ベルマーク運動説明会 6月9日(金)海老名


(2017/06/20)印刷する



横浜市立原小学校

上村健一さん(中央)、吉田智子さん(左)、
益田明子さん

地域・学校・家庭を繋ぐベルマークを実感

 原小学校は、本年度、創立74周年を迎えた歴史ある学校です。児童数も1000人を超え、地域や周辺校とも繋がりが強く、「小中一貫教育」をスローガンに、「地域・学校・家庭」が連携して子どもたちの成長を見守っています。

 PTA構成は、運営委員会と五つの常置委員会があり、ベルマーク活動はその中で常置委員会に属する「学年委員会」で担当をしています。今回の学年委員会の取り組みは、平成28年度のPTA活動テーマである「地域の輪をひろげましょう」を実践する活動となっています。

 

児童委員27人とPTA委員19人が一体になって作業

 学年委員会は、家庭教育学級という親子のコミュニケーション講座の企画・開催を主な活動としている委員会です。

 この学年委員会の活動の一つに、ベルマークの活動があります。担当しているのは、5、6年生27人で活動している児童ベルマーク委員会と、私たちPTAの学年委員会19人です。毎月、児童ベルマーク委員会の数日前に収集日を設定し、年間の収集日が印刷された封筒を全児童に配り、家庭で集めたベルマークをその封筒に入れて収集します。

 児童ベルマーク委員会では月1回、クラスごとに回収したベルマークを仕分ける作業と、お礼のスタンプを封筒に押して返却する作業をします。その活動には、学年委員会からも毎月3人が一緒にお手伝いをしています。

 学年委員会では月1回の定例会の中で、児童ベルマーク委員会が仕分けしてくれたベルマークを切り取り・貼り付け・集計します。あまりルールを決めず、仕分けしたものを両面テープで貼り、1枚ごとの点数をしっかり出していくようにしました。和やかな雰囲気のなかで作業し、強制ではなく、やれる人が家庭に持ち帰って作業をしてくれます。インクカートリッジについては、年度末にまとめて集計・発送しました。

 郵便局やスーパー、JA、幼稚園にも回収箱を設置させていただき、福祉施設でも集めてくださるなど、地域の方にもご協力いただいています。この地域で集めてくださった分についても、学年委員会で作業します。

 地域の方への感謝をこめて、回収箱を設置しているところに、児童ベルマーク委員会からのお礼のメッセージを貼らせていただいたり、福祉施設の方をお招きして交流会を開催したりしています。

 

キャンペーンを積極利用、標語コンクールには入賞

 28年度は「無理なく・無駄なく・根気よく」に加えて、ベルマーク運動説明会で紹介された「ウェブベルマーク」と「ベルマーク財団設立×クレラップ発売開始55周年キャンペーン」への参加を目標としました。ウェブベルマークについては、みなさんに知っていただこうと、PTA運営だよりに掲載してもらいました。クレハのキャンペーンは、「標語募集」と「専用台紙で点数2倍!」というものでした。「標語募集」では、夏休みの自由課題として学校で取り組んでくださいました。おかげさまで、応募された親子の作品が「クルリ・クルミ賞」に選ばれるという、嬉しい結果となりました。

 

 受賞作品 : 「ベルマーク」クルリとまわせば見つかるよ 幸せ運ぶ愛の鐘

 受賞された親子さんのコメント:

 この標語募集があったことで、子どもたちとベルマークについて話し合う機会も持てましたし、入賞していろんな経験もできました。

 

 点数が2倍になるキャンペーンでは、専用台紙を請求し、優先して作業しました。

  財団への発送は年3回行いました。

 収集実績:

  1回目26,189点

  2回目32,601点

  3回目76,060点

  その他 3,785点

  合計138,635点

 

 3回目の点数が伸びたのは、標語募集キャンペーンの商品として全校児童分のクレラップをいただいた時のベルマークが含まれたいるためです。

 ベルマーク預金を使っての購入品ですが、昨年度は一輪車5台、CDラジカセ、ホワイトボードを購入しました。今回の購入で一輪車は10台となり、休み時間にはみんなで楽しむ姿が見られます。

 

振り返りアンケートに多かった、「委員会活動が楽しかった」

 今回の発表の前に、県内でベルマークの集票点数が高かったとの報告をいただき、正直驚きました。工夫した取り組みを特にしたわけではなかったので、点数が高いことに疑問すら抱くほどでした。学校の児童数が多いことや、キャンペーンをうまく活用できたこともありますが、学年委員さんたちがとても協力的で、子どもたちのためにと思って活動してくれたことが大きな要因だと思います。1年間の振り返りのアンケートでは、「委員会活動が楽しかった」という意見が多く、私たちも嬉しく感じました。

 学年委員会の活動はベルマーク作業だけではないことから、大変な時もたくさんありましたが、子どもたちのために結果を残せた1年となりました。

 28年度のベルマーク活動を振り返ると、このベルマーク運動説明会が大きな情報源となっていたと思います。ベルマーク活動は学年委員だけでなく、情報を学校に発信し共有することでより広がっていくことを実感しました。

 今後もこの取り組みを継続していきたいと思います。

 これで横浜市立 原小学校の発表を終わります。

 ご清聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

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