ベルマーク運動説明会 6月9日(木)那覇


(2016/06/17)印刷する

那覇市立さつき小学校

体験発表した那覇市立さつき小学校PTAの、右から山口里依さん、根間真弓さん、大田実香さん

 

 おはようございます。さつき小学校のベルマーク委員会です。これから発表させていただく根間と山口と大田です。よろしくお願いします。

 

≪800枚からスタート≫

 さつき小学校は那覇市の南側、小禄の小高い丘陵の緑豊かな公園のある地区にあります。那覇空港モノレールの赤嶺駅(日本最南端の駅)が近くにあり、平成12年4月に那覇市で35番目の学校として新設されました。今年度で創立17年を迎えます。

 校名は、宇栄原の地域を流れるハゲーラ川に1961年に架けられたコンクリート橋の「五月橋」に由来します。やがて川は暗渠に、橋は道路の一部へと変わりましたが、「五月(さつき)」の名はバス停や公園、本校の名称に受け継がれました。

 現在19学級があり、児童数は602人です。

 ベルマーク委員会も学校創立の当初から活動を続けています。最初はベルマークの担当者も少なく、800枚くらいしか集まらない時もあったそうです。何もわからないところから始め、他校の方からお話も伺い、回収箱作りやベルマーク通信の発行など、工夫を重ねてきたようです。私たち現委員もそれを見習って活動しています。

 保護者にベルマーク運動のことを知ってもらってから、ベルマーク活動の人気が上がり、多くの父母が活動に参加してくれます。

 

≪活動日は毎月1回≫

 それでは、私たちの活動を紹介します。

 活動日は毎月1回です。多くの父母がベルマーク活動に協力してくれるので、2班に委員を分け、当番月を決めて基本は2カ月に1回活動しています。事情があって当番月に来られなかった委員は翌月の作業に加わってくれます。

 5月に「ベルマーク一覧表」とマーク回収のお願いプリントを各家庭に配布します。これには、マークの切り方などのほか、商品そのものにはマークが直接付いていないテトラパックや使用済みインクカートリッジも点数になることをお知らせしています。

 児童が持ってきたベルマークは、各教室に置いてある回収箱に入れてもらいます。先生方には月に1度の声かけをお願いしています。収集に協力してくれた保護者の方が子どもにマークを持たせたけれど、学校に出し忘れて家にまた持ち帰ってきた、というお話があったことから、この声かけを始めました。

 

≪復活させたい、年間表彰≫

 月1回の活動日には、まず教室にある回収箱をミーティングルームに集め、箱ごとにベルマークやカートリッジを数え、それを箱に貼ってある表に記入していきます。これは、子どもたちに関心を持ってもらうために始めたことです。

 季節ごとにベルマーク通信を出しますが、その時にマークを多く集めてくれた学級を3位まで、カートリッジも3位まで紹介して「集めてありがとう」のメッセージを載せると、子どもたちはそれを読んで「自分たちの学級も紹介されたい」と思うのでしょう、マークの集まる枚数が増えました。

 歴代のベルマーク委員は年度の最後に、年間集計3位までのクラスに感謝状を書いていたそうです。これは復活させたいなと思った活動です。

 


 

 テトラパックには大小があってかさばるので、玄関に回収ボックスを置いて登校時に入れてもらっています。ボックスに「テトラパック入れ」と地味に書いておいたら、ゴミ箱と勘違いされてしまったので、間違えられないよう、少し派手に飾りました。

 テトラパックは集計月とは関係なく、10キロを超えると箱に詰めて協賛会社に送ります。これは意外に大変でした。10キロを超えるように大小のパックを詰めるのですが、かさばって封をすることがなかなかできず、謎解きのように何度も詰め直しました。今では多少強引にですがうまく箱詰めできるようになりました。

 コツは、開いて乾かしたパックは小さいものから先にきっちりと入れ、大きなパックはその上に詰め込むというものです。

 カートリッジの場合、1回では箱いっぱいにはなりません。数えながらメーカーの回収ボックスに入れます。その月に集まった数と日付を箱の上に貼った紙に記入しておき、その後の活動月に集まった数・日付を書き足していきます。箱いっぱいになると合計して送付票を書き、PTA事務の方にお願いしてメーカーに送ってもらっています。


 

≪参観日にマークつき商品を紹介≫

 集まったベルマークは切り整え、協賛会社ごとの引き出しにしまいます。活動日は午前中の2時間ほどを予定しており、時間的な余裕のあるに月には協賛会社ごとに仕分けたマークの同じ点数ごと10枚をセローテープで止める作業まで進めます。この活動時間のなかで子育てについてアドバイスをもらったり、いろいろな情報交換などを楽しんだりしながら作業しています。

 年に2回、10月と2月を集計月にしています。このときは軽食を準備して午後1時過ぎまで活動します。

 協賛会社ごとに点数を計算し、整理袋に入れていきます。枚数の多い協賛会社の計算をするときは、ミスと不公平感を減らすために2人で担当します。

 ベルマーク商品に興味を持ってもらえるよう、授業参観のときなどにマークが付いた商品やテトラパックの見本を展示して紹介しています。


 無理をせず、できるときに、できる人が、できる事を協力し合い、みんなで和気あいあいと楽しく活動しています。近年の平均点数は2万~3万点です。児童数も増えてきていますので、ベルマーク点数も増やしていけるように、現委員でもいろいろな工夫していきたいと思います。

 これまでに購入したものは、一輪車や子供たちが外遊びで使えるようにと各学級にソフトバレーボール、ドッジボール、鉛筆削りなどを購入してきました。

 

 今回の体験発表をすることで 今の活動、先輩ベルマーク委員の工夫や、他の学校の取り組みを調べたりして、非常に勉強になりました。今年の活動に活かしていきたいと思いました。子どもたちと学校のために少しでも役立てるよう、今後も活動を続けていきたいと思います。

 ご静聴ありがとうございました。

 


 

活動の大道具、小道具を見せながら説明
説明会が終わると、発表したさつき小には質問が次々と

 

(写真をスクリーンに投影して説明)

=那覇市久米2丁目の沖縄県青年会館・2階大ホール

ベルマーク商品

焼おにぎり

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中