ベルマーク運動説明会 5月18日(木)青森


(2017/05/26)印刷する



青森市立油川小学校

左から赤坂愛理さん、吉崎七菜子さん、舘山望さん

仕分けに欠席した委員に、点数調べを依頼

 はじめまして。青森市立油川小学校のベルマーク委員会です。きょうは本校のベルマーク活動の取り組みについて紹介いたします。私たちの活動が少しでも皆さまの参考になればと思います。

 油川小学校は児童数549人、家庭数432世帯の小学校です。明治10年に創立され、昨年度140周年を迎えた歴史と伝統ある学校です。

 教育目標である「かしこく やさしく たくましく」を合言葉に、日々、先生方と保護者が協力し合い、子どもたちが主役の楽しい学校を目指して頑張っています。

 PTAは、執行部、校外指導、広報、ベルマーク、保健体育、図書、プール、油小まつり委員会の八つに分かれ、保護者の希望をもとに、学年ごとに各委員会に割り振りされます。

 また、PTA以外の保護者の活動として、おやじの会があります。リサイクル活動や油小まつりでの焼き物の屋台、冬の雪上イベントなど、お父さん方が子どもたちのために頑張っています。

 

回収は年3回、ベルマークだよりは年6回

 ベルマーク委員会は今年度43人活動しています。ベルマーク運動には1964年から参加して、今年で53年になります。2010年には送票点数累計600万点を達成し、財団から感謝状をいただきました。ここまでの点数になったのは、今まで運動に協力してくださった保護者、児童、地域の皆さん、そして歴代委員の地道な努力あってのことだと思います。

 それでは、ベルマーク委員会の活動をご紹介したいと思います。

 年間のスケジュールですが、回収は年3回、6月・9月・12月に行っています。回収・集計の前後に「ベルマークだより」で広報活動を行い、1月に年度の取りまとめと発送作業をしています。

 「ベルマークだより」は年6回発行しています。回収日のお知らせと集計結果の報告のほかに、第1号にはベルマーク収集の手順やインクカートリッジ、テトラパック紙容器の回収の案内を載せています。ベルマーク預金で買い物をしたときには、購入品の紹介。さらには、ベルマーク財団の支援活動を紹介したりするなど、ベルマーク運動の周知を図り、各家庭に収集の意欲を高めてもらう啓発をしています。

 広報活動としては、「ベルマークだより」のほかにも、ベルマーク一覧表、テトラパックのチラシも配布しています。油川小学校では、各クラスにベルマーク回収箱を設置しているので、子どもたちがいつでも、好きな時に、ベルマークを持ってくることができます。しかしながら、いつでも持って来られるからこそ、きっかけを作ることが大切だと思っています。

 

中学校とリサイクルの相互協力

 油川小学校の児童玄関前には、リサイクルコーナーがあります。テトラパックとインクカートリッジの回収箱は、ここに設置しています。リサイクルコーナーにはベルマーク委員会の回収箱のほかにも、雑紙やダンボール、アルミ缶は先ほど紹介したおやじの会が回収し、プルタブ、ペットボトルキャップは油川中学校が回収箱を設置していて、リサイクル活動に取り組んでいます。

 卒業生の家庭や地域の方々の協力を得られるよう、近隣の生協はまなす館に回収箱を設置しているほか、油川中学校にも収集をお願いして相互協力しています。

 回収日の活動について説明します。教室の回収箱は廊下に出しておいてもらい、リサイクルコーナーのインクカートリッジ、テトラパックと一緒にPTA室に運び、協賛会社ごとに仕分けます。仕分け作業の間に、回収日に欠席した委員のチェックをし、仕分けが終了したベルマークの点数調べを欠席の委員に依頼しています。

 会社ごとに仕分けされたベルマークを欠席者の人数に分けます。例えば、回収日の参加者が13人だった場合、欠席者が30人なので、仕分けされたベルマークを30人分に分けるのですが、枚数の多い会社のマークは複数の委員に分けたり、逆に少ない会社の場合は1人で何社か合わせたり、偏りや不公平がないように配慮しています。

 欠席の委員との連絡には「集計用連絡袋」を使用するのですが、欠席チェックの際にこの袋の表紙に集計者名(児童名)を記入しておきます。ベルマークを人数分に分けたら、袋の表紙に回収日・ベルマーク番号・メーカー名・返却期限を記入し、分けられたベルマークと点数調べの集計用紙、記入方法の説明プリントを同封して児童を通じて配布しています。返却期限は2~3週間後の集計日の前日にしています。

 どの協賛会社が、どの委員に渡ったかを把握するため、集計者一覧表を作成し、返却のチェックをしています。この仕分けされたベルマークを人数分に分けるところから、集計用連絡袋に入れるまでの作業は、袋の表紙に記入した会社名と中身のマークが一致しないということがないよう、4~5人の少人数で担当しています。その間に、ほかの委員がテトラパックとインクカートリッジの仕分け・集計、作業の片づけなどをします。

 

マークを発送した後に反省会と引き継ぎ

 集計日の活動について説明します。

 回収日に作成した集計者一覧表と照らし合わせてチェックします。返却していない委員には委員会役員から連絡をし、返却期限を再び設けて、あまり長い時間を置かないようにしています。返却期間を長くすると紛失のおそれが高まるからです。

 返却された連絡袋は、ベルマークと集計用紙に分け、ベルマークは協賛会社ごとの保存袋に入れ、集計用紙は検算をし、複数に分けた会社は合算の集計用紙を作成します。そのあとエクセルに記入して合計の枚数と点数を算出し、「ベルマークだより」を発行します。入力した後の集計用紙はベルマークの保存袋にベルマークと一緒に保管します。

 発送作業日の活動について説明します。

 保存袋に保管しておいた3回分の集計用紙を合算し、ベルマーク整理袋の表紙に記入します。整理袋を見ながら、間違いのないように送り状を記入し、財団の封筒で発送します。ベルマークを整理袋に封入し、ダンボールにすべての整理袋、テトラパック、カートリッジの点数証明書を詰めて発送します。その後、当年度の反省と、次年度に向けた改善点などを話し合い、引き継ぎをしています。

 最後に、これまでベルマーク預金で購入したものを紹介いたします。ミシンや学校図書、デジタルカメラ、サブグラウンド用の時計、木琴、パイプいす、朝礼台など、コツコツ集めたベルマークで、さまざまなものを子どもたちのために購入させていただきました。

 53年間、途絶えることなくベルマーク活動に参加し続けてこられたのは、保護者と子どもたちが、無理をせず、地道に収集を続けてきたからだと思います。また、回収箱を置いてくださっている生協はまなす館や、収集にご協力くださっている卒業生のご家庭の方々、地域のご協力あってのことだと感謝しております。これからも子どもたちのために、無理なく、無駄なく、根気よく、活動を続けていけるよう、頑張っていきたいと思っています。

 ご清聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=リンクステーションホール青森(青森市文化会館)4階中会議室

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瀬戸内備前のにがり塩1kg

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