ベルマーク運動説明会 6月22日(水)沼津


(2016/06/28)印刷する

静岡市立伝馬町小学校

体験発表した静岡市立伝馬町小学校PTAの梶雅子さん(左)、田中邦子さん=6月22日、沼津市御幸町の沼津市民文化ホール

 


 

 作業セットがあるから、自宅で好きな時に

 

【スライド1 伝馬小学校】

 こんにちは。私たちは、静岡市立伝馬町小学校の環境福祉委員会です。本日は、私たちの活動を皆さんに紹介させていただきます。少しでも皆さんのご参考になればと思います。

 

【スライド2 創立115年】

 静岡市立伝馬町小学校は、1901(明治34)年4月に創立され、今年度115年目を迎えました。前身となる学校が1873(明治6)年から開かれ、JR静岡駅のすぐそば、静岡市の中心街の便利な位置にある由緒ある学校ですが、今年度の児童数は320人と、街なかの学校であるがゆえに児童数は減少ぎみとなっています。小規模校であるだけに、先生方のきめ細やかなご指導が子どもたちに行きわたっていると感じています。一人ひとりの子どもが、自ら困難を克服し、よりよく生きていこうとする力を身につけていける教育活動を展開し、進んで学びよく考え、他者を思いやる、心身ともに健康な子どもを育てていっていただいています。

 

【スライド3 スリーエー】

 平成7年度から続いているオーストラリア、キングスパーク小学校との交流も盛んで、伝馬のよい子の合い言葉「あいさつ・あんぜん・あとしまつ」に向けて日々頑張っている伝馬っ子たちです。

 

【スライド4 400万点突破】

 歴史のある小学校だけに、ベルマーク運動への参加も1961(昭和36)年と早くから参加し、ベルマークの送票点数が昨年度ついに累計400万点を突破し、財団から感謝状をいただきました。ここまでの点数までになったのは、今まで運動に協力してくださった保護者、児童、地域の皆さん、そして歴代委員の地道な努力あってのことだと思います。今日はそんな私たちの活動方法をご紹介したいと思います。

 

【スライド5 環境福祉委員会】

 ベルマーク運動を担当しているのは、PTAの「環境福祉委員会」です。伝馬町小学校は、児童数が少ないため、保護者は全員PTAの委員をどれかひとつ務めることになっています。委員会は全部で九つあり、その中のひとつが環境福祉委員会です。各クラスから2人、1クラスのみの学年では3人選ばれ、昨年度は合計23人で活動しました。活動内容は、このベルマーク活動と、年1回行う「親子クリーン作戦」という校内清掃の開催です。

 

【スライド6 作業セット】

 年度当初に委員が決定すると、4月から9月を担当する前期委員と10月から3月を担当する後期委員に分かれます。半年間の受け持ち中は、一人ひとりに作業セットが配られます。

 保護者全員が必ず何か委員を務めるため、仕事や事情のあるご家庭でも無理なく参加してもらえるよう、委員の負担をなるべく減らすようにしています。

このベルマーク活動は、担当になった半年間だけ自宅で好きなときに作業を行ってもらい、残りの半年は活動が不要なことと、日程が拘束されるのは、年に2回平日昼間に行う集計作業の日だけですむため、仕事をしている保護者にも無理のない活動になっています。

 

【スライド7 お願いプリント】

 各家庭には、年度当初にベルマーク回収のお願いプリントと、財団の「ベルマーク一覧表」を配布します。初めて収集を行う家庭向けにマークの切り方やインクカートリッジや紙パックもベルマークになることも案内しています。

 

【スライド8 回収袋の循環】

 回収袋は毎月月末に、担当の委員の子どもから担任の先生にクラス分を渡し、先生から子どもたちに配布して、翌月3日頃までに家庭で集めたマークを入れてまた学校に持ってきてもらいます。先生から委員の子どもを通じてまた委員の元に戻ります。集まったマークは、集計作業を行うまでに、委員が自宅で整理しておきます。

 ベルマークの収集は、各家庭からのもの以外に、学区内の3つのスーパーに回収箱を設置させてもらい、地域の方から提供してもらっています。また、近くにある朝日新聞販売所さんからも、読者の方から届けられたマークを時々学校にいただいています。

 スーパーに設置した回収箱からは、店と月ごとに回収担当者を決めておき、定期的にマークを回収します。昨年度は一人が1店舗分をふた月担当しました。学区内にあるスーパーのため、普段よく使うお店を担当してもらうことで、買い物ついでに回収が行え、負担感はあまり大きくありません。スーパーから回収したマークも家庭からのマークと一緒にして、整理しておきます。

 

【スライド9 厚い紙製はセロハンテープ】

 自宅での整理は、端をきれいに切り取り、協賛会社ごとに仕分けし、その中で同じ点数のものをホッチキスやテープで10枚ごとにまとめます。薄いビニール製のマークはホッチキスで、厚い紙製のマークはセロハンテープでまとめるのが作業しやすいです。

 

【スライド10 卵のパック】

 60社近くある協賛会社ごとにマークを仕分けるには、卵のパックなどを利用すると便利です。

 

【スライド11 集計表】

 半年間自宅で整理したマークは、全体集計の前に、自分の分だけをまず集計しておきます。協賛会社ごとに1枚の集計表があり、点数ごとの枚数、合計数を記入しておきます。

 

【スライド12 全体集計】

 前期終了の9月と、後期終了の3月に、委員が全員で集まり、個人が集計した点数をさらに合計して全体集計します。このため、全体集計は1時間程度で終了します。

 以前は学校に毎月集まり、仕分け・集計していたこともあったそうです。このやり方では委員の負担が大きいことから、自宅での仕分け方式に変更しました。

 

【スライド13 インクカートリッジ】

 インクカートリッジやテトラパックは、回収箱を学校の職員室前に設置しています。子どもたちが回収箱に持参するか、保護者が学校に来たときに入れてもらうようにしています。これは担当の委員が時々様子を見て、いっぱいになったら回収して保管しておきます。半年に一度の集計作業の日に、これも全員でカートリッジの会社ごとの仕分けや荷造りをしています。

 

 集まったベルマーク預金で何を購入するか、毎年委員会でアンケートを取っています。保護者や子どもたち、学校からも希望を聞いて、購入品を決めています。これまでに、扇風機や時計、和太鼓、一輪車、空気清浄器などを購入しました。昨年度は長縄跳びのロープとフットサル用のボールをクラス分購入しました。特にボールは、昼休みにボールの争奪戦となるのでとの子どもたちの強い要望と、雨の日用の遊具が少ないとの先生からの希望がマッチしたため、好評でした。

 

【スライド14 親子のコミュニケーション】

 ベルマークは、捨てればゴミですが、集めれば、学校が必要なものが買え、被災校などの支援にもつながる貴重な運動だと思います。また、ベルマークを通じて、親子の大切なコミュニケーションにもなっています。今回の大台を励みに、これからも頑張っていきたいと思います。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=沼津市民文化センター 大会議室

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