ベルマーク運動説明会 5月12日(金)広島


(2017/05/24)印刷する



広島市立可部小学校

左から、岡野佳代子さん、村上優子さん、小石千春さん

地域の協力を得て、一気にマークが3~4倍に

 おはようございます。本日、ベルマーク活動について発表させていただきます。広島市立可部小学校PTAの小石と村上と岡野です。よろしくお願いいたします。

 最初に本校の紹介をさせていただきます。

 可部小学校は広島市中心部より北方へ約17キロの地点に位置し、校区は東西約3キロ、南北約7キロの可部盆地にあります。西には太田川、東には城跡のある高松山、北は弘法大使ゆかりの福王寺のある金亀山に囲まれています。国道183号線沿いにあり、周囲には、様々な公共機関・施設があります。

 学校は明治7年に創立、144年目を迎え、現在25学級・児童数730人です。

 本校では、67年にわたり体の健康、頭の健康、心の健康を三つの柱とし、調和的発達を目指した健康教育を推進しています。

 健康教育が目指している「知・徳・体」の調和的発達が、何事にも粘り強く取り組む、強い意志をもった子どもの育成につながると考えています。平成28年度は、国、県、市から健康教育の取組や体力づくりの取組において、広島県体つくり優秀賞、学校保健推進特別賞、全国健康づくり推進学校優秀賞の3つを表彰されました。

 教育目標として「一人一人の考えを出し合い、ねばり強くやり通す子になろう。」を掲げ、学ぶ、教え導く、通わせる、協力・支援の4つのよろこびのある学校、命を大切にする学校、子どもたちが嬉々として登校する学校、子どものために学校は存在しているという学校理念を大切にする学校として、日々、子どもたちの学校生活がより良く過ごせるように頑張っています。

 

 

児童委員22人と保護者25人が協力

 続いて、活動内容の発表をさせていただきます。

 可部小学校では、児童によるベルマーク委員22人と、保護者による施設文化委員25人がベルマーク集計と使用済みインクカートリッジの収集をしています。

 ベルマークの学校での回収は、毎月1回で、前期5回、後期6回の年間11回です。

 年度始めに、ベルマークのお便り、ベルマークの一覧表、ベルマーク回収用の封筒を配布しています。ベルマークのことを知ってもらうために、ベルマーク便りを年に4回発行しています。毎月、学校便り、学年便り、連絡帳、中国新聞ファミリーでお知らせをして、ベルマークを回収しています。

 各クラスにベルマーク回収箱を設置し、持ってきた児童がベルマークを入れています。

近隣のスーパー等にベルマーク収集箱を設置させてもらい、役員が定期的に回収します。地域の方々の協力により、設置させてもらった年から、ベルマークの量が一気に3~4倍に増えました。地域の方々にも支えられていることを実感しました。インクカートリッジは、家庭で年賀状を作り始める前にお便りを出して回収のお知らせをしています。集まったインクカートリッジは、役員がメーカー別段ボールに詰めて、いっぱいになったら発送しています。

 

目指せ握力アップ、デジタル握力計を購入

 児童のベルマーク委員会では、ポスターを書いてもらったり、各クラスの回収箱のベルマーク回収をしてもらったりしています。枚数の多い企業9社の箱を用意し、集まったベルマークから、その9社のベルマークを箱に分けてもらっています。

 保護者の施設文化委員会は、年に6回活動しています。低学年と高学年の役員にわけて、一人につき年3回、2時間程度、学校に集まって楽しく集計しています。

 まず、企業ごとに仕分けて、引き出しに入れています。点数を数える際、数えにくいものや数量の多いものは役員2人で作業してもらっています。ベルマークの余分な部分がある場合は、切りながら点数ごとに10枚ずつホッチキスやセロハンテープでまとめて数えます。その日に集計した点数、枚数、合計点数を企業ごとに集計用紙に記入し、整理袋に入れます。発送前に全体集計をします。計算ミスや記入漏れがないように集計用紙をチェックし、ベルマーク整理袋に転記します。

 まとめたベルマークを箱詰めして、ベルマーク財団に送ります。9月と3月の年2回発送しています。

 可部小学校では、児童の体力・運動能力の中でも握力が全国平均を下回っていたため、昨年度は、握力アップコーナーを設置し、休憩時間、自由にトレーニングができるよう、紐を握って持ちあげることができる砂を入れたペットボトルや市販のグリップを廊下に置きました。いつでも自由に測定できるように、一昨年、昨年とベルマークでデジタル握力計を購入しました。学年に1台から2台、購入したデジタル握力計を教室に設置しています。昨年度の新体力テストの結果は、握力のスコア平均は全学年が全国平均を上回りました。ただ、ベルマークを集めて物を買うのではなく、ベルマークで買った物が児童の為に大変役立っています。

 平成26年8月におきた土砂災害の際には、可部小学校にも多くの方が避難されました。約1カ月間、避難された方に配慮し、チャイムを鳴らさない学校生活を児童たちも送りました。その際、ベルマーク教育助成財団から支援品を頂きました。アンプとラダーを頂き、大切に使わせていただいています。ありがとうございます。

 昨年度、ベルマーク累計500万点を達成して、財団から感謝状を頂きました。これからも、子ども達と学校のために役立てるように、ベルマーク活動を頑張っていきたいと思います。最後までご清聴ありがとうございました。

 

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(パワーポイントを使って説明)

=広島国際会議場 地下2階国際会議ホール「ヒマワリ」

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