ベルマーク運動説明会 6月23日(木)宮崎


(2016/07/12)印刷する

宮崎市立西池小学校

西山由紀恵さん(向かって左)と長友翼さん

ちりも積もれば…改善コツコツ

 今回、昨年度のベルマークコンクールにおいて頂きました賞がきっかけでプレゼンさせて頂くこととなりました、宮崎市立西池小学校 平成26年度ベルマーク委員長の西山由紀恵と申します。プロジェクターを担当しますのは副委員長の長友です。よろしくお願い致します。

 ベルマーク活動におきましては、各学校の皆様方、それぞれに工夫を凝らして取り組んでいらっしゃることと存じますが、私どもの活動実績が、少しでも今後の活動のお役に立てたらと思い、今回のプレゼンをお引き受けさせて頂きました。

 

《10万点を達成した取り組み》

 宮崎市立西池小学校は、1958(昭和33)年、宮崎市立江平小学校の分校として開校、市内中心部に位置し、昨年60周年を迎え、今年度は児童数が900人を超える、歴史と伝統ある学校です。

 PTA活動の一つであるベルマーク委員会は、1961(昭和36)年7月から活動しており、現在までの累計は600万点を超えています。ベルマーク運動を通じて学校の教育備品の充実に努め、国内外の教育援助活動に協力することを目的として取り組んでおります。

 2014(平成26)年度から、目標として10万点を掲げて活動内容を見直し、26年度の集計結果は目標達成の「127,592点」で、宮崎県で2位にランクインしました。

 どんな取組みによって目標達成することができたのか、これからご紹介させて頂きます。これまでは、各家庭から個人のタイミングで持参したベルマークをクラスに設置してあるミニサイズの回収BOXに入れてもらうだけで、集計についても年に1回、集計するだけでした。

 

 ベルマークを回収する封筒がなかったため「ベルマークを保管したり持参したりしづらい」「個人のタイミングだと、ベルマークを集めて持参するまでの期間に差があり、そのまま廃棄してしまう家庭もある」といった問題提起がありました。このため、回収方法・集計方法を見直しました。

 

 まずベルマークを回収する封筒がなく、「保管したり、持参したりしづらい」に対しては、ベルマークが保管・持参しやすいように、全児童に個人用封筒を配りました。封筒はスタンプカードも兼ねており、提出してくれた児童に対して先生からスタンプを押してもらい、ポイントを貯める感覚で楽しめるようにしました。

回収方法については、月に1度「回収週間」を設け、校内放送やクラス便りなどで回収期間に集中させることによって、毎月「ベルマーク」に対する意識の向上を図りました。

 

《年に3回、クラス別に集計、感謝状も》

 集計については、1年に3回、クラス別で集計を行い、1クラスで500枚達成したら「ベルレベル500」と命名し、枚数に応じて表彰を行いました。ちなみに、集計は点数ではなく「枚数」とし、より多くのベルマークを集めてもらうようにしました。

 1回目の集計では、3カ月の期間でしたが「ベルレベル500」を10クラスが達成し、クラスを表彰しました。また、集計結果をベルマーク通信にて全家庭に報告を行いました。

 

 2回目は4カ月の期間でしたが、8クラスが「ベルレベル1000」を達成、さらに、私たちの予想を超えた「ベルレベル1500」を3クラスが達成しました。

 

 3回目は、さらなる「ベルレベル2000」を3クラスが達成することができました。また、ベルレベルとは別に、毎月ベルマークを提出して頂いた皆勤児童には、枚数に関係なく「感謝状」を授与し、次年度につながるような取組みを行いました。

 

《配布物増やし、懇談会でも毎回呼びかけ》

 その他の新たな取組みとしては、ベルマークに関する配布物を増やし、参観日後の懇談会でも毎回呼びかけを行い、ベルマークに対する意識が低下しないような取組みを行いました。

 

 インクカートリッジ自体がベルマーク対象であることを知らない方が多かったことから、点数の高いインクカートリッジの収集についても強化し、職員室の前のインクカートリッジ用収集箱の置き方を変え、先生方への呼びかけをお願いしました。

 

 西池小学校区域である、西地区交流センターにベルマークの収集箱を設置させてもらい、自治会にも協力を要請し、地域とも連携しながらベルマーク活動を行っております。

 

 2014(平成26)年度はベルマークで黒板消しクリーナーを購入しましたが、台数が数台しか購入できなかったため、全児童に分かりやすい形で還元できるように、黒板消しクリーナーとは別に、「ドッヂビー」を各クラスに購入し、全児童が次年度はさらに収集に力を注いでくれるような購入品を選びました。

 

 以上が本校の活動内容になります。一つ一つの見直しは小さいことですが、ベルマークの収集と同様に、ちりも積もれば山となるという意識で活動を行ったことで、前年度に比べて大幅に集計点数が増えた結果につながったと考えています。

 

 そもそも、PTA活動は一人ひとりの保護者のボランティア活動になりますが、子供が目に見える形で還元することにより、子供が保護者のPTA活動について知るきっかけともなります。特に、ベルマークは「収集」を通じて、子供も参加できる数少ないPTA活動でもあるので、是非この活動を、今後とも皆さまに継続して頑張っていただけたらと思います。

 

 ご清聴ありがとうございました。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

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