ベルマーク運動説明会 6月14日(火)新潟


(2016/07/01)印刷する

新潟市立東山の下小学校

体験発表した新潟市立東山の下小学校のPTAの、左から安藤奈緒子さん、諸橋ひとみさん、栗林祐子教頭

 学校に扇風機を52台

 おはようございます。私たちは新潟市立東山の下小学校PTA事務局と環境整備部です。今日は、私たちの活動をご紹介し少しでも皆様の参考になればと思い発表させていただきます。

 

 まず、私たちの新潟市立東山の下小学校を紹介します。

 当校は新潟市の東区にあり創立67年目の学校です。学校のそばには、信濃川と阿賀野川をつなぐ通船川が流れており近くには貯木場があります。学校の近隣には大規模な工場地帯もあり、学区内は新興住宅が広がっています。現在911人、35学級の大きな学校です。PTA活動は非常に盛んで、自治会・町内会等の地域の結びつきも強く、地域・保護者からの学習支援ボランティアは年間のべ1000人にも上ります。学習支援ボランティアは、学校教育に大変理解があります。

 そこで、保護者、地域のみなさんから支えていただいた中で、当校はベルマーク運動が大変盛んです。

 今回は、2年間に渡り、扇風機を52台購入し教室へ設置したことについて報告します。

 

《お店から「回収に来て」と連絡も》

 ベルマークの回収方法から説明します。

 児童が家庭から持ってきて、教室にあるボックスへ入れます。毎週金曜日にVS委員会(ボランティア・サービス委員会)が、朝、全ての学級からベルマークを集めます。それをPTA室に持ち寄り、メーカーごとに仕分けし専用引出に入れます。これを毎週行います。

 次に、PTA環境整備部が、月1回から2回、地域のお店に行って、ベルマークを回収します。現在はチャレンジャー赤道店様、原信河渡店様、原信錦町店様にベルマーク回収箱を設置していただき、ご来店のお客様からもベルマーク運動に参加してもらっています。ベルマークがすぐに集まるので、お店から「早く回収に来てほしい」と連絡をいただくことがあります。本当にありがたいことです。

 また、近隣の大規模工場の旭カーボン株式会社様からもベルマークをいただきました。社員の皆様が協賛会社別に分けて点数を記入し袋に入れて学校にくださいました。本当に感謝いたします。

 

 ベルマークの点数を数える作業は、1番大変な作業です。そこで、PTAの活躍が期待されます。環境整備部の委員は15人います。年4回まとめて数えます。この5月に7人の委員で役割分担し手際よく数え、箱詰めし、ベルマーク教育助成財団へ発送したところです。本当に、大変な作業でした。

 

 児童のVS委員会やPTA三役会、PTA常任委員会で何がほしいか審議して、承認を受け、初めて品物を購入することができます。

 今回は、夏になると校舎内は非常に暑く、4階は朝7時ごろでも35度以上になることもあり、暑さで児童も職員もつらい思いをしていました。学校評価の自由記述においても、保護者から「せめて扇風機を設置してほしい」という要望が多数出されました。児童のVS委員会でも同様の提案がありました。平成26年度から学校予算で扇風機購入、電気工事及び扇風機設置工事を始めました。学校の予算は限られております。どんなに切り詰めても、やはり足りませんでした。

 そこで、校長がベルマークを使って平成27年度に46台、28年度に6台の扇風機を購入することを提案し、PTA三役会、PTA常任委員会で満場一致で決定されました。協力会社の東芝エルイーソリューション株式会社様に相談し、リモコン式の扇風機を購入することができたのです。先週、すべての教室に設置することができました。

 

参加いただいた協賛会社の皆さんと東山の下小学校の皆さん。後列左から岩塚製菓さん、キリンビバレッジさん、ベルマーク運動にご協力いただいている清水フードセンターさん、グリーンスタンプさん

 

《深まった地域との結びつき》

 学校だよりにベルマークで扇風機を購入したことを記事にして、保護者、町内会・自治会、協力していただいたお店に約1500枚配付しました。あるお店の店長さんは、「うちの店が、ベルマークの回収箱を置くことで、地域貢献をしているんですか?」と驚かれました。あるお店では、学校だよりをラミネートシートに入れて、たくさんのお客さんに見てもらうように店に掲示してくれました。

 さらに昨年、ショウワノート株式会社様から第41回ショウワノートベルマークキャンペーンで北陸・甲信越地区で第3位として、ショウワノート360冊、書籍約6万円をいただいたことも同じ時期の学校だよりに掲載しました。校長室での表彰式や図書館に書籍を置いたことを記事に載せました。これが、さらに、地域、保護者、児童に大きなインパクトを与えたので、ベルマーク運動の関心が高まりました。

 

 ベルマーク教育助成財団様及びその協賛会社様・協力会社様には、大変、感謝申し上げます。この活動が今後も続きますことを願いたいと思っています。

 次の当校の目標は、大型遊具の購入です。すでに、PTAから要望が出されています。

 新潟市立東山の下小学校は、今後も保護者、地域との結びつきを強め、児童のためにベルマーク運動にこれからも積極的に参加します。ご静聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

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