ベルマーク運動説明会 5月11日(木)長崎


(2017/05/24)印刷する



長崎市立西浦上小学校

左から 山口真紀さん 一ノ瀬広江さん 山本光香さん
    浦下ひとみさん

集計作業はマニュアルで効率的に

 こんにちは、私たちは西浦上小学校の学年部です。

 本日は「ベルマーク集計作業のマニュアル化による効率アップ」というテーマで、西浦上小学校のベルマーク集計作業をご案内させていただきます。このような発表は初めてのことなので、上手くお伝えできる自信はありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

 まず始めに、西浦上小学校の概要を簡単にお話させていただきます。

西浦上小学校は、創立143年の歴史と伝統をもち、児童数800人を超える長崎市内でもマンモス校です。

 「夢もつ子」をスローガンに、「夢と知恵を育み、明るく元気で、思いやりをもつ子の育成」を目指し、学校・家庭・地域が相互に 信頼と協力に基づいて PTA活動を推進しております。

 

 

学年ごとに一学期に一回、年3回の集計

 それでは、ベルマーク活動の取り組みについて、お話いたします。現在は、どの学校の保護者の方もそうであるように、共働きの世帯が多く、頻繁にお休みをとって学校行事に参加することが難しい時代になってきています。そのため、わが校では、ベルマーク作業を「マニュアル化」して効率アップし、学校での作業日数を減らすよう、取り組んでいます。

 作業は学期ごとにしますので、年に3回になります。各クラスの学年部員25人を中心に一人一役でベルマーク係になられた保護者の方々を3つのグループに分けています。

 (各クラス2、3人程度、各学期約20人、年間で50~70人ほどで活動しています)

 1学期は5・6年、2学期は3・4年、3学期は1・2年、というような割り振りになりますので、年に3回、集計することになります。

 これにより、一人一役のベルマーク係の方が学校に来ていただく日は年間で1日のみとなります。(このほか、家に持ち帰っていただく作業もありますが、後ほど説明いたします)

 学年部員は準備と作業で年間7日程度、学校へ来ていただくことになりますが、準備の部会を学校評議員会の日に合わせて開催したり、作業日を授業参観の日と同じ日に設定したりして、できるだけ、お仕事をお休みしやすいように配慮しています。作業スケジュールは早めにお知らせして、確実にお休みをとってもらえるような工夫もしています。

 

子どもの姿を見て、作業にも気合

 次に、ベルマークではこういったものが購入できますよ、という例です。本校では数年前に、小大会で着るユニフォームや黒板消しクリーナー、一輪車を購入しました。子供たちが小大会で頑張っている姿を見たり、一輪車で遊んでいる姿を見たりしていると家でのベルマーク集めや、集計作業に気合いが入ります。

 「ベルマークは子供たちのために、こんなところに役立っていますよ!」と保護者の方々にお知らせすることもベルマーク運動の推進につながっていくのではないか、と私たちは考えています。

 本校の前年度の年間集票実績は、9万5472点でした。ここ最近は使っていませんので、現時点で18万6853点あります。これについては先生方と相談のうえで有効活用して頂きたいと考えております。

 

 

自宅作業は次につながる重要なポイント

 活動の流れについて説明をさせていただきます。学年部員全員でベルマーク活動の流れを把握して回収日を決めます。活動の流れは、

 ①呼びかけ⇒②回収⇒③仕分け⇒④集計⇒⑤発送⇒⑥買い物

となっています。まず、6年間使える回収袋を準備します。こちらです。学年とクラス、回収日が一目でわかるようになっています。1年生と転校生の分は新しく用意します。2~6年生の分はクラス名簿をもとに各クラスに振り分け配布します。未提出の児童の分は、卒業生の回収袋を再利用して使う工夫もしています。

 

 ①呼びかけ

 全学年の一人一役のベルマーク係の方に、自宅作業、学校での集計作業、集計日をこのようなかたちでお知らせします。全世帯の保護者へ「学年部だより」を発行してベルマーク一覧表とともに配布します。内容は、ベルマーク活動への理解と協力のお願いと、回収締切日のお知らせです。他にも学年・学級懇談会時に口頭でお願いしています。この呼びかけ活動は年度初めに1回だけ行います。

 次に説明する回収から発送までの作業は、学期ごとに行います。

 ②回収

 回収締切日1週間前に回収袋を全児童に配布し、同時に回収バケツを職員室前に設置します。回収袋は1週間前に配布することが大切です。それよりも前に配布してしまうと、回収袋を紛失したり、回収バケツを設置していない日にベルマークを持って来られたりするからです。

 ③仕分け

 回収締切日後、学年部は担当学年の一人一役のベルマーク係の方へベルマークを仕分けし、作業袋に入れて配布します。一人一役の方には、ここで自宅で作業をしていただくことになります。この自宅作業がしっかりと確実にされることが、次に繋がる集計への重要なポイントになります。

(画面と実物大をみせる)そこでこの作業袋です。

(画面を見せながら:指し棒)この中には、ベルマーク現物・仕分け用整理袋1セット・セロハンテープ・説明プリントを入れております。

 説明プリントは、初めて作業をされる方が読んでもらってもわかるように丁寧に、簡潔に作業内容を説明しています。それでも不明な点があるときは、学年部員がフォローするようにしています。作業の手順は、まず、協賛会社別、点数別に分けます。次に同じ会社の、同じ点数のベルマークを10枚ずつセロハンテープでつなぎます。最後に協賛会社ごとの袋に入れます。この作業は、集計日までの1週間でお願いしています。

 ④集計

 集計日に一人一役の方に自宅作業済みの作業袋をお持ちいただき、学年部と一緒に集計作業にはいります。協賛会社ごとにプラスチックのケースを用意していますので、自宅で仕分けして頂いたベルマークをその中に入れていきます。最後に協賛会社ごとに集計していきます。(特に点数の多い会社は、さらに100枚ずつまとめます)。ここで、一人一役の方々の作業は終了となります。

 ⑤発送

 以上の作業終了後に学年部で、点数ごとの枚数、合計点数、総合計点数を記入し、整理袋に入れます。まとまったベルマークは箱詰めをしてベルマーク教育助成財団に送ります。このほか、インクカートリッジとテトラパックは、回収箱にいっぱいにたまった時点で、発送しています。

 

 集計作業は毎回、午前10時から始めて2時間ほどで終了します。流れに沿って、それぞれの作業をしますので、とてもスムーズに進みます。今年度はベルマーク係さんを10人増員して活動する予定になっておりますので、さらに時間短縮に繋がるのではないかと期待しております。

 毎年、違うメンバーでこの作業をすることになりますが、このようにスムーズに作業できるのは、先輩お母さん方が作って下さったマニュアルのおかげだと確信しています。昨年度も滞りなく活動を進めることができました。

 今後も実際に自分たちがやってみて気づいたことを改善して、マニュアルをリニューアルし次年度からの活動に活かしていきたいと考えております。

これで、西浦上小学校の発表を終わります。ご清聴、ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=長崎市チトセピアホール

ベルマーク商品

ゴールデンカレー90g 辛口

ベルマーク検収

今週の作業日:4/15~4/19
2/14までの受付分を作業中