ベルマーク運動説明会 5月31日(水)高松


(2017/06/27)印刷する



香川県立善通寺養護学校

右から、富田義郎教諭、宮内恵さん(高等部)、
辻浦快さん(※辻は一点しんにょう)(中学部)

 

「尾木ママ」が学校に! 生徒の気持ちを聞いてくれた

 今から香川県立善通寺養護学校のベルマーク活動の発表をします。よろしくお願いします。

 

 私たちの学校は善通寺市にあります。独立行政法人国立病院機構「四国こどもとおとなの医療センター」に入院、または通院している児童生徒が「病気を直しながら学習できる」学校です。

 小学部・中学部・高等部にそれぞれ1組・2組・3組があります。全校生徒合わせて134名です。

 本校では、小学部5年生から高等部までの児童生徒が参加する委員会活動があり、月1回のペースで開かれています。六つの委員会の中にベルマーク委員会があって、約25名の児童生徒と教員が一緒になってベルマーク活動をしています。

 

ちらしや回収箱づくりも自分たちで

 最初のベルマーク委員会では、ベルマークが集まるように保護者の方へ配布するちらしの枚数を数えたり、ベルマークやインクカートリッジなどを入れてもらうための箱作りをしたりします。

 

 委員会の時間には、まずベルマークを回収することから始まるので、校内に回収箱を設置しました。出入口と小学部用で1階に3カ所、中学部と高等部用で2階に2か所です。写真の赤マルのところに「テトラパックの紙容器」の回収箱もあります。

 

 ベルマークが作業する教室に集まってきました。マークを枠にそってきれいに切っていきます。みんなでの作業は短い時間なので、黙々と集中してやります。

 

 

 次は仕分けと計算です。ベルマークの協賛会社の番号と同じ箱に入れます。点数別に分ける細かい作業です。たとえば同じベルマーク番号07でも、1点・2点・3点・4点・5点・6点・7点があり、それぞれの枚数を数え、電卓を使って合計点を出します。協賛会社番号の袋に入れて封をし、これでベルマークを送付する準備ができました。

 

 みなさん、話は少しそれますが、テレビ出演も多くて人気の高い尾木直樹さん(尾木ママ)を本校に呼ぼうということになり、ベルマーク版「オーサー・ビジット」への応募のための色紙作りを開始しました。一人一人が得意な絵やコメントを書き込み、思いを込めた色紙ができました。

 さあ、尾木ママがこの学校へ行きたいと、色紙を選んでくれるでしょうか? どうなるでしょう?

 

 


 

 インクカートリッジも回収しています。家庭用はキヤノン・エプソン・ブラザーの3種類で、先生と一緒に数えます。学校での使用済みトナーカートリッジは4個で1箱にまとめて送付し、その箱づくりもします。

 テトラパックの紙容器も集めています。飲み口が今風になっていて、かさばり、しかも10キロ以上でないと送付できないため、毎回箱につめるのに大変苦労しています。

 

 テトラパックやカートリッジは、それぞれ業者が指定する箱に入れて回収センターに送り、すると業者からベルマーク点数証明書というハガキが送られてきます。この証明書は、ベルマーク送り状とは別便にして、マークを入れた整理袋とともにベルマーク財団に送ります。

 

高等部・中学部の生徒もマイクを手に発表

 


 

 さて、みなさん。先ほどの話の続きです。

 びっくりです。昨年10月25日(火)に、尾木ママが本校に来てくれました。全校あげての大歓迎になりました。

 

 尾木ママは生徒たちの気持ちを聞いてくれました。

 「ありのままでいいんだよ」

 「これからもっとよくなるよ」

などの言葉をもらい、励みになりました。生徒からは、木工サークルで作った干支の置物を贈りました。特別授業の後は、保護者の方々と尾木ママを囲んでの座談会を開きました。来校記念として、尾木さんに色紙を2枚書いていただきました。「ありのままに 今を輝く」「愛とロマン」の色紙です。

 

 これからも、ベルマーク委員会の仲間みんなで一緒に作業をがんばります。

 以上で発表を終わります。

 

パワーポイントを使い、交代で熱心に発表

 

=サンポートホール高松 4階第1小ホール

ベルマーク商品

こどもがよろこぶ・かるい学習帳B5漢字練習120字

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/16までの受付分を作業中