ベルマーク運動説明会 5月23日(火)宇都宮


(2017/06/05)印刷する



宇都宮市立雀宮中央小学校

左から土橋かおりさん、田中宏美さん、藍原昌子さん、金子経子さん

製氷機を購入、理科実験や暑さ対策に活用期待

 皆さん、こんにちは。私たちは宇都宮市立雀宮中央小学校でベルマーク活動を担当しております「厚生部」の藍原です。土橋です。田中です。金子です。

 このような発表は初めてで、お聞き苦しい点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 はじめに、学校紹介をします。雀宮中央小学校は、明治6年設立。今年で創立144年を迎える、大変歴史のある学校です。今年度の全校児童数は548人、教職員数37人で、地域の方々には「雀央小(じゃくおうしょう)」と呼ばれ、親しまれております。

 教育目標として「元気・やる気・思いやり」をモットーに、「自主自立の精神と豊かな心を持った、心身ともに健康な児童の育成」を掲げています。毎日、校舎や校庭からは子供たちの元気な声が聞こえ、大変活気に満ちた小学校です。

 

1週間前に回収袋を配り、回収期間は1週間

 PTAは「環境部」「文化部」「広報部」「体育部」「生活指導部」「学年部」、そして、ベルマーク活動を担当する「厚生部」、PTA全体を取りまとめる「執行部」の、合わせ八つの部から構成されております。

 厚生部の部員は、毎年60人前後で、年度初めに各クラスで希望をとり、調整、決定します。

 我が校のベルマーク活動の歴史はとても長く、1967年から活動を始め、今年でちょうど50年目を迎えました。この間、ベルマークの総累計345万3121点を集めました。

 厚生部の活動内容は、年2回の部会と、年3回のベルマーク回収・分別作業、点数集計、送付作業、ベルマーク便りの作成及び配布、給食で出る牛乳パック(テトラパック)やインクカートリッジなどを取りまとめ、送付する作業などです。

 その他、毎年10月にある秋季大運動会の警備や、通学路を巡回する防犯パトロール、毎年12月に行われる雀央フェスタでのカルメ焼きコーナーも担当します。

 ここからは、我が校のベルマーク活動の流れを順に説明したいと思います。

 ベルマークの回収は、毎年6月・10月・12月の年3回。回収期間の1週間前に、専用の回収袋を全児童に配付します。回収期間は1週間で、その間に各家庭で集めていただいているベルマークを回収袋に入れて児童が学校に持ってきます。

 各クラスで集めたベルマークは、環境委員会の児童・先生方の協力で回収作業を行います。

 

 

 ベルマーク分別作業は、年3回、6月・9月・11月、回収したベルマークを企業ごと、点数ごとにわけ、ハサミできれいに切り、点数集計がしやすいように10枚つづりにまとめます。ビニール製のベルマークは裏紙などを使用した台紙に貼り、紙製で比較的まとめやすいベルマークは、セロハンテープでサンドイッチ状に挟む、などの工夫をしています。

 基本的に部員は全員参加ですが、やむを得ず欠席する場合は、自宅で同じ作業をしてもらっています。

この時、同時に学校や家庭で使用した、インクやトナーカートリッジも企業ごとに分ける作業をします。専用の段ボール箱がいっぱいになったら、その都度、各企業に送付し、後日ベルマークの点数証明書はがきを受け取ります。

 分別作業は、部員全員でわきあいあいと和やかな雰囲気の中で進めています。

分別したベルマークは集計係が各企業ごとに専用袋に入れ、枚数と点数の小計・合計を記入します。

その後、部長・副部長がベルマーク送付状を記入し、ベルマークを送付できる段階までにします。

ベルマークの送付は、まとめたベルマークを大きな袋や封筒に入れ、ベルマーク教育財団に送付します。この時、インク・トナーカートリッジのベルマーク点数証明はがきとテトラパックの点数証明はがきも一緒に袋に入れて送ります。ベルマーク送付状は専用封筒に入れて、ベルマークとは別に郵送します。

 ベルマーク教育財団様にて検収していただき、約1か月後、検収結果が届き、雀央小のベルマークが預金されます。

 学校設備品の購入は、年度初めにいただく「お買い物手帳」から、学校で必要な設備品をあらかじめ選んでおき、目標金額に達した時点で購入の手続きをします。専用の注文書を記入し、取り注文書を扱い会社に送付します。ベルマーク預金から支払いが完了したら商品が届くのを待ちます。商品が届く間、学校と設置場所や設置方法の相談をします。

以上が、我が校のベルマーク活動の流れになります。

 

「参加できるか不安だったが、自宅作業で助かった」と感想も

 昨年度の雀央小の実績をご紹介します。

 昨年度は3回の回収・分別作業で12万2581点を集めることができました。また、ベルマーク教育財団さんとクレハさんの「ベルマーク50周年共同キャンペーン」にも参加しました。クレラップのベルマークを専用台紙に貼って、ベルマーク点数を2倍GETできるという、大変お得で楽しい企画でした。

 年に3回発行するベルマーク便りも、字を大きくしたり、子どもにでもわかりやすい内容にしたりと工夫しました。各家庭、学校、そして厚生部部員の頑張りの結果、預金額が目標を達成し「ホシザキの製氷機とホースセット」を購入することができました。この製氷機は理科の実験や、夏場体育や運動会などの暑さ対策、または保健室での応急処置などでおおいに役立てたいと思います。

 こちらが購入した製氷機です。

 活動した部員の感想を紹介します。

・今までベルマークにあまり関心がありませんでしたが、厚生部員になり、ベルマークを集めるのに夢中になりました。今まで捨ててしまっていたベルマークさんごめんなさい。。。

・ベルマークで学校の物が買えるだけでなく、へき地学校や特別支援学級、病院内学校や災害被災校などの援助につながることを初めて知りました。

・厚生部の活動を通して、他の学年のお母さんやお父さんとも知り合いになれて、楽しく活動ができました。

・普段働いているので活動に参加できるか不安でしたが、どうしても作業に出られない時には、家での宿題作業で対応してもられたので助かりました。

以上のような感想がありました。

 部員からは今後の活動において工夫すべき点の意見もありました。

・市民センターや近くのスーパーなどに回収箱を設置してみてはどうか?という意見です。

 卒業生やそのご家族、地域の皆さんがベルマークを集めても、回収してくれる場所がわからないという声を聞き、そういった皆さんにもご協力いただける場を設けてはどうかというものです。

 実際、そのような活動をされていらっしゃる学校さんも多いと思います。利点や大変な点などお伺いし、参考にさせていただければと思います。

 今年度の目標は、運動会や集会で使える「CD再生対応スピーカー」を購入することです。

 目標に向かって1年間、部員全員で力を合わせ、楽しく活動していきたいと思います。

 最後に・・・ベルマーク活動は、我が子のため、学校のため、被災地やへき地の学校に通う子どもたちのため、海外の子どもたちのため、みんなの役に立つ、やりがいのある、とても楽しい活動です。

 これからも部員で力をあわせ、無理なく、楽しく、活動を続けていければなぁ、と思っています。

 皆様、最後までご清聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=栃木県総合文化センター ギャラリー棟3階特別会議室

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