ベルマーク運動説明会 5月24日(水)高崎


(2017/06/05)印刷する



高崎市立倉賀野小学校

左から 宮下尚子さん、小笠原真人さん

新年度初に新旧役員が作業を通して引き継ぎ

 高崎市の東南端に位置する倉賀野町にある倉賀野小学校は、全児童数582人。教育目標は「豊かな人間性と健康な体を持ち、生活をきり拓く実践力のある子どもの育成」です。PTAでも「一人ひとりが大切にされ、明るい希望が持てる学校と地域を!」をスローガンに活動しています。

 学校は1873(明治6)年に校舎を九品寺に置いて創立され、今年度、創立144周年を迎えます。倉賀野町は、良き伝統や歴史文化の多い町で、江戸時代には諸大名の通行が盛んで、中仙道倉賀野宿として繁栄し、大変にぎわったといわれています。

 このように歴史深い町に創立され、1965年のベルマーク運動参加から51年間コツコツと堅実に活動してきた結果、今回このような表彰をいただき、体験発表もさせていただけることを大変うれしく思っています。

 

 

 実際、私たちがどのようにベルマーク活動を行っているかを説明します。PTAは広報、教養、保健、環境、交通校外の五つの専門委員会と学年委員で構成されていて、ベルマーク活動は環境委員の10人が担当しています。新年度がスタートする4月、まず初めの活動はベルマーク収集箱を置かせていただいている地域のスーパーなど5カ所にあいさつへ行くことから始まります。それぞれ分担して、これから1年間の協力をお願いします。

 次に、「ベルマークだより」と、児童一人ひとりに配るベルマーク収集用封筒の作成です。封筒ができると、担任の先生を通じて各児童に渡し、回収作業は5月からとなります。

 

マーク入り封筒は収集箱に入れて、子どもが図書室へ

 この5月以降、毎月10日までがベルマークの回収日です。まず、子どもたちが家から持ってきた封筒を教室ごとに置いてある収集箱へ入れます。この箱を、各クラスのお手伝い係の子どもが図書室まで運びます。その後、環境委員の本格的な作業が始まります。

 

 

 環境委員は毎月10日過ぎに図書室に集まり、ベルマークを仕分けます。作業には、プラスチック容器に番号を貼ったものを使います。これが終わると、各委員は分担してマークを家庭に持ち帰り、自宅で10枚ずつセロハンテープで貼って会社ごとに整理袋へ入れ、点数を計算します。これを9月・2月・5月に持ち寄り、まとめたうえでベルマーク財団へ送付します。

 ベルマーク活動を担う環境委員は、1年ごとに交代しますが、新年度の最初の作業日には前年度の環境委員が参加します。新旧の引き継ぎが、実際の作業を通して行われることで、毎年の引き継ぎはスムーズです。

 子どもたちには一輪車や太鼓、学校にはビデオカメラなどを買いました。特に100万点達成記念で買った和太鼓は、運動会など大きなイベントで使われています。子どもたちが、真剣に太鼓をたたく姿は感動的です。さらに次の目標の400万点を目指して頑張っていきたいです。

 倉賀野小学校がベルマーク財団から表彰を受けたことは、学校がさらに150周年に向けて歴史を刻んでいく上での良い機会になったと思います。今後も堅実なベルマーク活動を続けて、児童、保護者、学校、地域の連携を通じて、こどもたちの笑顔をたくさん増やしていくことが大切だと改めて感じています。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=高崎シティギャラリー コアホール

ベルマーク商品

日清焼そばU.F.O.

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