ベルマーク運動説明会 6月10日(金)成田


(2016/06/27)印刷する

八千代市立大和田南小学校

発表をした大和田南小学校ベルマーク委員の、左から

大西由紀子さん、西村陽子さん、賀来美保子さん

学年ごとに作業を分担、話も弾む

こんにちは。

私たちは八千代市立大和田南小学校、27年度のベルマーク委員代表の大西、賀来、西村です。どうぞよろしくお願いします。

 

はじめに、大和田南小学校と周辺地域について少しお話をしたいと思います。

八千代市は、千葉県北西部の葛南地域に位置し、大和田南小学校(通称:大南)のある大和田は千葉市花見川区と隣接した地域にあります。

私たちのまち「大和田」は古い歴史の町で、成田街道の宿場町で大和田宿としてたくさんの旅人を迎え、送り出していました。

 

時平という珍しい名前の神社が、周辺に3つもあります。「時平」は平安時代の人で菅原道真を大宰府に左遷させた人物です。この時平が祭神として祭られています。

藤原時平を祭る神社は、ほかにも船橋市の「二宮神社」と習志野市の「菊田神社」があります。

そして丑年と未年には二宮神社に近隣の神社9社が集まり参拝する「下総三山の七年祭り」を開催しています。昨年は、10月31日~11月3日まで開催されました。

この祭礼に時平神社も参加しており、国道を止めてみこしや山車の花流しで地元をねり歩きます。とても見応えのある花流しです。

 

大南の教育目標は「世界に生きる大南の子」。そして、合言葉は「だ・い・な・ん」です。

「だ」・・・だまって行動

「い」・・・いい顔で挨拶

「なん」・・・なんでも挑戦です。

今年度は、1年生と6年生のクラスがそれぞれ1クラス増え、全校で743 人です。

ベルマーク運動には、1972年10月21日から参加しています。

 

質疑応答・テトラパック社のマークの集め方について話す賀来さん

 

≪作業は児童と保護者で≫

それでは、私たちの27年度のベルマーク活動についてお話します。

私たちの学校では、福祉委員会の児童と保護者のベルマーク委員会で作業をしています。

福祉委員会は、5、6年生の児童(14人)の委員会活動のひとつです。

また、ベルマーク委員会は、委員長、副委員長、会計、書記の4役を含め、年度初めに各クラスから2名ずつ選出された保護者(42名)で活動しました。

 

≪校長、教頭も7年0組で協力≫

まず回収方法です。

私たちの学校では、児童ひとりひとりにベルマークを入れる封筒を用意します。

この封筒は前年度末に四役にてベルマーク収集日を印刷し作製します。

そして、4月の第一回ベルマーク委員会の時に、各クラスの担当ベルマーク委員が自分のクラスの児童のゴム印を封筒に押し配付準備します。

 

毎月、保護者のベルマーク委員がベルマーク回収袋を入れた巾着を各クラスの棚にいれます。そして、クラス担任よりベルマーク回収封筒を児童ひとりひとりに配付してもらいます。

児童達は、ベルマーク回収封筒を家庭へ持ち帰り、回収日にベルマークを入れて学校へ持参します。

各クラスには、ベルマーク回収巾着袋、カートリッジ回収袋などが置いてあります。

家庭より持ち寄ったベルマークやインクカートリッジなどをこの袋のなかへいれてもらうことにより、回収方法を簡単にしています。

 

テトラパックは、昇降口横に二箇所、回収BOXを設置しています。

さらに、近隣の店舗にはベルマーク回収BOXやテトラパック回収B0Xを配置させてもらい、回収率アップを図っています。

校長先生や教頭先生などクラスを持たない先生たちにも7-0(7年0組)回収袋を渡してベルマーク収集に協力していただいています。

 

≪児童が担当クラスから回収≫

実際の作業についてお話します。

児童の福祉委員の活動は年に11回あります。

福祉委員会活動時間の前に、各自担当しているクラスを回り、教室の入り口にかけてある回収袋を持って委員会の教室へ入ります。

 

インクカートリッジは教室入り口横にあるインクカートリッジ回収BOXのなかへ種類別にいれます。

各自席につくと巾着袋から封筒をだしベルマークの整理をします。枠よりかなり大きく切られたベルマークは枠にそってきれいに切り直します。

封筒からだしたベルマークの整理が終わると、担当クラスのベルマークをクラスが書かれた密閉袋へ入れます。

この密閉袋と個人の封筒をクラスごとにわけられた回収巾着袋へ入れます。

全クラスの回収巾着袋をベルマーク委員会のBOXにしまい、インクカートリッジと回収されたテトラパックも一緒に作業室へ運び、福祉委員会の児童の作業は終了です。

作業室に集まったベルマークやインクカートリッジは、後日ベルマーク委員会で仕分け作業をします。

 

