ベルマーク運動説明会　６月７日（水）日立

(2017/07/05)印刷する

日立市立豊浦小学校

木田奈美さん(左)と長谷川明子さん

細かく単純作業は正直疲れるが、達成感は半端ない

　日立市豊浦小学校28年度ベルマーク委員会委員長の木田奈美です。

　まず、学校の紹介をさせていただきます

　豊浦小学校は、明治６年８月に川尻小学校と称し、勝間田小田郎宅を借用して開校しました。11年に校舎を川尻に新築し、初代校長大津淳一郎氏を迎え、砂沢に小学校を再開校しました。昭和22年に豊浦小学校となり、39年には現在の折笠天満宮前に校舎を建設しました。現在は新校舎建設のため仮校舎にて過ごしています。本校は、東に太平洋を望み、西は山並みを望む台地にあります。以前は農漁業の地区でありましたが、工場等が進出し、さらに住宅地が造成されるようになって、人口が増加し、その様子も大きく変貌しました。現在、児童数は491人ですが、やや減少傾向に変化しつつあります。学校教育目標は、「夢をもち　心豊かで進んで学ぶ　たくましい児童の育成」です。「元気いっぱい　笑顔いっぱい　学校大好き　夢いっぱい」を合言葉にして、日々先生方が心を一つに一丸となり愛をもって子どもたちを指導して下さっています。

　ＰＴＡ構成は、会長、副会長、事務局、総務、校外指導、環境整備、ベルマーク、広報、各学年委員会から成り立っています。またボランティアで、「おやじの会」が昨年発足されました。ハイキングに行ったり、地区の文化祭で出店したり、校庭遊具のペンキ塗りをしたり、仕事で忙しいにも関わらず楽しく活動しています。私たちベルマーク委員は、各学年１人の合計６人で構成されています。会長、副会長、会計、印刷と各々仕事を決めて活動しました。

無駄を省き、先生方にもお願いして、学校に行く回数減った

　それでは、活動内容を説明していきます。年度初めに４回の回収予定を組み、１回の回収に、①回収袋の準備と配布②回収と仕分け③集計と発送の３段階をふんでいきます。回収と仕分けの時には、２学年の学年委員さんにお手伝いをお願いしています。手伝いに来てくれた方が疲れないように、飲み物と飴を用意しています。はさみ持参で、話をしながら毎回あっという間に時間が過ぎていきます。各メーカーのベルマークの集計は家に持ち帰り、最後の総集計の時までに点数を数えるようにしておきます。その際、テープのりを使って点数ごとにベルマークを貼るようにしています。点数を数える時も、ベルマークがペラペラせず、点数が見やすいです。カートリッジは毎回集計しますが、ある程度の量になったら送付するようにしました。仕事をしているお母さんも多いので、負担にならないように皆で協力して活動するように心がけました。

　ベルマークの袋をなくしてしまった児童には新しい袋を作りますし、回収日までに持ってこられなかった児童にも職員室の廊下に箱を用意し、いつ持ってきても大丈夫なようにしてあります。また、ベルマークだよりも発行し、点数の報告や、ボランティアのお知らせも載せています。毎年委員長に引き継ぎノートがあり、１年の活動記録を書くようにしてあります。それを読み返しますと、どんどん仕事の流れが簡素化されスムーズになっていることが分かります。無駄を省くことや、先生方にお願いできることは頼むようにしたことで、学校に行く回数も減りました。ここ最近、購入品はありませんが、新校舎になり、何か必要なものがあれば是非、先生方に使って頂きたいと思っております。

　ベルマークの点数を多く集めるには、家庭の協力が不可欠ですが、おじいちゃん、おばあちゃんに声をかけたり、お友達に集めていることを伝えてみたりするのもありだと思います。また、小学校で購入するソプラノリコーダーにもベルマークの点数が１９点も付いているので、事前に伝えておくと、かなりの点数が期待できます。ベルマークは気にかけると、すぐに気づくようになるので、買い物をしたりするときも楽しみになりました。今年度は１点でも多くのベルマークを子供の回収袋に入れるのが目標です。委員会の活動からは離れてしまいますが、今年もまたたくさんのベルマークが集まるように協力していきたいと思います。

　最後に、１年前皆さんと同じ席に座り、ベルマーク活動とはどうしていったらいいのかと、不安な気持ちでおりましたが、１年を通して、やっと流れをつかんだというのが本当のところです。一人ひとりの生徒が持ち寄ったベルマークを丁寧に集計して、財団に送るという単純な作業なのですが、細かい作業なので正直疲れます。しかし終わった後の達成感は半端なくあります。コツコツが基本ですので、皆さんもそれぞれのスタイルで家事に支障をきたさない程度にベルマーク委員のお仕事をしていってもらいたいと思っています。

　以上で、私たちの発表を終わりにします。最後まで聞いてくださりありがとうございました。