先生と話ができ、学校のことがよくわった」という意見を多くあり、有意義な活動につなががったようでした。

 活動を振り返り、役員・保護者の負担が少なく、有意義な活動できるように今後も取り組んでいきたいと思います。

 今回、このような発表の場を頂き、感謝いたします。 ご清聴ありがとうございました。

 

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(パワーポイントを使って説明)

=国際ファミリープラザ 3階会議室B

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