応援団と一緒に

 

≪たまごパックに企業番号≫

次に私たち保護者のベルマーク委員の活動についてお話します。

活動は、年11回ありますが、年度初めの4月は各クラスから選出された保護者が集まり、4役を決め、1年間の作業日程を決めたり準備作業をするので、実際のベルマーク仕分け作業は年10回となります。

作業室で各学年ごとに分かれて作業をします。

担当する企業も、学年によって決めています。

 

テーブルにはベルマーク作業BOXがおかれ、回収したベルマークの枚数を数え、次に企業別に分けて点数別で台紙に貼付します。

企業別にベルマークを分ける際、たまごパックなどの容器に企業番号をはって作業の効率化を図っています。

この時、先生方から回収したベルマーク、また店舗から集まったベルマークを六等分にわけて各学年に渡して、作業を分担します。枠に沿って切り、企業別にわけられたベルマークを担当学年へ渡します。同じ学年の保護者同士がさまざまな情報交換を行い、楽しく作業しています。

ベルマーク作業BOXには、セロテープやのり、ベルマークを貼付した台紙、たまごパックなど作業がしやすくなるグッズが入ってます。

そして、ベルマークの貼られた台紙は、集計する日まで保管します。

集計は7月と12月の通常作業後に行います。

ベルマーク貼付作業時に、企業別かつ点数別に台紙に貼っているので集計作業をしやすくしています。

まず、各自がベルマークを貼付した台紙に間違いがないかチェックし、次にベルマーク委員同士で交換してチェックします。最後に四役でチェックをし、貼り間違いや計算の間違いがないよう合計3回チェックをおこないます。チェックが終了し間違いのない台紙を企業ごとに封筒にいれます。

最後に、委員長と会計で全ての会社ごとに点数を記入します。その合計を記入した書類をまとめてベルマーク財団へ郵送して集計作業は終わりです。

 

≪学年末に反省会で改善点を検討≫

ベルマークを集める意識を高めるために、各クラスにテトラパックの説明に行く日を6月に設けたり、作業室の廊下にベルマークやインクカートリッジ、テトラパックについての説明のポスターを掲示したり、学期末にはベルマークだよりを配付しています。ベルマークだよりは年4回発行、協賛会社の加入の情報や購入品の紹介、収集への協力を呼びかけています。

また、ザ・ベルマークチャレンジというクラス対抗を行い、毎月ベルマークの枚数の多かったクラスへトップ賞として賞状を担当クラスの保護者が持って行きます。児童がとても喜んでくれるので励みになります。さらに、3月には年間トップ3のクラスに賞状を渡しています。

学年末には反省会を行い、作業の改善点を話し合い次年度に生かしています。

ベルマーク委員は1年交代なので、新年度の集計作業日までは前年度の四役も委員会に参加し引継ぎを行っています。

 

各家庭から出されたベルマークやインクカートリッジ、テトラパック、および近隣の方々の協力のおかげで、大南小の27年度のベルマーク集票得点は、約12万点でした。

ラジカセや業務用掃除機など、学校生活に役立つものと交換でき、ご協力いただいた皆さまに大変感謝しております。

 

≪痛い閉店による集票ダウン≫

残念ながら、昨年ベルマークおよびテトラパックの収集に協力していただいた店舗が閉店となり、テトラパックの収集が難しくなりました。毎月だいたいテトラパックのアルミなしが2~3箱、アルミつきを1~2箱発送していたのが、お店の閉店後は毎月発送することができなくなりました。昨年11月に新たなお店に協力を依頼し、テトラパック回収BOXを設置させていただきましたが、以前のようには集まらない現状です。

今年度の4月からテトラパックの点数が1kgあたりアルミありは100点から40点、アルミなしが50点から20点に減ってしまったことは、かなり集票ダウンとなります。

今後の課題として、テトラパック回収BOXを設置させていただける店舗を増やしてさらなる集票アップをしたいと考えております。

 

お聞き苦しい点もあったかと思いますが、最後までご清聴いただきありがとうございました。

これで、大和田南小学校のベルマーク活動紹介を終わります。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=成田国際文化会館 1階小ホール

ベルマーク商品

トナーカートリッジ

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中