ベルマーク運動説明会 6月7日(火)久留米


(2016/06/17)印刷する

久留米市立合川小学校

(右から)平田誠さん、林田早由美さん、内田ひとみさん

作業前日には校内放送でマーク持参呼びかけ

 こんにちは。福岡県久留米市立合川小学校です。よろしくお願いいたします。(①)

 

 久留米市は福岡県の南部にあり、医療、ゴム産業などが有名です。(②)

 合川校区は久留米市の北部で筑後川に面しており、東西のちょうど真ん中の位置にあります。(③)

 7世紀、久留米市は「筑後国」と呼ばれており、合川町一帯はその国府が置かれていたことで知られています。当時の政治・経済・文化・交通などの拠点として栄えた「筑後国府」は約500年間にわたって続いたそうです。(④)

 平成8年には国指定の史跡になっています。(⑤)

 合川校区は、農業の盛んな田んぼしかない町でしたが、市の交通事情により国道バイパスが約30年前に開通しました。校区には高速道路・久留米インターもあり、周辺に商業施設が立ち並び、いまでは田んぼはわずかしかありません。

 住宅も建ち並び、買い物などにはとても便利な町になりました。久留米一の賑わいとなっています。(⑥)

 筑後川に隣接し(⑦)、町内には百年公園(⑧)や久留米野球場(⑨)、そして総合庁舎や、となりの町には石橋文化センター、市民図書館、中央公園、市民プール、青少年科学館、鳥類センターもあります。

 

 施設など便利な半面、週末や大型連休にはかなりの車で大渋滞、平日も町内の小さな道が渋滞の抜け道となっており、通学路は安心できない状態で、朝の登校指導は必要不可欠なものとなっています。

 

≪目標は毎年10万点≫

委員、協力員は120人

児童数は市内で4番目に多く、750人前後です。校区人口も市内で4番目です。今年で創立138年になります。

 今年度の合川小学校の教育目標理念は『あいさつ、そうじ、自主学習』! 相手との関わりを大切に、何事にも自ら一生懸命に取り組み、最後まであきらめずにやり遂げようとする子どもの育成を目指しております。(⑩)

 PTAの組織は、執行部を頭に学年、安全、教養、広報、ベルマーク、地域の委員会で構成されています。特別委員会として、県事業のアンビシャス委員会、父親委員会があります。

 主な行事は、校区のお祭り「あいかわサマーフェスタ」出店、運動会では保護者競技、ふれ愛文化祭バザー出店、市の事業「ゆうゆう教室」を年2回行っています。(⑪)

 

 では、合川小のベルマーク活動の紹介に入ります。

 活動を始めたのは1981年(昭和56年)度からです。前年の活動は廃品回収を行っていたようです。当初はベルマークのほか、ロータスクーポンや使用済みテレホンカードも集めて、それぞれに必要な物品に交換していたみたいです。

 4月中旬に保護者の役員決めを行い、各クラス1名の委員と4名の協力員を決めます。各学年4クラスありますので、1学年で20人。学校全体で120人となります。(⑫)

 5月の総会では委員長が年間の活動計画を発表します。毎年ベルマーク10万点を目標に掲げております。そのあと、1回目の収集協力のお願いのプリントとベルマーク一覧表を配布します。

 回収ボックスは校長室前の廊下、各教室、コミュニティセンターに設置しており、校長室前はおもに先生と保護者、教室は児童、コミュニティセンターは地域の方々が利用されています。(⑬⑭)

 ベルマークを入れようという児童の行列もできます。(⑮)

 

≪集まりが悪いときには臨時でプリント≫

 1、2年の学年では、新しいノートを使う子どもたちに、その場ではさみで切って収集箱に入れたり、シールを貼ったりしています。先生にも大変協力してもらっています。(⑯)

 協賛会社のショウワノートのポイント上位に入ると、本をたくさんもらえます。わが校も2回ほど九州上位に入り、表彰状と本をいっぱいいただきました。2015年度も九州3位となり、表彰状、本をもらえるようです。

ショウウワノートのシールを貼った過去のシート(⑰)と、現在のシートです。(⑱)

 集計作業は月1回、学校の空いている会議室を借りて行っており、担当は役員、学年で分けています。委員長さんは毎回参加しています。

 1回の作業時間は2時間程度で、各回収ボックスから集めて、ベルマーク作業ボックスを使用して端を切り取り、協賛会社ごとに仕分けして、同じ点数を10枚ごとホッチキスでとめています。(⑲⑳㉑)

 テトラパックは点数が高い商品です。開いて洗って乾かしてと作業工程は大変です。点数が高いのでたくさん集めたいのですが、保護者の方々に無理を言うのもなかなか難しいので、自然と集まった分で納得しているところです。

 テトラパックは10キロ以上で送らないとだめなので、はかりで計って専用の段ボールに入れて送ります。(㉓㉔)

 作業日ごとにベルマーク財団へ発送しており、送るのは学校事務員さんにお願いしています。集計ミスを修正された集計表が財団から返送されてきますが、あまり気にしてないみたいです。財団の方にはご迷惑かけております。(㉕)

 ベルマークの集まりが悪い時には、臨時で協力依頼のプリントを何回も配布する年もありますし、安心メールを活用するときもあります。

 また、放送委員会の児童が集計作業の前日に校内放送で「明日はお母さんたちが来て集計作業するよ~。みんな明日もってきてね~」と案内もしています。

 年度末の3月には反省会を行っていますが、特別意見はあがらないみたいです。

 合川小学校PTAでは1児童1役をルールとしており、協力員は年1回のみの参加となっています。

 他の委員会協力員になっていて参加できていない方は、年度末まで活動しているベルマークの集計作業に割り振られていて、会員は必ず年1回の参加をしていただくようにしています。

 

≪物品以外にも得るものが≫

 ベルマーク活動で得られるものは、PTA会費を補うためさまざまなものを購入できます。わが校でもPTA役員や先生と話し合って、毎年必要なもの、例えばテントや長机、パイプいす、ボール、デジタルカメラなどを購入しています。

 過去の合川小学校ベルマーク点数の推移をご覧ください。(㉖)

 わが校では、これといって特別な取り組みをしているわけではありませんが、毎年、点数が多いか少ないかはどうあれ、児童、先生、保護者、地域の方々の協力によってこのベルマーク活動が長きに渡って継続できております。

 この長い歴史のおかげで自然と点数が集まっているのかなと感じています。

 ベルマーク運動の目的は、一つはそれぞれの単Pで設定されていること、もう一つは、さまざまな援助活動のためだということに、PTA会長としてもっともっと理解や関心を深めてもらえるよう発信しなければならなかったと反省しているところです。

 点数を多く集めてたくさんの物品を購入できるだけではなく、それ以外にも得られるものがあります。子どもたちが友だちをつくり、学校生活を楽しんでいけるように、保護者の方々にもベルマーク委員会を通じて子ども、学校、地域の情報を交換して、より良い学校生活を送っていただきたいと思っています。

 

 ご清聴ありがとうございました。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=福岡県久留米市城南町の久留米商工会館・5階大ホール

ベルマーク商品

プチチョコチップ

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今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中